表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/10

越境

 季節は春も半ばを過ぎようとしている頃、今日もグランフォード大陸中央地方は雲一つない快晴だった。

 見渡す限り長閑な自然が広がる大地には花が咲き、小動物たちが伸び伸びと躍動する。ここを支配する国が先日、隣国の襲撃を受け、あるいは竜にすべてを奪われたのは何かの勘違いではないかと錯覚するほどに、平和そのものの光景が広がる。


 そんな風景の中、土が露出しているだけの一本道を、僕とエルカさんは馬車を走らせる。

 僕たちは、昨日ミハエルバッハの町で件の偽装事故を行った足で、即座に奪った馬車で西へと向かう。これからミラーフェンの隣国であるユックルの国境を越えるつもりだ。山道に入る前の平坦な道で、なるべく急ぎたい。追っ手が来ようとエルカには追い返す自信はあるが、来ないならそれに越したことはない。


「そろそろ次の町か?」

「うん。次のキルトハイリンゲンの町が、この国とユックルの国境までにある最後の町だよ。そこを通過すると、すぐにユックルの山岳地帯に突入することになるね」

「山を越えるとなると……馬車ではやや厳しい。途中で放棄せざるを得ないだろう。どのみち馬車が通れるような道は追手が嗅ぎ付ける可能性がある。ま、もっとも追っ手が来たところで私が軽く全滅させてやるけどな」



 僕たちがキルトハイリンゲンの町に着いたのは、その日の午前のことだった。

 ミハエルバッハの町からここまで、多少休憩しているとはいえノンストップで来たせいか、ちょっぴり疲れた。

 僕は馬車の中で少し寝ることができたけど、エルカさんは殆ど不眠不休だ。

 暫くこの町で体を休め、荷物の整理をした後に国境を越えることにしよう。いくらエルカさんが強いと言っても、人間の体にはいつか限界が来るから過信は禁物だ。



「この町も、もぬけの殻か」

「竜たちが攫った人たちが無事だといいんだけど」


 キルトハイリンゲンの町は、周囲の村落で養蚕が盛んなことも相まって、絹織物の産地となっている。所々から染料特有のやや鼻につくにおいが漂い、所々に天日干し用の竿が見えている。もともといた住人はだいたい400人程度で、宿屋などの施設もある程度は充実している。

 僕たちが向かったのは宿屋だ。当然誰もいないので、勝手に使うことになる。



「たのもーっ!」


 エルカさんは、ドガシャーンと大きな音を立てて、宿屋の扉を蹴飛ばして強引に開く。


「ちょっとちょっと、何も扉を蹴破らなくてもいいじゃないか」

「鍵が掛かっていた。しかし残念ながら私はピッキング技能も開錠の術も持ち合わせてない」

「なんか……先が思いやられるなぁ。貴女なら城門すら蹴破りそうだし」

「まあな」


 そこは否定しないんだね…………


「――――む?待った、クライン。」

「どうしたの?」

「……人が生活していた気配がある。つい最近まで……な」

「はぁ?」


 宿屋に入ると、エルカさんはつい最近まで人が生活していた痕跡を見つけたようだ。当然、僕には全く分かるはずもない。いったいどんなからくりがあるというのだろう?


「しかもこれは一人じゃない。二三数人いるな。しかしこの宿が荒らされた形跡はないし、目ぼしい小物類は殆どないが家具自体はほとんどそのままだ。ふむ、ひょっとするとこのあたりの盗賊が住民がいないのをいいことにここを(ねぐら)にでもしているのだろうか」

「なんでそんなことまでわかるの?」

「くずかごに生ごみが入っているだとか、水瓶の縁に水滴がついているだとか

いろいろあるが、それよりも感じるんだ。人が集まっていた気配というのが」



 エルカさんが言っている人が集まっている気配というのは、たぶん生命が纏うオーラなどの残りなんだろう。

 生物は長い間そこにとどまるほど、そういった「ここにいた(あかし)」を無意識に溜めていると言われている。家具類があまりなくても、人の温かみを感じる場所もあれば、立派な調度品に囲まれていても、あまり立ち入らないせいでどことなく寂しい雰囲気の場所もあるのは、人が纏うオーラの残量を感じてるから…………いつか読んだ本にそんなことが書かれていた気がする。


 ただし何の術力も持たないエルカさんは、単純に気配として察知することしかできないけど、ある程度の精霊術士や呪術士ともなれば、この気配を術を使ってより具体的に分析することも可能かもしれない。



「まあいい、適当な部屋でしばらく横にならせてもらおう。これから野営が続くとなれば、体力も回復しにくいだろうからな。クラインもしばらく寝ておけ。これから毎日殆ど夜間行軍だ」

