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アリサの異世界スパイ大作戦  作者: アーサー・リュウ
黄金のハートを持つ紳士
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黄金のハートを持つ紳士-14 ブルースという男


オクトのビッグアップルでの生物兵器実験は海軍を主導として実力部隊を持って極秘裏に阻止された。


表向きのニュースとしては反体制派のテロリストの一派がビッグアップル警察と軍の合同作戦で鎮圧されたということになった。

ビッグアップルで勢力を持つとあるギャングの一派のタレコミによりその作戦は成功したということになったーーー


ビッグアップルには表向きは普通の日常が戻っていた。


「ここで止めてくれ」


ブルースはそう言って運転手に車を止めさせて、海軍の航空基地に足を運んでいたーーー

周りの兵士たちはギョッとした顔をする。


なんだかんだで有名な大富豪がなぜこんなところにいるのか気になるだろうからだ。

ブルースの運転手をする警察を首になったアキラは首を傾げてこう言った。


「あまり、いい雰囲気じゃないな」


「だな...ま、俺はこの街が好きで今回協力したような形になったーーー」


ブルースが近づいて行く飛行機には海軍の制服に身を包むダニエルとアリサがいてそばにはスーツに身を包むエリザとケイ。

そして陸軍の制服を着るミレーヌが荷物を抱えてブルースを待っていた。


「またお前の軍人としての姿をみるとはな」


ブルースはそうダニエルにいうとダニエルはニコッと笑みを見せてこう言った。


「また会える日を楽しみにしてるーーー今回の仕事の協力はとても嬉しかった」


「そんなこと言うなよ。最初は俺が大規模な武装蜂起でもするみたいな話で追いかけてたのにさ...ま、いい。


俺はこの街を守れたことをよしとしてる。それにアリシアの件がひと段落着いたこともよかったと思うーー


それはそれとしてだが...

エリザ・シュナイダー嬢がそばに居てくれたのはどことなく面白かったーーー

ふと彼女を思い出せるきっかけにもなった」


エリザはそのブルースの言葉を聞いてふと、彼から聞いていていた思い人のアリシアへの思いがひと段落ついたんだなと感じられて笑みを浮かべることができた。


「しかし、エリザの色時掛けはなかなかだったな....

