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闇からの襲撃


ユックルの首都ユンガイナにある宿の一室にて、三人の女性がパンをかじりながら会話を交わしている。


「結局来ませんでしたねー。どこ行っちゃったんでしょう?」

「むぅ……いつになったら取り戻せるのだろう。このままでは埒が明かない」

「かといっても焦りは禁物ね。何しろ相手はあの黒騎士エルカ、ちょっとやそっとのことで倒せる相手ではないわ」

「う~ん、やっぱり私…ちょっと怖くなってきたかもぉ……」

「何を言っている!こうしている間にも殿下は辛い目にあっておられるのだ!我々は命を賭してでもとりもどさなければならないのだ!」

「そうねぇ……、確かにこれ以上長引くと路銀が心もとないわ。そうなると貴重なアイテム類を手放さなければならなくなる、それだけは何としても避けたいところね」

「わ、私がもう少しお役にたてれば……」

「貴女には期待してない」

「そんな~~!!うぅ、せめてもう一人くらい仲間が欲しいですぅ~」

「仲間ねぇ…発想自体は悪くないけど、信用できる人じゃないと…。それに、普通の徒歩のクラスじゃダメだわ、私たちに今必要なのはあの二人を素早く発見できる機動力よ。騎兵雇うお金だってありはしないわ」

「どうしたものかな………」


酒場と言えども、陽の高いうちはあまり人はおらず、いたとしても昼間からひとりで酒を飲むろくでなしか、安い飯で空腹を満たそうとする冒険者くらいしか見えない。また、こういったところではたまに仕事依頼(クエスト)が張り出されていることもあるのだが、どうやらどれもロクな案件(もの)がないらしく、たまに誰かがふらっと掲示板を見てもしばらく眺めた後にとぼとぼと立ち去っていく姿が見られる。


「ん、あれは……?」

「どうした?」


そのとき、三人のうち、よれよれの白い上着を着た桃色短髪の女性が、何かに気が付いた。彼女の視線は、今しがたこの酒場に入ってきて、依頼掲示板を確認している少女を指している。


「あの子が腰に吊下げてる紋章飾り…飛竜騎手(ドラゴンライダー)の証じゃない。

仕事依頼を探しているのかしら?でも、飛竜騎乗手だったらこんなところで仕事を探さなくても、引く手数多なんじゃないかしらね……何か訳があるのかも?」


気になった彼女は、その少女に声をかけることにした…。












場面は変わって、ここはユックル首都ユンガイナから西に向かう道。西の大国コルプラントへ向かう主要幹線道路からやや外れ、北西に向かって伸びている道で、標高の高い山に囲まれた渓谷を抜けて、半島国家ノーリッジまで伸びている。


春も半ばを過ぎたというのにまだ肌寒い峡谷を歩くエルカとクライン。

二人は、この道を抜けて先述のノーリッジに向かっている。予定としては、ノーリッジから船に乗って海からさらに西を目指すつもりらしい。

ひたすら西へ、ゴーウェスト。



「ちっ……………このパン、硬すぎて喰えん。日にちが立ち過ぎていたようだ」

「ハズレだね。いっぱいあるパンの中でそれを手に取るなんてツイてないねぇ…。

っていうかエルカでも噛み切れないなんて相当固くなってるんじゃない?」

「お前は私の歯をなんだと思っている」


歩きながら齧ろうと、エルカが袋から取り出したパンは滅茶苦茶硬くなっていた。

その硬さたるや、噛もうと思えばかなり硬いものでもかめるくらい丈夫なエルカの歯をもってしても、文字通り歯が立たないという頑丈さ。ここまで硬くなってしまうともはやナイフすら通さないため、どうしても食べたいならスープなどに浸す必要がある。


「まあいい、いざとなったら敵にでも投げつけてやろう」

「あまり食べ物を粗末にしない方がいいんじゃ……」



そんなことを話しながら歩いていると、エルカがふと上空を見上げる。


「飛竜の群れか。ユックルならではの眺めだな」

「いいよねー飛竜は。あんなのに乗れたらさぞかし楽だろうなー。それに偵察に奇襲に物資の運搬に、あーぁ…新しく国を作ったらドラゴンライダー部隊が欲しいなー」

「しかし育成には金がかかるそうだが」

「一人でもいいからほしいなぁ~」

「子供かお前は。……ああ子供か」



たわいのない会話を続けている二人だが、エルカはずっと空を見上げたままだ。

彼女の視線は、空を舞う一匹の飛竜にだけ注がれている。


(気のせいか?あの飛竜はこのところ何回も見ている気がする。単にここがあれのテリトリーなのか、それとも………)