「あーあ、生贄よりかましとはいえ、夜逃げ同然の逃亡生活なんて……」


 適当な部屋に入ると、僕たちは荷物をおろしはじめる。


「嫌だといっても逃がさないからな。お前と私はこれから先、一蓮托生なのだからな」

「一蓮托生って何か違う気がする……」

「細かいことはどうでもいい。私は寝る。適当に寝たら何か食べて再出発だ」


 エルカさんも鎧を脱ぐと、服のままベッドに横になりそのまま寝てしまった。


「はぁ……僕もとりあえず寝るか」


 僕も別の部屋で寝ようと、部屋から出ようとしたが――


「待て」

「へぁっ!?」

「どこに行く気だ」


 寝てるはずのエルカさんから声をかけられた。

 驚いて振り返ると、どうやらエルカさんは目を閉じながら声をかけてきたらしい。


「なぜ僕が外に出ようとしているのか分かるの!? 貴女は瞼の外にも目がついてるんですか!?」

「足音で分かる」

「……あなたは本気で寝る気あるんですか?」

「……? 普通に寝てるじゃないか」


 きっとこの人は、寝てる最中に襲われないために、寝ているときも気配察知をしているんだろう。常在戦場って疲れないのかな?


「それよりもだ、いつどこで敵が襲ってくるかわからない以上、迂闊に私の傍を離れるな。いくら私が強いといってもカバーできる範囲があるからな。勝手に歩き回るなよ」

「言いたいことは分かるけどさ、僕が寝る場所がないじゃん。それとも椅子で寝ろとでも言うの? そりゃないよ」


 この部屋……というかこの宿屋は一人用の部屋しかない。そのためベットは基本的に一つの部屋につき一つだけ。後はイスとテーブルがあるだけだ。


「だったら私の横で寝ればいい。スペースは十分空いてるぞ」

「えー……」

「なんだ、私では不満か?」

「貴方の隣に寝たら、下手すれば寝ぼけて握りつぶされそうで怖い」

「相変わらず口だけは達者だな……。ほら、とにかくこっちこい」


 うぅ……僕って男として見られていないんだろうか……。普通女性は、よっぽど気を許した人以外は、異性を同じ部屋にすら入れたがらないはずなんだけど。


 でもまぁ、エルカさんが気にしないっていうなら大丈夫かな。僕は「失礼します……」と言いながら、恐る恐るエルカの横に寝転がった。「やっぱりナシ!」と言われてベットから吹っ飛ばされることも覚悟してたけど、どうやらその心配はなさそうだ。

 昨日から夜通し駆け抜けてきたせいで疲労が重なっていたこともあり、安物のベッドの質感がこの上なく快適に感じた。






 正午を少し過ぎたころ再び起床した。

 おなかが空いたので、台所で何か食べ物はないかと探してみる。しかし食材はすべて持ち去られてしまったようで、倉庫には何もなかった。他の建物も適当に探ってみたものの、結局食料は何もないことが分かった。しかたがないので馬車に積んである携行食糧で腹を満たすことにする。


「不味いなーこれ。あの傭兵たちこんなまずいモノ食べてたのか」

「今のうちに慣れておくんだな。当分は狩りでもしないとロクなのは口にできないぞ」


 これから先の生活がどれだけ不便なものになるかと思うと、ため息しか出ない。しかしこれも自分が選んだ道だ、文句は言えない。



「それはそうとクライン。――――どうやら、私たちは何者かに監視されているようだ」

「なんだって!? ど、どこに!?」

「どこからかは分からない。だが、視線を感じる。」

「き、気のせいじゃないかな? 神経をとがらせすぎだよきっと!」

「まあ私たちに危害を加えなければ、こちらから仕掛ける必要はないのだがな。しかし妙だな…………手出しをされる前に荷物を纏めて出発だ。馬車は適当ばらしてそのあたりの家屋に放り込んでおこう。馬は野生に返してしまえ」


 馬車の中にあった物資を分別し、必要な分だけバッグに詰め込んで持っていくことにする。重要なのは食料と水、念のため予備の武器も持っていく。持っていけない分は、馬車を壊した残骸と一緒に処分した。かなり粗末な痕跡末梢だが、数日だけでも足止めできればこちらのものだ。







 僕たちはキルトハイリンゲンの町から西に進み、ミラーフェンとユックルの国境を越える。

 通称「山岳国家」と言われるユックルはその名の通り国土の大半が山岳地帯であり、人間が大勢住めるような平地が少なく、広い道もほとんどない。そのための農作物は殆ど他国からの輸入に頼っており、交通の便が悪いため商業はあまり発達していなかった。

