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アリサの異世界スパイ大作戦  作者: アーサー・リュウ
黄金のハートを持つ紳士
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黄金のハートを持つ紳士-12 オクトの兵器


タカノが手荒くしつつケイが副局長をうまい具合に揺さぶって、オクトの地下基地への入り口へと案内させた。


ケイは情報を引き出すと連絡のため、ビッグアップルの海軍司令所に行く事にし

アリサ、ダニエル、タカノはオクトの秘密施設へと急いで向かうことにした。


タイムリミットというのがあると副局長は語っていて、24時間後にこのビッグアップルで大規模な新型兵器の戦闘実験を行うとのことだった。


警察局から地下基地に向かう扉をこじ開けて、二手に別れてこの基地にいるオクトの幹部であるアクレスを探しつつ、兵器の無力化を目的に動き出したーー


ダニエルは単独行動として、アリサとタカノが2人で向かうことのなったーーー


「キリシマさん....これ、映画とかでよくある状況ですよね」


「そうだな。そうだと急いだ方がいいだろうなーー別れたブルース達の方も気にかかる。

ブルースには生きてもらってないと困るんだ....

一応、イースト側の事情らしいが彼には恩義を売っておきたいそうだ」


「でも、あまり...印象よくなさそうですけど...」


「まぁ..モーガンの実験の件があるだろうからな」


タカノはそうどこか他人事のように言っていたので少し気になったが彼がなぜ今この仕事をしているかを一言で説明してくれた。


「なんかしっくりしてない顔をしてるな....俺は前の世界に家族と仲間を置いてきてる。

俺の帰りを待ってるーー帰る方法を見つけるために東のスパイをやってるだけだからな」


タカノはそう言ってアリサはふと前の任務で彼がたまたま落とした金髪猫耳の妻と娘達の写真をふと思い出した。


「そうですよね。タカノさんは戻らないと行けませんからね!」


「そうだ...さて、どうやらお出ましのようだなーー」


タカノはそういう時騒がしい音がしている部屋の前で止まった。

どうやら戦っているような音が聞こえてきていた。

銃声こそ聞こえないが何かが当たる音や何か打撃音のようなのが聞こえていた。


タカノとアリサは息を合わせてその部屋に突入するとそこにはボロボロになったブルースとアキラに電撃警棒を構えるエリザがいた。


どうやら、黒づくめの大男達と戦っていたようでどこか苦戦気味な状況だった。

アリサは1人の大男の方へ突っ込んでいき、後頭部目掛けて飛び後ろ回し蹴りを繰り出した。

大男は不意を突かれたようでよろめき吹き飛んで言った。

タカノはそれをみて関心しており、助っ人が来たことにエリザはホッと胸をで下ろしていたーーー


「スパイ、アリサ!華麗に参上!なーんて」


アリサはそう言ってどこか決めポーズらしいことを取った。それを見ていたエリザはどこかため息をついてこう言った。


「そんなことしてる暇はないわよ!オクトの幹部がこの先に逃げていったの追わないとーーーって!アリサ!後ろ!!」


エリザがそう警告してきた時にもう1人の大男がアリサに拳を振りかぶって下ろそうとしていたのが目に入った。

アリサはそれをとっさに受けようとしたが、タカノがそれを受け止めてこう言ったーーー


「話が早いな。ここは俺に任せろーーその幹部を追え!」


タカノはそういうなり何事もないかのように大男を転ばすように投げ飛ばした。

ゾロゾロと武器を持ったオクトの兵士らしき人物が雪崩混むように入ってきたのがアリサの目に入っていたーーー


それをみていたアキラは面倒臭そうな顔をしながら拳を回してこう言ったーーー


「たく、ここは俺も出番としますか....ブルース。司法取引だーーー

あいつを捕まえてくれたら、俺が追ってるお前の事件の関連はアリシアの一件除けば全部燃やしておくよ」


それを聞いたブルースはニコッと笑みを浮かべてアキラの方をポンと叩いてこう言った。


「それはありがたいな、わかったーーーおい、スパイのお嬢さん方行くとしようか」


ブルースはそう言うと走り出したので、アリサとエリザはそれに続いたーー


「今の目的は一緒だ。新型兵器の戦闘実験をビッグアップル出させる訳には行かない....頼む」


ブルースはそうどこか、真剣ながらも恋人や信頼のおける人物を見るような視線をエリザに向けてそう呟くように言った。

それをみたエリザはウィンクをしてこう言った。


「もちろんよ」


ーーーー


アリサ達はオクトの幹部のアクレスを施設の奥へと走り出していた。

道中に色々な大きな兵器が格納されているのが目に入りオクトの組織の大きさと共に彼らが行おうとしていることにどこか怖さを感じられた。


