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神様モドキの異世界旅行  作者: ほえほえ
蹴り出された元オタク
12/40

12・悩んだけど結局は特典欲しさに楽しようと思いまして



 食事の後は呑みに突入したわんこ達。

 モチロンあたしも誘われたんだけど。

 あたし「お酒?なにそれおいしいの?」な人なので、丁重にお断りさせてもらった。


 どーせならタバコがイイ。生前はチェーンスモーカーでした。

 コッチ来てから禁煙最高記録更新中だけどね!!


 ちなみに彼等、今はレグレのおじさんのお家にご厄介になってるそーだ。で、ココはごはんが美味しいから、ってんで食べに来たらしい。

 ……ひとつ屋根の下に若い男女が4人。あっはんなシチュエーションそのまんまだ。

 美少女2人のいちゃいちゃもイイよね!!もー今から妄想の世界に旅立ってもイイかしらっ。

 …………い、いや、止めておこう。とゆーか今は止めとくよ妄想はだからメーレその爪しまいなさいっ。


 ごはんを食べて直ぐ様部屋に戻ったあたしとメーレは、ココ最近の恒例、ベッドにダイブ、を決行。

 そして。


「…………どーしよっか、なぁ」

 小さく呟いて考えたのは、さっきのわんこ達との会話。

『何がどーしよっかなぁなんだ?』

「あの4人にはああ言ったけど、いっそおれも個人で参加しよっかなぁ、って」

『……どーゆー風の吹き回しだよ?』

「や、だってねぇ……」


 ギルドの情報閲覧には、ギルドランクが影響する。

 ランクが高ければ高い程、入手出来る情報の質も上がるのだ。

 地道に依頼をこなしてランクを上げていくのも良いんだけど。ぶっちゃけソレはメンドー。


 だけどそのランクアップ、サクッと上がる方法がある。

 公式の試合や大会に出て優秀な成績を収める事だ。

 あのわんこ達も、ソレが目的でエントリーしたと言っていた。


 優勝なんてした日にゃ豪勢な褒美までが出る。しかもコチラの希望もある程度聞いてくれるから、禁書の閲覧は無理でも王城の書庫くらいなら開放してくれるかも知れない。

 そして褒美を出すのは王様だから、もしかしたら王様から直接、おとーさまの事が聞けるかもしれない。


『いーじゃん!!出よーぜマヌ!!』

「…………でもなー。戦わなきゃいけないんだよなー」


 あたし戦うのニガテ。

 そりゃあ、神様モドキになって魔法使える様になって身体能力もチートになって、森にいた時とか旅の途中とか、魔物をぶっ飛ばして切って捨ててしてきたから?ソレナリには強いよ?

 だけどあたしは戦専門の神様じゃない。あたしの力は元々戦いには向いてない。


 何でもかんでも自分の力で侵して、自分の力に取り込んで、作り変える。ソレはどっちかって言ったら、創造の力。

 使える魔法の威力が強いのは、魔力のキャパが規格外だからってだけの、タダの副産物だ。


 ソレに、あたしが今まで容赦無くぶっ飛ばしてきた相手は、魔物。死活問題だったからね。ヤられる前にヤれを念頭に置いてきましたが。

 人間相手に切り結びが出来るかどーか、と問われれば。ちょっち自信ナイですハイ。


『や。マヌだったらかるーく勝てるぞ多分』

「どっから出てきたその自信」

 根っこはちょー平和な世界に生きてたあたしのまんまなんだよ。ケンカなんかちっちゃい頃に弟としかやった事がないんだよ。命の危機に陥ったりするんじゃなきゃ戦いなんてしたくもないんだよ。


「……ソレに、ゼッタイに隠したい事があるからなー」

『……あー、まーなー……』


 もしバレたら、下手すりゃ巻き込んだ周囲から何から、国家レベルで大騒動間違いナシだ。常識だって転覆しかねない。

 ソレくらい、あたしがあのギャル男やヤサ男から貰った『加護』はヤバい。


「……適当に手を抜いて、適当に誤魔化して、適当な辺りで適当に負けれるかなぁ……」

『めんどーだなー、ソレ』

「……だよねー……」

 手加減も演技もニガテなのですよ、ハイ。


 ソレに、大会には名の在るランカーも出場する。歴戦の軍人も騎士も、都合が合えば出場する、らしい。

「そんなツワモノ共を相手にさー、戦闘覚えたてのおれなんかがさー、ドコまで通用するのかさー」

『けど、やってみて損はないんじゃね?』

「……うーん、やってみるかなー……いや、でもなー……」


 そんな事をぐるぐる考えて。

 あたし達は、そのまま何時の間にかぐーすか眠ってしまったのだった。

 ………………や、だって頭使う事してたら眠くなりません?