そういえば、国を飛び出してからもう15日以上経つ。結果はすぐに出るものではないが、威勢よく国を飛び出した時と比べて自分たちが新天地で国を作ろうという気概が徐々に薄まっているような気がする。それよりも、クラインと共に旅をしているだけでも十分楽しいとさえ思えてきていた。自由の身であることの解放感が心地よい。いっそのこと、どこか気に入った土地についたら適当に住居を構えて二人きりで暮らすのも悪くはないかもしれない。



だが、忘れていたころに、

気を引き締めなおさせるようなことは起きるものである。






「ん?あれは……?」

「ちょっとエルカ…なんか怪しいのがいる」


谷底へ続く暗い道の先に、黒いローブを目深に被った魔術士らしき人々が行く手をふさぐように待ち構えている。その数およそ20名。その中で、真ん中にいる小さいながらも黒いゴシックリータ姿の少女からは、クラインにすらわかるほどの強烈な魔力が感じられた。明らかに只者ではない。



「―――――もし、あなたがエルカさぁん?」

「その通り。貴様らはなぜ道をふさいでいる?早くどいてもらおう」


少女の問いに素直に答えるエルカ。すると少女は、口元を微笑みでゆがめ…


「うふふ………みぃつけたぁ♪悪いけどぉ、しんでもらうわぁ♪うふふ………うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ♪」


まるで闇の底から響くような気味の悪い笑い声。それと同時に、彼女をはじめとした魔術師たちの足元にどす黒い魔法陣が無数に広がってゆく。



「ふん、召喚術士か。ヤワな召喚獣で私を止められるとは思わないことだな」

「エルカ!気を付けて、こいつら普通の召喚術士じゃない、暗術士だ!闇魔法に気を付けて!」


ここで解説。術士と一口に言っても、その種類は扱う魔法によって違うため、膨大なクラスがある。その中でも、召喚術士というのは契約した魔獣を召喚して、自身は一般的な理系の術(火氷風木土雷)を使うのだが、暗術士というのは主に闇属性の術を繰り出し、アンデットを召喚するという。ただ暗術士は、魔族が支配する地―魔界で生きる人間しかなれないクラスでもあり、普通の地域では滅多に見られない。しかし、そんな奴らがなぜこんな山奥に出てきたのだろうか…



「確か…暗術は威力もさながら、当たると様々な状態異常を引き起こす厄介な魔術だったな。」

「エルカ!一旦後ろに下がるよ!」

「なに、逃げるのか?」

「いいから早く、僕にいい考えがあるから!」


エルカは、クラインの言葉に従って、きた道を戻って敵との距離を取る。敵の術士たちが生み出した魔方陣からは、次々とスケルトンやらゴーストやらなんかよくわからない異形やら、まるでお祭り騒ぎのようにワラワラワラワラと湧いて出来ている。おそらく術士一人に対して、十体分くらい湧いて出てきているだろう。あっという間に谷間の道は闇の軍勢に支配されたのだ。



「どうするんだクライン、どこまで逃げればいい?」

「もう少し……敵を引き付けるんだ。確かにあの数が相手でもエルカにとっては苦でもないかもしれないけど、あの召喚魔獣たちの海をかき消すのに必死になってるうちに、暗術を避けられない可能性もある。けれども、所詮は召喚魔獣…あいつらは知能が低いから何も考えずに僕たちの方に向かってくるはずだ」

「……そうなれば、距離が稼げれば奴らの足並みも乱れ、各個撃破できるわけか。

なるほど、それならあいつらを一掃するのも簡単だな!」


クラインの読み通り、召喚された魔獣たちは何も考えずひたすら二人を追ってくる。しかも、この道は坂になっているせいで速度の差が大幅に開いてしまうため、はじめは固まっていた敵の大軍は徐々に隊列を細長くして来ていた。しかも距離があるせいで闇魔術の攻撃はエルカに届かない!


「よーし、反撃開始だ!クライン、そこで待っていろ!」


まんまとクラインの策に乗せられた彼らに、エルカは猛烈な勢いで攻撃を開始した。彼女が振るう長柄斧は、脆い召喚魔獣たちをまるで草を刈るかのように薙ぎ払い、確実に敵の数を減らしていった。魔獣召喚の有用性は何と言っても数の暴力であり、召喚された魔獣たちの強さはたかが知れている。固まらずにぞろぞろ歩いてくるだけの物など、エルカにとっては敵にすらならなかった。


効率よく刈り取るため、坂道をジグザグに走りながら敵を殲滅していく。暗術もぽつぽつ飛んでくるが、そもそも暗術は命中率が低いため回避することは訳ない。術士たちとエルカとの彼我の差はあと30メートルほど……いよいよトドメだと、エルカはさらに速度を上げようとした。


――だが何かおかしい


(なんだ?笑ってるだと……?)