そのまま専属秘書兼恋人にでもと思ったが、君のお父様には大変お世話になってる...変に手を出すわけにも行かないからな」


それを聞いたケイがため息をついていた。

やはり、エリザの身元がバレてたことへの思いからだろう。

そんなケイを見てブルースは続けてこう言った。


「軍には貸しができた。そちらもそうかもしれないけどな...オクトに関する情報は彼を通してRNIS6へ提供することにする」


ブルースはそういうとアキラの背中を推してこう言った。


「まだ、オクトの息のかかった警官は多い。後ろから撃たれるよりはましだろう。それに元々異世界人なんだからこんなチンケな街で篭ってばっかいるな」


「あ、ああ。異世界人なのはそうだけどさ」


アキラは驚いた表情を見せていたが、アリサが彼の手を取ってこう言った。


「一緒にスパイやりましょ!私の推薦です!!」


そのアリサの言葉を聞いたダニエルがこう言ったーーー


「実は銃器を使えない状況での荒事担当が不在でそこを埋めて欲しいと思ってたんだ」


どこかそのダニエルの言葉と同時にエリザとケイがミレーヌの方を向いたがミレーヌは首を傾げて何のことかよく分かってはいないようだった。


アリサとブルースはそんな皆を見て苦笑いしていた。

そしてアキラはどこか楽しそうな表情を見せてこう言ったーーー


「刑事を首になっては...ブルース・ブライアントの逮捕は夢のまた夢だしーーー

ブルースのことをただのギャングの親玉程度に思ってたが違うようだしーー


今となってはその宿敵の運転手。

ま、ここで悪い流れを断ち切るために心機一転もいいかもな」


アキラがそういうとケイが彼に近づき、握手をしてある物を手渡した。

それはウエストブロック海軍の身分証であったーー


「じゃあ。よろしく。アキラ・ジンボウ」


それを受け取ったアキラはブルースに車の鍵を投げ渡した。

受け取ったブルースはニコッと笑みを浮かべて何も言わずにゆっくりと車の方へ戻って行った。


「さ、時間が押してるのでみんな乗って乗って!」


ケイがそう言って飛行機のハッチを開いて全員を招き入れたーー


海軍の軍用機に乗り込んだRNIS6のメンバーは貨物格納室に用意された会議室に座り次のミッションの話をし始めた。


「資料はこの通りだ。先日、捕まえたアクレスからオクトの新しい情報を仕入れることができた。全員目を通しておいて欲しいーーー」


アリサはその資料を一通り目を通してこう言った。


「これって今後はイーストブロックとはオクトの関しては情報交換を密にするってことですよね?で、今回のミッションとなのかあるんですか?」


アリサの疑問はダニエルを含めて他のメンバーの疑問符が生じてたようで、ケイが咳払いをして説明をしようとした時だった。


会議室内に2人のイーストブロック軍の制服を着た男女が入ってきた。彼らはタカノとエレナであった。


「キリシマ大尉説明を」


「わかった。次の任務は...我が条約機構の傘下にいるモアエス国がオクトとのパイプを持っており、新型兵器の開発を進めて実用段階にあるという話になってるーーー

自体の調査をしていたイーストの保安委員会と地上軍防諜部の諜報員が行方不明になってる」


ダニエルがその話の間に入るかのように手を挙げてからこう言った。


「ウエストの外交官一家が首都に軟禁されてるという情報はこっちで持ってる。僕たちはその救出を目的に動くつもりでいたが....」


ケイがそれを聞いて首を振ってこう言ったーーー


「事態が急変した。モアエス国はウエストブロックの主要国である合衆国の目と鼻の先だーー

その新型兵器を合衆国の首都の向けて攻撃を行うという声明を先ほど...宗主国であるイーストブロックが受けた」


「攻撃をされれば、自動的に世界大戦ーーー」


エリザがそう呟くようにいうとエレナがこう言った。


「オクトは東西での世界大戦を勃発させようと動いているのがあのアクレスから吐き出せたーーー


東西の雪解けが始まったと言われているが...

まだ互いの陣営の戦争推進派からすれば好都合な話。

我々はそのタカ派の動きには望んでいないーー」


それを聞いたケイがこう言ったーー


「そこで今あるパイプで打診をした。

我々の任務はその新型兵器の無力化だーー


時間が急すぎて組織を集められなかった。

48時間後に攻撃が開始されるという情報もあるーーー


急いで出れる我々で抑えるほかなくなったといことだ」


ケイがそういうと別の資料を取り出して、それぞれに手渡したーーー


「侵入経路は各々に任せる。モアエス国の大統領官邸にその兵器が保管されているという確実な情報がある。


そこへ潜入して兵器を見つけ次第無力化を行ってくれ。


くれぐれも、バレないようにして欲しい。

この問題は非常にデリケートだ。東西どちらかの介入がメディアにでもバレてみれば...

今までの平和路線が崩れるかもしれない自体だ」


それを聞いたダニエルは腕時計を見て席から立ち上がってこう言った。


「どうやら、その分の装備は既に用意されてるみたいだな。ボクは先に行くとしようーータカノだったか?君はパラシューター部隊にいた経験は?」


「落下傘の経験はある」


「じゃあ、一緒に先乗りと行こう」


「そうだな」


タカノはそう言って立ち上がってダニエルの後に続いて行った。


それを見送ったアリサはエリザと目を合わせてこう言ったーーー


「ミッション開始ですね!?」


「そうですわね」


アリサとエリザはうんと頷いて席を立って会議室を後にして行ったーーー


映画のような、そんな異世界スパイ大作戦は新人スパイのアリサには続いて行くのであったーーーー





アリサ「それではみなさん!」


エリザ「お疲れ様ですわ」


ミレーヌ「お疲れ様」


ケイ「ご苦労様」


ダニエル「お疲れ様」


アキラ「おいおい。誰も揃わないのかよ」


タカノ「まーいいじゃないか。とりあえず、ビッグアップル編は終了なんだろう?」


アリサ「はい!ただ、次章のモアエス編(題名未定)がいつやるかわからないって作者さんが言ってました!」


タカノ「まーなんか他にやるべき事があるとか...」


エリザ「純粋に書き直したいというのもあるようですわよ...ミレーヌさんが予定よりもキャラがブレたってあったみたいですし...」


ミレーヌ「え!そうだったの...」


タカノ「あー確かに...別作品のミレーヌが違い見たいな話もーーーそれに女優みたいな外見なのに中身がゴリゴリの肉体派....」


エリザ「私とキャラが被るからそうなったら見たいとかききましたわ」


アリサ「私はファイヤーガールズ!ミライと口調が被ってて作者も勘違いが...っていうのが」


ケイ「まーまー。我々は我々の任務に集中していこう」


アリサ「そうですね!では!また合う日までっ!」


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