エピローグ
おや。お久し振りですね。今日は僕、桑田宗助が司会をやらせていただきます。
まずは、この場所のことをお教えしましょう。
『逆世界』。君達がいる世界の逆にあるもう一つの世界。鏡のような世界。しかし、ここに来れるのは、魔人、魔女、それと死んだ魂。ここは、云わば天国というところだ。何故普通の世界のようなのかというと、
『ここに来ても、魂たちが普通に人間として、そして上に未練を残している魂のために、魔女が設立したのだ』
だそうです。魔女というのは、魔人たちより地位が高い者たちのことです。魔女は一応女性だけですから。…おっと。ここから先は、また次の機会にでも。
さて、次は僕のことです。
僕は、桑田宗助。逆東京都の管理者です。
次は、僕の友人、歪羅刹クン。僕の知り合いの中で、唯一の魔女格の人です。無愛想ですが、とっても綺麗で優しい人ですよ。
次は、僕が初めて出会った人間、高橋哲平クン。実は、半人半魔だったんですよ。しかも、煉獄眼まで持ってました。
次に、羅刹クンの元彼氏で、追放処分を受けた魔人、御堂ツバサクンです。彼は地上で、『高橋翼』として生きていたそうです。
これで、一通り人物紹介は終わりです。続いては、煉獄眼について。
煉獄眼。それは、すべてを破壊する力です。これはツバサクンの実験の産物で、現在は哲平さんが持ってますよ。
ま。今回のことは、これで全部でしょう。…え?羅刹クンの家族ですか?それは、次の章を見てくれれば、分かります。それでは、また後、良い夢を見ましょう。
――THE END――
これで、Zの章は終わりです。全七話(短っ!)。次回作、Yの章は、七月頃にと企画してます。
お楽しみに!!