異世界より愛を込めて-9 暗躍する秘密
ロビンはジャグリングしていた手榴弾をポンポンと軽く投げてきたのでアリサとエリザは二手に分かれてそれを避けた。
アリサは左へ、エリザは右へという形になった。
ロビンが投げた手榴弾は地面で爆発して部屋の中に爆風と爆音が響き渡ったーー
だが、それだけで破片などは飛んでいなかった。
アリサとエリザはその爆音に驚いたが、ロビンはそうではないようで拳銃を懐から取り出してアリサに向けてけてきた。
アリサは一瞬の動きを見て右に身体を逸らせて弾丸を交わしたーー
「こちらを忘れないでくださる!!」
エリザがそう言って、ロビンの死角から電撃警棒を振りかざした。
ロビンの脳天にそれが直撃する前にロビンはギリギリのところでそれを避けて、膝蹴りをエリザの腹部に入れた。
吹き飛んだエリザだったが、どこか余裕そうな笑みを浮かべて吹き飛ぶ前にロビンに向けて吹きかけた痺れ薬入りの香水が当たっていた。
「あ、くそ!」
そう言ってロビンが怯んだところをすかさずアリサが突っ込んで行ってての持っていた拳銃を警棒で叩き落として溝落ちに警棒を突き立てた。
ごほっとロビンは言いながらくの字に身体を曲げた。
アリサはすかさずそこでバク転をしながら顎を蹴り上げた。
「どんなもんかしら!」
カンフー映画のようにアリサは構えを取って決めてそういう時ロビンは痛そうな顔をしながら息を整えてこう言った。
「ほほーん。さっきのはなかなか痛かったぜーー気に入った、お前ら2人とも俺をキレさせたことを後悔させてやるぜーーー
あまり使いたくはなかったが、組織のデータのために人肌脱ぐとしようか....」
「組織って....?」
そう立ち上がりながら、エリザがいうとロビンはどこか呆れた顔をしながらこう言ったーーー
「なんだ。お前らはまだそこには辿り着いてなかったのかーーー
なら、明度の土産に少しだけ教えてやるよ」
ロビンはそういうと懐からある小さなリモコンのような装置を取り出してこう言った。
「俺は今、大義のためにここにいる。その組織のために動いてる。
それは全てを無に返すためにな。
東西の歪な平和に終止符を打つ。それが目的だーーー」
それを聞いたアリサとエリザは首を傾げたが、
アリサが自分なりな理解のもとでこう聞いた。
「それは...あなた達は西でも東でもない意図に従ってるってこと?」
それを聞いたロビンはどこか笑いを堪えながらこう言ったーー
「そう言ったつもりだったんだがな....まーいいさ。さて、そろそろ本気で遊んでやるよ」
ロビンはそういうと、懐から何かの長細いペンのようなものを出してそれを首に刺した。
彼はふーっと息を吐きながらどこか、落ち着いた様子を見せてからそのペンのようなものを抜いて、地面の投げ捨てた。
その形状を見てアリサはそれが注射器のようなものだというのを判断できたーーー
頭の中で色々な思考を巡らせて、それが何なのかを考えていた。でもその正体はすぐに判明したーー
ロビンは痛そうに悶えながら、膝まずいて頭を両手で抑えながらこう叫んだ。
「こ、これが...まだ試作段階だからる副作用かーーー頭がガンガン痛いが....わかるーーわかるぜ。これなら、ダニエルも敵わないだろう」
ロビンはそういうと深呼吸をして落ち着いた様子を見せてこう言った。
「頭は痛いは、これは冴えるなーーーさて、まずはエリザお前からだな」
ロビンはそう言ってさっきよりもものすごい速さでエリザへ突っ込んでいった。
アリサはかろうじてそれに反応できたが、エリザは全く反応できなかったようで片手で首を掴まれて持ち上げられていた。
首が絞まっているのだろう、エリザかなり苦しそうな表情を見せながらもがいてロビンのてを外そうと必死の動いていた。
アリサはロビンが刺した注射がなんらかの身体能力を高めるものであるのが判断できた。
アリサは懐から、飛び道具になりそうなものを取り出そうとした時だった。
ロビンはこちらを向いてこう言ってきたーーー
「焦るなよ異世界人...このまま絞めても気絶してその後に死ぬかも知れないけどーーーこのまま首の骨も折れそうだぜ」
アリサはそう言われて動かない方が賢明だと判断した。
エリザはもがきながら段々と意識が遠のいていくのが離れていたアリサはからも感じられたーー
「惜しいな。エリザ。俺を捕まえてダニエルを救うなんてちょっとかっこいいことしようと思ってたんだろう?