「ざっとみただけで海兵隊の混成一個大隊の規模はありそう」


アリサはそう自分が持っている情報からそう感じ取れたことを口に出した。


大砲やら車両やら装甲車も倉庫の中には散らばっていて単独での軍事作戦ならすぎにでも行えそうな装備品などをみてそう感じられた。


エリザはそれを聞いて、どこか難しそうな顔をしてこう言った。


「この情報はどの諜報組織も持ってなかったわねーーこんな大規模で動いていたなんて....」


それを聞いたブルースが足を止めてこう言ったーー


「その兵器に合わせて...あの生物兵器を街に放たれたらーー悪夢だ」


足を止めたブルースを見てアリサとエリザも足を止めた。

そして2人は彼は何かを見ているようでその方向に視線をやった。


そこには、大きな試験のような沢山の容器の中に狼型のモンスターと言えるような物が何かの液体の中にぷかぷかと浮かんでいるのが見た。


そしてそれをどこか誇らしげに見ているアクレスがいた。


「あなたがアクレスね!」


アリサがそういうとアクレスはニコッと笑みを浮かべてこう言った。


「これはこれは....またお仲間が増えてますねーー海軍?陸軍?それとも対外諜報部だろうか?まー関係ないけどな....」


アクレスはそういうと水槽に浮かぶ魔物を指差してこう言った。


「これはさっき戦った人型とは違い、大量に生産できる強襲用の生物兵器だ。

実戦導入はすでに可能になっていて、各警察署と陸海軍の基地を襲撃するのをシステム化してる。これで殲滅しきれなかったのを人型で破壊するーー」


それを聞いてアリサとエリザはゾッとして恐怖を感じたが...

ブルースだけは違っていたーーー


「お前...この研究の基礎になった物が何なのか知ってるのか?」


「いいや。どうせ、お前らみたいなギャングのネズミども金稼ぎの道具だろ?」


ブルースはそういうと懐から素早く拳銃を抜きアクレスに向けて発砲した。

アクレスはそれには反応することもできなかったが、弾丸は彼の耳元を通っていき水槽に穴を開けた。


「ここ研究は...病で苦しむビッグアップルの人を救いたいと言ったモーガン・レンボーイの心に感銘を受けて、俺が協力がしたモノだーーー


俺は確かにギャングだが...ただの悪党じゃね...

そこを履き違えるなオクトーー


お前からオクトの細かいところ聞き組織を潰す。


俺の大切なものを奪ったやつは許すことはしないーー」


それを聞いていたアクレスは出血した耳を抑えながらこう言った。


「いちギャングが宣戦布告。笑えるなーー」


ブルースはそういうともう1発弾丸を放ってアクレスの太ももに当てた。

アリサとエリザは無慈悲な程に狙わずに精密な射撃をするブルースを見て驚いたが、

その冷徹で殺意が満ちている怒りの顔とは違い、どこか必死になって感情的になっている顔だったのをみて自然と助けたいと思い2人は武器を抜いて構えていた。


「お前がどうやってモーガンに生物兵器を作らせたかはどうでもいい....

俺の家族同然だった2人を奪ったことは許せない!!」


ブルースがそういうとアクレスは痛そうにしながらも、懐から注射器のようなモノを身体に刺して、こう言ったーーー


「あまり使いたくはなかったが...俺はここで死ねないしーーネズミどもに捕まるわけにもいかない」


アクレスはそう言いながら息を整えてこう言った。


「組織の崇高な指名のために。1人の幸せなど壊すーーーここでは止まれない」


アクレスがそう呟き、何かのリモコンを取り出してボタンを押した。


「本当は陸軍特殊部隊の掃討用に用意した新作だが...ここで使わないとまじで殺されかねないからなーー」


アクレスがそういうと大男が天井から1人降って来た。

その大男の顔には鉄仮面のようなモノをして右腕はガトリング砲で左腕にはチェーンソーのようなものが取り付けられていた。


「レンボーイ博士のサイボーグの改造版だ...さて、ギャングとスパイ少女2人にこれを倒せるかな?」



アリサ「おぉぉ!なんか、強敵現るって感じでクライマックスにはいい感じですね」


エリザ「アリサ...なんか、まだ回収できてない話も多いからクライマックスとは言い難いような気がするけど...」


アリサ「エリザちゃん。気にしたら負けです!さて、張り切っていきましょーところでミレーヌさんは?」


エリザ「さぁーどこかしら?」


アリサ「ダニエルさんも別行動だし....2人を信じるしかないですね。これは」


エリザ「そうね。さて、頑張りますわよ」


アリサ「がってんです。次回、黄金のハート。タイトル回収ですね乞うご期待っ!」

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