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アリサの異世界スパイ大作戦  作者: アーサー・リュウ
異世界より愛を込めて
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異世界より愛を込めて-5 もう一人の異世界人


アリサ、エリザ、ミレーヌは小型潜水艇を使って、夜の闇に紛れてロザリオ島に潜入していた。


浜から上がり、エリザが教えてくれた秘密の洞窟から島の奥地へ潜入することになったーー


「1時間前に海軍特殊部隊も複数箇所から潜入してるらしいわ。情報を集めつつ進みましょう....」


ミレーヌはそういうとドライスーツを脱ぎ捨てて、防水加工のされているカバンから小銃と装備を取り出した。


アリサはそれを見ながら、周りを確認するために暗視ゴーグルを取り付けてた。

同じくエリザも暗視ゴーグルをつけてこう言った。


「ミレーヌさんはAルートで会議室のある施設に潜入して、先に首脳の保護を特殊部隊と一緒に行いますのね....


私たちは、Bルートで基地の施設に潜入して、ビーコンの反応があったダニエルさんを探しますわ」


「よろしく頼む。私は先に行くーーー社長の救出は頼んだ。余裕があったら、そっちに手伝うから」


ミレーヌはそう言ってエリザの肩をポンと叩いて、暗視ゴールもすることなくそのまま走りっていった。

どうやら見えているようで、ミレーヌはスイスイと暗闇の中を移動していったーーー


「エリザ。道案内をよろしく。Aルートの先は極秘施設みたいになってるみたいだから....敵もきっといると思うから気をつけましょ」


「ですわね。いきますわよ」


ミライはどこかやる気に満ちているエリザの表情を見て歩き始めた。


Aルートを進んでいくと段々と整備された工場のような場所にたどり着いた。

ミライは人の気配を感じてエリザを引っ張って物陰に隠れるように仕向けた。


足音が聞こえてきて次に嫌な音が聞こえてきたーー


「銃声?」


銃声が連続して響きわたってきて、アリサとエリザは警戒しながら物陰から姿を出して進むことにした。


今回持ってきた武器である拳銃を手にアリサとエリザ行きを合わせて通路を進んでいくことにした。

明る場所に出たと思って暗視ゴーグルを外した瞬間んだったーーー


アリサとエリザは絶句した。


スプラッター映画のワンシーンのように壁も床も一面血塗れになって、ぐったりと倒れている3人の目出し帽を被り装備を色々つけたベストを着る海軍コマンドの兵士が目に入った。