 しかしほかの国にはない強みとして、鉄や銅といった武器の素材になる資源から、金や宝石と言った贅沢品が大量に産出するため、それらを輸出することで国庫収入の大半を賄っているという。

 軍隊も自国でとれる鉱石から作られた強力な武器で武装し、一般人も他国へ出稼ぎのため傭兵になるなど、周辺国に勝るとも劣らない軍事力を要している。中でも、高地にすむ飛竜を飼い慣らし、騎乗する飛竜兵はこの国随一の精鋭と名高く、地形が複雑なことも相まって周辺の大国もこの国と積極的に戦おうとはしない。


 キルトハイリンゲンからユックルに入る街道は二本あって、そのうちの一本は北上しながら谷間を通り、ベリサルダとユックルを結ぶ大街道、通称「穀物の道」へと合流するルート。

 もう一本はユックル最大の湖――ウントロイ湖を経由してユックルの首都ユンガイナへと抜けるルート。

 ユックル国内を抜ける距離は圧倒的に後者の方が短いけど、同時に起伏も多く道が細いルートでもある。ただし、ウントロイ湖まで出れば最悪ユックルを通らず川を下ることで、ユックルの南西に位置する大国コルプラントに入るという選択肢もあるし、更に下ればそのまた更に南の国ハインケルに行くということも可能だ。


 話し合いの結果、まずはウントロイ湖を目指すことにした。



「ここからウントロイ湖までは一日足らずで行けそうだ。ただし湖畔の町セシーまではさらに三日は歩くだろうな」

「ぜぇっ……ぜぇっ…………ま、まって、少し休憩してもいい?」

「なんだ、もうばてたのか。体が鈍っている証拠だ」

「そんなこと言われても……」


 ある程度きつい道のりだってことはわかってたけど、まさかここまでとは思わなかった。


 キルトハイリンゲンからウントロイ湖につながる道は距離は短いものの、標高差600メートルもの山道を登らなければならない。当然道は舗装されておらず、二人が並んで通れるかどうかという道幅の狭さ。野外活動に慣れているとはいえ、体力はあまりないクラインにはかなりきつい道であった。


「そもそもこっちの道がいいといったのは君だろう?」

「そりゃそうだけど……」

「まったく、これが実際の戦場だったらどうするんだ。予定通りに兵士が行軍で着なきゃ困るだろう?」

「………ああ、その通りだ」


(前にもあったなこんなやり取り―――)


 疲労困憊の中で、僕は師匠(せんせい)とのあるやり取りを思い出した。

 それは確か、勉強がよくできたご褒美として、首都の近くの好きな場所に連れて行ってくれるって約束してくれたんだっけ。


 そのころ僕は、海を見たことがなかったから、どうしても海に行きたくて、意気揚々と海を見に行く計画を立ててみた。ところが、師匠に計画書を見せたら、鼻で笑われてしまった。


『なに、海に行きたい?』

「うん! 近いところだと、ここならば一日で帰って来れるでしょ!」

『ほうほう、それでどこに………おいおい正気か? このあたりは崖しかないぞ』

「えっ!?」

『人が泳げるような海岸はここかここか、このあたりしかないからな。お前そんなことも知らずに行く気だったのか』

「だって、行ったことないからどんな場所かなんてわかんないもん」

『気持ちは分かる、だがもしこれが軍の行軍だったらどうする? 上陸しようとしたら崖だったとかシャレにならないぞ。知らない土地に行くときには、必ず事前に周囲の地形を出来るだけ確認しなきゃだめだ。行ったことのない土地であっても、人に聞くとか、地形図を用意するとかして情報を集めるのが大切だ。人間の足は、なるべく水平の場所しか歩けない。無理に歩かせても疲れ切って本来の目的を達せないということもある』

「あう…………

『実際に失敗して学ぶこともあるだろうが、失敗してからじゃ遅いってこともある。十分気を付けるんだな。また一つ、師匠から学ぶことが出来たな!はっはっはっはっはっは!』


 …………今思うと、人質の僕にできることは限られてるってわかってるのに、なんか理不尽だ。けど、イワンとしていることは分からないでもない。


 仮に僕がユックルを攻める際に、このルートを行軍させていたらどうなってたか。上り坂で兵士たちは疲労困憊し、隊列は否が応でも細長くなる。こんなところで待ち伏せを食らったら……