頼みの召喚魔獣がかき消され、自身が危ういと思うはずなのにゴスロリ少女術士は不敵な笑みを浮かべたままだった。直感で違和感を覚えたエルカは、その場で自分にブレーキをかける。


まさにその時であった!




「うわあああぁぁぁっ!な、なんだこれえぇぇっ!?」

「クライン!!」


待機していたクラインの足元から、濃い紫色の闇が広がる。慌てて前のめりになって逃げようとしたクライン。だが、先ほどまで足元だった場所から何本もの濃い紫色の触手が出現、瞬く間にクラインの足に絡みつき、彼を空中へと持ち上げたのだ。そして触手の根元からは、とりあえず気色悪いとしか形容できない単眼の魔獣が姿を現す。


(くそっ…奴らめ、本当の目的はクラインか!ここから間に合うか?)


『ビヒイィィィィィィィィ!!』

「き、気色悪い!離せって!なんか生臭いんだよお前!」


このままではあと数秒でクラインは魔獣に取り込まれてしまう、そう感じたエルカは一か八かの攻撃に出た!


「させるかああぁぁぁぁぁっ!!」


危機という物を感じたのはいつ以来だっただろうか――


エルカは今まで見せてきた余裕をすべて消し去り、本気の本気を出す!彼女が持っている長柄斧を、助走をつけながら触手の魔獣めがけて放り投げたのだ!長柄斧は、まるで長弓から放たれた矢のようなスピードで飛翔し、1秒も経たない時間で敵の体に突き刺さる!



『ミギャアアアァァァァァァ!!』


必殺の一撃を食らった触手の魔獣は、堪らず触手からクラインを放し、ずぶずぶと足元の闇から逃げるように退散していった。一度空中に放り投げられたクラインであったが、地面に落下する前にエルカの腕に受け止められた。



「怪我はないかクライン」

「あ……うん、ありがと…」

「目を離した私が悪かった、今後はお前を背負って戦う。乗ってくれ」

「それはいいけどエルカ……武器が!」

「む………」


今度こそクラインを見失わないように、彼を背中に括り付ける。だがエルカが持っていた武器は、先ほどの魔獣が闇に沈む時になんと体に刺さったまま持ち逃げされてしまったようだ。エルカはこの先素手で戦わなければならないようだ。


「どうしよう、一応短剣なら僕が持ってるけど……」

「いらん。あんな奴らこの身一つで十分だ」


「うっふふふふふ♪ざーんねーん、もーちょっとだったのにぃー♪じゃーあぁー、つはこの子とあそんでみるぅー?」



再び少女術士が漆黒の魔方陣を展開する…しかも大きさは先ほどのよりも一回り上だ。そして、魔方陣から召喚されたのは、漆黒の鎧を身にまとった巨人だ。

その大きさは優に3メートルを超えるだろう…まるでエルカのように全身黒一色の鎧に覆われ右手には身長の半分ほどもある大剣を握り、左手で長方形の楯を構えている。その姿は、カルディア聖王国の精鋭兵『ホプリタイ』を巨大化したかのようで、頭にかぶっている兜には金色に輝くモヒカン型の羽毛飾りがその雄姿を引き立てている。



「ちょっ……ガーディアン召喚とか…、聖軍でもないのにできるの!?」

「はっはっは!面白い、叩き潰してくれるわ!!」


強敵を前にエルカは、怖がるどころかむしろ嬉しそうに笑っていた。


「しっかり掴まってろよクライン!舌をかまないように気をつけろ!」

「うふふふふふふ♪やっちゃいなさぁい♪」


エルカは、クラインを背負ったまま鎧巨人に向かってもうダッシュしていく。対する鎧巨人もエルカを叩き潰すべく、大剣を大きき振りかぶる。このまま殴り合いになる……かとおもいきや!



「くらえっ!」


鎧巨人の剣を躱した直後、エルカは懐から何かを取出し、敵に投げつけた。投げつけられたものは、剣を振るった直後で硬直している鎧巨人の頭部に命中!


ガシャアァン!