     ~・~・~・~・~




 次の日。あたしは毎度の如く肩にメーレを貼り付かせて、朝から闘技大会の受付所にいた。

 正確には、お城の前の大広場に設けられた特設ブースね。


 ……はい。悩んで悩んで、結局はエントリーする事に決めました。

 …………ぶっちゃけノルマも昇給試験もメンドーだと思ったからなのですが。

 だってCから上のランクはノルマが免除されるとかゆーんだもの。サクッと上げておくに越した事はないって思うのはトーゼン。


 世の中上には上がいるし、優勝狙う気も全くないけど、イイトコまで行けたら良いなぁ。そしてせめてDくらいにまでランクが上がれば言う事ナシ。

 そんな事を思って踏み切ったワケなのです……が。


 あたしが受付所にやってきた時、ソコには既に、けっこーな人が列を成していた。


「……コレ全部出場者かー」

『……多いなー』

 聞けば受付は5日前から始まってて、今日が最終日らしく。

 締切に追われた希望者が殺到するのは、毎年の事だとか。


 ソレにしても……


「……はー。ホンット多いなー」

『……おー。マヌ、アソコのにーちゃんけっこー強そーだぜ』

「どれどれ?……あー、ホントだねー……」


 屈強なおっさん腕に自信のありそーなにーちゃんがゾロゾロ。

 そんな中、武器すら持ってない、よーに見える、しかも肩に猫を貼り付かせたヒョロいあたしの存在は場違いな感じ。

 気合だって、勝てたらラッキー、って軽い気持ちでエントリーしようとしてるあたしとは違うし。


 ……まあ、この世界有数の一大イベントらしいし。この大会で王族に目を掛けられれば騎士団入隊も夢じゃ無いらしいし。名を上げるにも持って来いらしいし。


 列の最後尾に回ってそんな事をつらつら考え。

 で、30分くらいして、やっと順番が回ってきた。


「お待たせしました。コチラの用紙にお名前と出場希望部門を記入して下さい」

 受付ブースの兵士のおにーさんに渡された、エントリー用紙を前に首を傾げる。


 ……そーいや、レグレ達も言ってたけど。

「部門って、何ですか?」

「え?――――ああ、大会参加は初めてですか?」

「はい」

「そうですか。なら軽く説明をさせて貰いますね」


 おにーさんの話してくれた内容は以下の通り。

 この大会、軽量級・重量級・エトセトラ・団体・無差別の5つの部門があるそーな。


 軽量級は、短剣とか細剣とか軽い武器を扱う人用。

 重量級は、大剣とか大斧とか重い武器を扱う人用。

 エトセトラってゆーのは、戦闘能力じゃなく技術や飛距離を競う。弓とかで。

 で、団体は文字通りの団体戦。5人以上8人未満のパーティvsパーティで行う。

 最後の無差別。コレは魔術以外何でもアリな部門らしく。


 ……うーん。あたし今まで相手によって武器使い分けてたからなぁ。刀とか大鎌とかハリセンとか。

 ソレに、レグレ達のお誘いを断った手前……何時かバレる時がくるのは解ってるけど、出来るだけそのバレる時を遅らせたいし。

 あ。無差別なら戦闘中の武器の交換おっけぃ?なら無差別にしよっと。


「お願いします」

「――――無差別級部門にエントリーですね。了解しました。参加費に銀貨1枚掛かりますが宜しいですか?」

「あ、はい」

 さらっと申込用紙に書いてペッと渡したら……参加費用いるのか。まあ当り前だわな。


 ポーチに手を突っ込んで、外から見えない様に腕輪から銀貨を出して、おにーさんに払う。

「はい、確かに受理しました。ソレでは、コチラが貴方のエントリーナンバーになります」


 そしたら、カードサイズのプレートをもらった。

 ソコに書かれてた数字が……666番。

 もしかして666人目かあたし。そんなにエントリーしてんのか。てゆーか何でココで悪魔の数字。


「このナンバープレートが参加者の証になりますので、無くさない様にして下さいね。もし無くされた場合、再発行は出来かねますので、再度参加費をお支払いになった後新しいナンバープレート発行という形になります。また、受付時間が過ぎてしまえば参加すら認められなくなりますので」

「はい」


 ……うし。お財布腕輪に入れておこうそうしよう。


「予選は5日後の、秋の3の紅姫の月11日、午前10時より王城の正規軍訓練施設で開始、1時間前にこの場に集合となります。時間に遅れましても参加は無効となりますので、気を付けて下さい」