『それとも……崖の海でも楽しめる方法を見つけてみるか? 発想の転換も重要だぞ』


「よし! 僕はまだ頑張れる! 歩くよ!」

「ん……? 自己解決したようだな。無理するなよ、疲れて動けなくなったら私が負ぶってやる」

「いちいち子ども扱いしないでほしいな!」

「子供を子ども扱いして何が悪い」

「そんなことは―――――っと、エルカさん、あれ!」

「ああ、気付いている」


 言い争いをしているところで、僕は道の両脇に何かがいるのを発見した。

 そこには岩の塊が四つほどあった。


「魔獣だ……こんなところに」

「初めて見る奴らだ。だがあまり強さは感じないな」


 しかもただの岩じゃない。目と口 (のようなもの)があって、申し訳程度の長さの四足までついている。そんな意味不明な生命体が、僕たちの行く手に四体ほど立ちふさがっていた。


 奴らはグラムロック……岩の魔獣だね、間違いない。実物を見るのは初めてだけど。


 魔獣は、瘴気の影響を受けた野生生物や無機物などが変化したものでこの世界では主に人気(ひとけ)のないところなどで突発的に発生することがある。

 発生した魔獣は大抵凶暴で、おまけにとても頑強だから厄介だ。

 でも、魔獣からしか取れない素材というのも存在するので、魔獣退治を専門とする職業……いわゆる冒険者稼業に従事する者も少なくない。


 あと、この世界には「魔族(デビル)」という種族が存在するけれど、魔獣とは違って文明を持つ種族であるため、人間と動物ほどの差がある。



「エルカさん! あれらは防御力が高いから物理攻撃よりも水か風の術式で攻撃…を――――」



ドカッ! ボコッ! ガスッ! ナギッ!



「終わったぞ」

「早っ!?」


 僕が魔獣の弱点を指摘するまでもなく、エルカさんはグラムロックたちに駆け寄り、目にもとまらぬ勢いで斧を振りぬいた。

 自慢の防御力も人間離れした暴力に対抗できない。こうして魔獣たちは粉砕され、生命活動を停止、死んだのだ。


「むぅ、せっかく僕でも力になれそうだったのにな。グラムロックについては魔獣の図鑑で知ってたし、弱点も把握してたんだけど」

「あのな、私を誰だと思っている。【黒騎士】だ。耐久力(HP的なステータス)を持っているものなら、たとえ竜であろうと物理で殴れば片が付く。この程度の雑魚など君の手を煩わせるまでもない」

「ならいいんだけど」


 大した苦労もなかったから、本当は万々歳なんだけど…………なんか悔しい。


 その後、魔獣の残骸を復活しないように粉々にする。

 グラムロックはその体が魔力を帯びた物質だから、そのまま戦利品になるのだけど、今回はやや急ぎの旅の上に、特にお金にも困ってはいない。むしろ持ち運びも面倒だし、この先買い取ってもらえるかわからないので結局そのまま放置することにした。


(あーあ…本当にこの人には僕の力が必要なんだろうか?ちょっと不安になってきたな。)


 ここに至るまで、自分を必要とした場面は全くなかったし、むしろ体力のなさから足手まといになっているとも思える。


 ……いけない、僕の強みはそんなところにはないはずだ。よくよく考えたらこの人は一人で国を作ろうとしているんだ、魔獣の数匹くらいは簡単に倒せなきゃね。僕はあくまでも、無理やり連れてこられた協力者に過ぎない。だったら別に……無理して頑張る必要もないよね。


 僕は昔から負けず嫌いだ。他の人が活躍しているのを見ると、自分もそうありたいと思い必死に努力してきた。けれども何事にも限度がある。なれる自分は一つしかない。


 そうだ。まだ、僕は無理をする必要はないんだ。狩りの段階でお肉屋さんが必要無いように、僕は必要な時に力を発揮すればいいんだ。だったら、もう不必要に力を入れなくてもいいよね。


「ねー、エルカ。疲れた~、休憩したい」

「そうか疲れたか。じゃあ少し休むか……なんなら少し長めに休んでいこうか?」

「やった! ありがとう!」


 僕はエルカに休憩したいというと、彼女は返事一つで快諾してくれた。

 そのあたりにあった丁度座れそうな岩に腰掛けて、しばし疲れをいやす。


「しかし……君は突然緊張感がなくなったな、それに私のことを呼び捨てにするとは……」

「悪かった?」

「いや、好きに呼ぶといい。どうせこれから長い付き合いになるんだ、遠慮することはない。ふふふ……それにな、君が私にようやく甘えてくれるようになったな。お姉さんは嬉しいぞ」

「あ、甘えるだなんてそんな……。でも、まぁ……頼りになるのはエルカだけだからね」

「大丈夫だ。私がいる限り、君には敵の指一本も触れさせはしないさ(キリッ」


 やっぱ僕って男として見られてないっ!

 改めて自分の弱さが情けなく思える。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