でも、俺にもダニエルを閉じ込めた部屋の開け方はわからない。
残念だっーーー」
銃声が聞こえて、ロビンが何かに驚いていたのにアリサは気がつくことができた。
アリサの横をすっと素早い身のこなしで、男性が通り抜けていき、
ロビンの手から落ちて崩れ落ちるように倒れるエリザを抱き抱えて走り抜けて距離を取った後振り返って彼はこう呟くように言った。
「君はとても可愛いが、まだ、僕の射程範囲外だ。後、2年後ぐらいたったら....」
ロビンは撃たれた箇所から血を流していて傷になっている腕の箇所抑えながらどこか痛みと怒りで満ちた表情を見せてこう名前を叫んだ。
「ダニエル!!」
「ひさびさだなロビン....せっかくの再会に喜びたいところなんだがーーー
僕の大切な部下を少々可愛がってくれたことに僕はとても頭にきてる。そしてーーー」
ダニエルはそう言いながらゆっくりと優しくエリザを地面に寝かせて彼女にウィンクをしてから、ロビンに手に持っていた拳銃を向けて涼しげな表情をしながらもどこか厳しい目つきでこう言った。
「彼女の思いと気持ちを愚弄したことに腹が立ってる」
ダニエルはそう言って弾丸を放ったが、ロビンはそれを見切ってなのか素早い動きで避けてロビンの方へ突っ込んでいった。
アリサはダニエルにロビンが身体強化薬のようなものを摂取したことを言おうと名前を呼んだ。
「ダニエルさん!ロビンはっーーー」
「だな...ブラッドシード!そうだろロビン!?」
ダニエルはそう言いながら数発弾丸を放ったが、ロビンはそれをジグザグに走りながら交わして、ロビンはナイフを取り出して飛びかかろうとした時のこう言ったーー
「怖い怖い。その通りだ!でもこれで、その情報も無駄だ!」
「残念だが。ロビン。ブラッドシードはそもそも前線兵士の身体強化のために試作のイーストブロックが作ったものだ。弱点は彼らがよく知ってる」
ロビンはそう言って笑みを浮かべて指をパチンと鳴らすと上から何かが数個落ちてきて、カランカランと音を立てた。
アリサはそれを見て目を閉じて耳を塞いだーーー
バンと爆発音の後、眩い閃光と身体を突き抜ける爆音が格納庫の中に響き渡ったーーー
アリサはすぐに行動を取ろうと思ったやさき、悶え苦しむロビンを取り押さえる人物がいることの目が行った。
「キリシマさん!」
ロビンを抑え込んだキリシマはアリサに名前を呼ばれてこうどこか微笑んだ表情を見せて言った。
「待たせたな」
それを見ていた、ダニエルがポケットからハンカチを取り出して、ロビンの口元に当てた。
どうやらそのハンカチには睡眠剤が仕込まれていたのか、ロビンは落ちるように眠いって行った。
「さて、タカノ。ミサイルの発射を止めないといけない。手伝ってくれるかい?」
「ああ。だが、この、タイプパスワードがかかってると思うが」
タカノはそう言って制御盤の方へ向かい、ダニエルも制御盤へ向かって機械の操作をし始めた。
「アリサには後で色々聞きたいことがあるが...説明をしている暇はあまりなさそうだなーーー
もう一つの新兵器の方がミレーヌが抑えられててくれればいいんだがーーー」
アリサはそれを聞いてエリザの方へ向かい彼女に声をかけた。
「ごめん。アリサ....大丈夫よ」
エリザはそう言ってゆっくりと目を開けて起き上がって喉に手を当てて何回か咳き込んでこう言った。
「手荒すぎますわ。こんなのじゃ、誰も好みませんわよ...全くーー」
起き上がった、エリザに気がついたダニエルはウィンクをしてこう言った。
「エリザこっちに来てくれないか?」
「え、は、はい!」
まだ少しぼんやりしていた感じがあったエリザだったが、ダニエルに呼ばれてハッとして彼の元に駆け寄った。
「君ならこのパスワードは解けるはずだよ」
それを聞いた、エリザは機械を見てどこかニコッと笑みを浮かべてこう言った。
「本当ですわねーーまさか昔作ったあれじゃない...」
エリザはそう言って機械を操作し始めた時だったーー
大きな音と共にミレーヌが吹き飛んでくる形でアリサの近くに倒れ込んできた。
「強敵にも程があるわよ....」
ミレーヌはそう言っていたそうにしながら立ち上がった。
ウーンと大きな機械音と共に小さな2階建の一軒家のぐらいのゴリラのようなロボットが格納庫内の入り込んできたーーーー
それを見たタカノは機械の操作を終えたようでため息をついてこう言った。
「おいおい。それもここにあったのかよーーー気をつけてくよ、良くも悪くも最新鋭の兵器だぞあれ」
ミレーヌ「待たせたわね」
エリザ「遅いですよ。エリザ!」
アリサ「そうですよ〜なんか設定を忘れかけてたって、作者が...」
エリザ「メタいことですわね」
ミレーヌ「それにしても大変よ。あのマシーンめちゃくちゃなのよーー」
タカノ「まぁーメカだからな。対空砲か対戦車ロケットでもあれないいんだけどな」
ダニエル「うーん。困ったな。だが、この僕がいるから問題ない」
エリザ「なんせ、超一流ですものね」
アリサ「とりあえず、これ倒さないと終わらないですよね!次回、影の意図。
結局、この人たちは....東でも西でもないならなんなのかしら....」




