【悪魔のテクニック②】悪魔の誕生
【悪魔のテクニック②】悪魔の誕生
☆聖書の教え:人間には、本当の愛はない。人間は不完全な存在である。
教会に集う高校生たちの中に、ひとりの少年が、ふと疑問を持った。
聖書には、神様は全知全能であるから人間を救うことが出来る。では、悪魔も神様なら救えるのではないのか?
という疑問だった。牧師けいつぁんは、そんな少年に物語を話し始めるのだった。
【悪魔のテクニック②】悪魔の誕生
「神様は、7000年ほど前にこの宇宙や地球を創られたんだ。それと同じぐらいに、天使という存在を創造された。神様が人間を創られるぐらいのことだろう。
その天使とは、とても頭がよく、神様ほどではないが、ものすごい知識と知恵と力を与えられていた。
その天使の中に、ルシファーという天使がいた。このルシファーは、音楽をつかさどる天使で、どんな天使よりも綺麗な音を奏でた。第三天使といわれるルシファー・ミカエル・ガブリエルというほどの存在だった。
そんなルシファーは、頭がよく、天使を従えながら思った。
”もしかしたら、神様を倒せば、自分が神になれるのではないのか。”
ルシファーは、天使の3分の1を従えて、神様に戦争をしかけた。
しかし、天使が全知全能の神様に勝てるわけもなく、ルシファーたちは、戦争に負け、以前の天使だった時の力や権威、知識を剥奪され、制限され、そして、この地球へと落とされたのだった。
その時、ルシファーは、天使ではなく、堕天使という悪魔になり、サタンへと変わった。
ほとんど無限に宇宙などを自由に飛びまわれたほどの力を持っていた悪魔にとって、この地球という狭い場所はまるで牢獄だった。悪魔は思った。
”くやしい・・・。なぜ、このわたしが、こんな小さい場所に閉じ込められなければいけないのか!神が憎い”
悪魔は制限されたその力がどこまでなのかを試しながらこの地球を見てまわった。しかし、悪魔からしたらこの地球のすべてがつまらなかった。そして、その制限された力をねたんだ。
だが、あることに気がついた。あの神は、この地球を創ったのだが、その神と親しくしている生き物がいることを知った。それは、人間だった。
神は、その人間を中心にして、すべての”物”を創っているようにみえた。そして、動物よりも植物よりも、その人間を愛しているように、悪魔にはみえたのだった。悪魔は思った。
”あの人間という生き物はおもしろそうだ。おれたち悪魔は前のように天使の力もない、したがってまた神に戦争を起こしても勝てるわけはないが、あの神を悲しませることができるのではないのか?ww
それは、あの人間も我らの仲間へと誘惑して、あの人間も我らと一緒に地獄へ連れて行くのだ。そうすれば、神は悲しむだろうww
神に勝てないまでも、あの憎い神を悲しませれるわけだ。”
そこで、悪魔は地球で一番綺麗で狡猾な蛇という生き物の中に入り、神を悲しませるために、イヴをそそのかしたのだった。
【悪魔のテクニック②】完