物凄い音を発して鎧巨人の頭部パーツを粉微塵に粉砕したのだ!頭部を失ったことでコントロールを失った鎧巨人は、ふらふらした後自らの体重を支えきれずその場に崩れ去った。あれほど硬そうに思えた敵は、一瞬にして戦闘不能にされてしまったのだった。


「さあ!次は貴様らの番だ、覚悟しろ!」


後は術士たちを倒せば終わり…、そう思っていたのだが、いつの間にか敵の術士たちは一人残らず消えていた。エルカは念のため、あたりを警戒しながら気配を探るが、もうここにはいないことだけは確かなようだ。恐らく先ほどの敵は彼女たちの逃走の時間稼ぎに使われたのだろう。



だが、何はともあれ戦闘に勝利した。



「ふん……逃げたか。惜しいことをした」

「あー………やっとおわったぁ…。それにしても…あのガーディアンを一撃で倒すなんて、一体全体何を投げつけたのさ?」

「何を投げたかって?さっき食おうと思って食えなかったあの激堅パンだ」

「ああ…、本当に敵に投げたんだね。しかし……本当に見ててすごかったな、あの召喚魔獣の大軍を一人で打ち破るなんて……」

「ふっ、まあな(ドヤァァァァァァァァァァァァ)」

「その顔やめてよ、尊敬の気持ちが全部台無しだよ!それに、もう少しで敵に連れてかれるところだったし…」

「あっはっはっはっは、すまん!(^ω^)」

「本当に全くもう………、だけど僕にとってエルカだけが頼りなんだから、頑張ってくれないと困るよ!」

「望むところだ」

「それと……武器がなくなっちゃったんだけどどうするの?」

「これを使おう、奴にはもう要らんだろう」


愛用の長柄斧がなくなってしまったので、とりあえずガーディアンが持っていた大剣を戦利品としてもらうことにした。






その後も、奇襲を警戒しながら谷間の道を歩いていくが、再び彼女たちが襲ってくることはなかった。常に敵襲に気を付けながら進む生活に、流石のエルカもやや疲れを感じてきたが、クラインの前では決して弱音を吐くことなく、いつも通り余裕の態度で進んでいった。


そして、襲撃のあった日からさらに5日が過ぎ…



「お!見てエルカ、国境の標識だ!こっから先はノーリッジだよ!」

「ああ、ようやく山だらけの国を抜けたな。後は港町を目指すだけか」


村や町がほとんどない山岳を歩き続け、ようやくユックルとノーリッジの国境にたどり着いた。今見えている切通しを抜ければその先に国境の町が見えるはずだ。この先はもう危険地帯はそれほど多くない、意気揚々と進もうとする二人だったが…



「ん!?」



ヒュン  ヒュン  ヒュン



ボフンッ!!



崖の上から何かが投げつけられるような音がしたと同時に、その投げつけられたものが二人の目の前で破裂。そして、破裂したモノから大量の白い煙が吹き出し、あたりの視界を一瞬で真っ白に染め上げてしまった。


「ゲホッ、ゲホッ!なんだこれは!?」

「……えっ、ちょっ…待った!これってもしかして!?」


煙で一瞬咳き込むエルカ。そして、この攻撃に何か心当たりがあるクライン。


「―――っ!クライン、伏せろ!」

「わあっ!?」


エルカによって無理やり屈みこませれたクライン、そしてその直後にエルカの周りにさらに何かが投げ込まれると、それらは轟音を立てて破裂し、爆風を巻き起こした。この攻撃でなぜかクラインは全くダメージを受けなかったが、エルカは不意打ちを食らってしまいた将のダメージを受けてしまった。


この日、エルカの記念すべき初ダメージが記録されたのだった。

だが、攻撃はまだ終わらない。今度はエルカの体に、何かが巻き付いたのだ!


「ちっ、なんだこれは……縄!?」


巻き付いた縄を無理やり破ろうとするが、ビクともしない。しかも、この縄はどこかで見覚えがあった。


「これはまさか――――」


「殿下、今お助けします!はあぁぁぁぁっ!」


そこに、真っ白な視界の外からエルカに向かってくる者がいた。しかしエルカは、視界が遮られたとしても、自分に向かってくる気配をしっかり捉えていた。腕は縄によって縛られており、自由に動くのは足と頭だけで、武器は持てない。だが彼女にとっては、動くだけで十分であった。



「舐めるな!くらえっ!」


ドゴォッ!


「がはっ!?」


剣を振りかぶる人影に、エルカは強烈な頭突きをお見舞いした。彼女の頭が、敵の腹部にめり込む!このような反撃を想定していなかった敵は、後ろに吹っ飛ぶと、あまりの痛さに武器を手放してしまう。その隙を見逃すことなく、エルカは敵が持っていた武器を蹴飛ばして遠くに追いやり、武器を拾おうとした敵の手の甲をそのまま踏みつけた。



「うわあぁぁぁっ!?」

「誰かと思えば貴様はあの時の…。貴様生きていたのか」


「アンゼリカ…!?」



襲撃者の意外な正体に、エルカもクラインも驚きを隠せなかった。


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