 こっくり。

 5日後、か。忘れないよーにしよう。


「では、受付は終了です。5日後にまたお越し下さい」

「ありがとうございます」


 ぺこり、と頭を下げて。

 あたしはさっさとその場を後にしたのだった。




     ~・~・~・~・~




「あれっ?マヌ?」


 大会への登録も終わって、目当ての図書館も本屋も攻略して。

 作りたてなのにサラッと無効になっちゃうのはイヤだから、ってんで依頼を受けにギルドに来たあたしは。


「あれ、レグレ。今日は受付じゃないの?」

「ああ、そのバイトは昨日で終わったからな。今日から本業のランカーに戻った」

 わんこ達と遭遇しました。


「マヌさんは、依頼受けに来たの?」

 何故そんなに興味深々。


「うん。ノルマこなしとかないと、折角作ったランカー証が無効になるでしょ?」

「「「ああ、そういえば」」」

 あ。納得した。

 もしかしてアレか。忘れてたのか。

 そりゃノルマ免除されたランクの人は気にしなくてもイイんだろーけどねキミタチ。


「マヌはどんな依頼受けるの?」

「んー……この辺、かな?」

 聞いてきたシュアに、物色してた依頼書をぴらんと見せる。


 ソコに書いてあるのは、作物の収穫を手伝ってくれー、だとか、壊れた柵を直したいから木材持ってきてくれー、だとか。


「…………平和ね…………」

「…………平和だな…………」

「…………平和だね…………」

「…………平和…………」


 む。何だそのしみじみな反応は。


「その、マヌさんは、魔物の討伐とかは、しないの?」

 そろそろと、上目遣いで聞いてくるサウラちゃんに、苦笑する。

「しない、って訳じゃないんだけど……あんまり受けたくはないかなぁ。おれ基本戦い苦手な人だから」

「……戦いが苦手なのに、ランカーになったの?」

 首を傾げるシュアに、更に苦笑を深くして。

「探してるのと、行きたいトコがあるのさ。で、ソコに行くのに1番無難かな、ってのがランカーだった、ってだけでね。ソレに、こう見えて旅の経験も長いから。(角の生えた熊くらいの大きさの)兎や(火を吐く虎並の大きさの)狐や(羽根広げたら5メートルくらいになるハゲワシみたいな)鳥くらいなら、狩れる自信はあるよ?」

「「「「……………………」」」」


 あ。何その残念そうな顔。


「…………俺等の話蹴って正解だったなアンタ」

「ちょっとソレどーゆー意味さ」

「そのまんまの意味だ――――アンタの戦闘能力がソコまで低いとは思ってもみなかった。あの話は本気で忘れてくれ」

「…………見かけ倒し」


 ……ぐぬ、さてはこの子等、額面通りタダの兎とか狐とか鳥だと思ってんね?

 しかもテトラちゃんそのポツッと一言は何気に痛いんだけどっっ。


 ……や、ソレはソレでいーんだども。

 何か、なんだか釈然としないけども。

「………………まあ、いっか」

 突っ込んで墓穴掘る気はない。

 イイ感じに勘違いして下さってるんだから、そのままにしとこう。


「で?レグレ達も依頼の物色?」

 まあ、ランカーなんだから当り前なんだども。

「ん?違う違う。今日は換金に来たんだよ」


 …………おろ?

 換金、ですとな?


 首を傾げたあたしに、レグレはそんな事も知らないのか?って呆れた顔になって。

 慌ててサウラちゃんがほら、と見せてくれたのはバッグ。

 どーやらあたしのポーチと原理は一緒。あたしのが容量大きいしあたしにしか使えない限定モノだけど。

 ワンダーバッグ、とかいう、けっこー値の張るマジックアイテムらしい。冒険者だったおとーさんのお古、だとか。


「討伐した魔物の爪とか牙とか羽根とかね、武器とか防具、薬の材料になるの」

「で、ギルドはそういったのを買い取ってくれるんだ」

「普通の武器屋さんとか薬屋さんに持って行っても良いんだけど。そういったトコロは個人経営が多いから、モノによっては売値が市場価格より下回るのよ」

「けどギルドはその辺しっかりしてるから、得はしないけど損する事もないし。準備の為に売りに来たんだ」

「準備?」

「闘技大会、もう直ぐだろ。流石に武器の手入れとか防具の買い替えが必要だと思ってな」


 そう言ったレグレの姿を見る。

 上から下まで、じっくりと。


 ……確かに、肩当て胸当て脛当てと、レグレの装備は軽装備。しかも革製、けっこー傷んでる。

 見ればサウラちゃんとテトラちゃんとシュアも、似たり寄ったりな格好だ。

 テトラちゃんとサウラちゃんのプレートアーマーはちっちゃい傷が目立つし、シュアの手甲だって、ボロい。


 あたしの練成した服は、練成の時点であたしの魔力が籠ってるから、火の玉とかカマイタチくらいなら余裕で弾くんだよなぁ。

 しかもモノによっては、某最期の幻想ゲームで言う、オートリジェネとかオートヘイストとかオートプロテスとかオートリフレクとか、あと全状態異常無効化とか、色々と付与魔法付けまくってる。

 重くて動き辛い鎧なんか着なくても、かなりの重装備だったりするんだよコレが。


「ふーん。じゃあ、コレあげる」


 そんな彼等に、餞別を送ってあげちゃおう。

 ポーチに手を突っ込んで、腕輪から出したのは、コレまた腕輪。

 ソレを、ほい、とレグレの目の前に出す。


「……何だコレ、腕輪か?」

「うわぁ。凄い細工。高いんじゃないの?」

「いんや。素材集めから細工までおれが手掛けたから元手ナシ」

「えっコレマヌが作ったの!?」


 え。何故そんな驚くの。


「マヌさん、もしかして細工師なの?ドワーフとかに弟子入りしてた?」


 …………しかも何故ドワーフに弟子入り。

 高々練成して作っただけの腕輪なのに。

 貴石売りに行った時も思ったけど、この世界は加工とか細工とかそんなにレベル低いのか。


「……元々、こーゆーの作るのは好きだけど、趣味みたいなモンで本職に弟子入りとかはしてないよ」

「はぁ~、コレが趣味、なあ?」

「……マヌ、コレからホントにドワーフに弟子入りして、本職にした方がいいんじゃない?」

「…………お似合い」

「はは、遠慮しとく」


 呆れた様な感心した様な、アニマルカルテットのセリフにサクッと返し。


「コレ、素早さが上がる『速さの腕輪』っての。ほら、隼の細工してるっしょ?」

「あら、ホント」

「まあ気休め程度のお守りみたいなモンだけどさ。レグレ軽量級部門だから、コレかなって」

「おう、けどイイのか?こんなん貰っちまって。売りに出せばかなりの値が付くんじゃねぇ?」

「さっきも言ったっしょ。コレ元手ナシ。ソレにレグレにあげるっつったんだよおれ」

「…………じゃあ、貰っとく。さんきゅ」


 ぐい、と更にひと押し。

 そしたら、レグレはちょっと視線外しながら受け取ってくれた。照れちゃってかーわい。


 そんなレグレの横からひょっこり首出して、レグレの受け取った腕輪をモノ欲しそーに見るのはシュアだ。

「イイなーレグレ。オレにはないの、マヌ?」

 ハイハイ。ちゃんとありますともさ。

「シュアは重量級に出るんだっけ。ならコレ、『力の腕輪』」

「!ありがとう!うわ凄い、獅子だ」


「サウラちゃんは……エトセトラって何だっけ?」

「あ、私?私は弓を得意としてるの」

「じゃあコレだ、『集中の腕輪』ってね。まあさっきも言った通り気休め程度だけど、集中力アップして、的も射易くなるんじゃない?」

「ほうき星と月?カワイイ!ありがとうマヌさん!」


「テトラちゃんも軽量級だっけ。レグレと一緒のはないんだけど、コレあげる。『敏捷の腕輪』ってゆーの」

「…………猫…………?」

「正確には山猫、ね」


 ポーチから出す様に見せかけて衣類品腕輪の中から出したソレ等を渡して。

 すっごい嬉しそう。うん、あげた甲斐があったよ……テトラちゃんは無表情だけど。


 うんうん、と頷いて4人を見る。

『……なあなあ、マヌ』

 ――――と、肩からぺしぺし、メーレに軽く頬を叩かれた。

 うぬ?何ですかメーレ?

『…………あの腕輪、名前通りの付与効果魔法が付いてるだろ?』

「(うん。ホンットに最低レベルだけどね)」

『…………大丈夫なのか?そんなのやっちゃって』

「(大丈夫でしょ。また作れるし)」

『…………や、そーゆー意味じゃないんだけどなー…………』

 あら何ですかその呆れた様な溜息は。


 だけどメーレは『ま、マヌがいんならいっか』なんて呟いて、ソレ以上は突っ込んでこない。

 うぬ。なんかスッキリしないんですが。


「あ、そろそろ行かないと」

「そうね。じゃあ、マヌさん。私達もう行くわね」


 ぬー?としてたら、シュアとサウラちゃんからそんなお声が掛かった。

 パッと顔を上げて、ひらひらと手を振る。


「あ、うん。大会、頑張ってね」

「ああ。マヌも、依頼頑張れよ」


 ほのぼのしながら、わんこ達(1人除く)も手を振って。

 残ったあたしは、再び依頼を物色し始めたのだった。





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