いきなりのことでアリサは驚いたが、エリザが手を握ってこういった。


「ミライ、深呼吸して....まだ先にいるわ」


銃声と悲鳴に近い声が聞こえてきて、

ミライとエリザは意を決してその場所に向かったーーー


角を曲がった先に人がいるのがわかって、アリサとエリザは拳銃を構えたまま角から飛び出した。


「物足りないーーー全然強くないじゃん...」


飛び出した先にいたのは、両手に短剣を持った同い年ぐらいの中性的な見た目をする少年だった。

足元には血を流しながら、崩れるように倒れていく海軍コマンドの兵士がいた。


『チーム7。どうした!応答しろ』


そう無線機から音が溢れていたーーーしかし無線を取れるはずのチーム7の人員はいないようで虚しく無線だけが響いていた。


「動かないでください!」


アリサはそういって銃を少年に向けた。エリザも同じく少年に向けたーー


「ウエストの極秘エージェントってところかな?君達なら僕を楽しませてくれるかな?」


少年はそういってどこか不気味な笑みを見せて、ゆっくりとアリサとエリザの方に近づいた。


アリサは急所を外すように、少年の足を掠めるように弾丸を放ったーーー

少年は足を止めて、掠めていった足を見てこういった。


「わざと当てなかったでしょ?狙って撃ってたね。君たちなら期待できそうだーー」


その言葉を聞いてアリサはエリザに小声でこういった。


「エリザ...来ます」


そういったのと同時に少年はジグザクに走りながら突っ込んできたアリサとエリザは咄嗟に拳銃を撃ったが全弾交わされて接近された。


少年はアリサの方に短剣を振り下ろしてきたので、アリサはそれを拳銃で受け止めて腰にあった警棒を抜いて、少年の胴体に当てようとしたが寸前で交わされた。


「電撃警棒!いいね!もっと面白いものだしてよね」


少年はそういうと銃声と同時にバク転をしてエリザが撃った弾を交わした。


「よそ見はいけませんわ!!」


「君はこっちの彼女より、射撃は得意じゃないんだね....つまらないから...先に始末しちゃおうかな!」


少年はそういって次に、エリザの方へものすごい速さで突っ込んいった。

エリザは5発拳銃を撃ったが全て避けられた。そして、弾詰まりが起こってしまってエリザはもたついてしまったーー


少年はその隙を逃さずナイフを振り翳して突っ込んできていた。


「エリザ!逃げて!」


エリザはその言葉を聞いてハッとしたが、反応に間に合うことがなかったーー


ーーエリザがやられるっーー


そうアリサが思った時だった、


「伏せろ!!」


そう男性に声が聞こえて、数発のアリサとエリザとは違う銃の発砲音が聞こえて少年はその弾丸を交わしきれなかった一髪を短剣で受け止めた。


短剣は少年の手から離れて、地面に転がり落ちた。

少年はものすごく嬉しそうな笑みを浮かべてこういったーーー


「キタキタ。やばいのがいたぁーーー!」


少年はそういうとその銃を撃ってきた男性の姿を確認して彼の方へ突っ込んでいった。


海軍コマンドの兵士の一人がまだいたようで、彼は突っ込んでくる少年に向かって小銃を撃っていたが...それは全て少年は踊るように動きながら交わして短剣を持って突っ込んでいった。


アリサと同じように男性は小銃で少年の短剣を受け止めて、刺さったまま。男性は腰にあるホルスターから拳銃を取り出して、そのままで撃とうとしたを見て少年は一気に距離を取った。


男性は数発拳銃を発砲したが、少年は驚いた顔をして一気に距離を取った。

そして、拳銃の弾は数発少年にあたったようで、血を流しながらこう言った。


「痛い...痛いじゃないかーーーでも、あんた。何者?全然違う匂いと動きなんだけど....」


男性はその言葉を一瞬止まったが、

少年に向けて無慈悲に弾丸を放ったーーー


少年はそれを全て交わして投げナイフを5本投げた男性はそれを交わしたが3本は拳銃を持っていた腕を掠めた。


「ここは引かせてもらうよ。楽しかったーーーまた会いたいな!」


少年はそういって、素早い動きで闇の中へ消えていった。


エリザは追いかけようとしたが、アリサがそれを止めた。


「エリザ。行かないでいいわーーーダニエルさんを探さないと」


「う、うん。そうですわね...ところで、大丈夫ですか?」


エリザはそういって腕を負傷した男性の方に目を向けた。

彼は目出し帽を外したーーー


彼の年齢は30代前半ぐらいの人物でパッと見てイケメンという雰囲気だったがアリサがあることに気がついてこう言った。


「どことなくなんですが...私と同じ異世界人ですか?」


アリサはそういうと男性は少し驚いた表情をしてこう言った。


「正解だ。よくわかったな?」


男性はそういってホッと息をついて近くに座り込んで、応急手当用の道具を取り出して、包帯を撒き始めたのを見てアリサはそれを手伝った。


「なんとなくです」


すると無線機から声が聞こえてきた。


『チーム7応答しろ!こちら、チーム3』


エリザはそれを気いいて、男性にこういった。


「無線呼ばれてますけど」


エリザがそういったが、男性は見向きもせずに包帯を撒き続けた。エリサが首を傾げて、アリサも何か言おうとした瞬間男性はこう呟くようにいった。


「あ、ああ....そうだなーーー」


『現在、砲台跡地で敵戦力と交戦中!ーーーおい、なんだあれは!?ーーー早く応援に来てくれ!このままだと全滅ーーー』


男性が無線機に手を当てた時に無線が途切れたことに気がついた。


アリサは自分のイアリング無線機の通信も切れた切れたことに驚いたが....すぐに復旧したのがわかった。


なぜなら、ミレーヌからこう無線が飛んできたからだ。


『アリサ、エリザ。敵は相当手強いわーーーそっちに合流できないかも』


『了解ですわ』


そうエリザが答えると、男性はポケットからタバコを取り出してこう言った。


「すまないが、俺は少しここで休む。この先にビーコンの発信源があるのは確認できてる。俺はキリシマだ...キリシマ大尉だーー

無線の周波数を教えておく、何かあったら連絡してくれ」


「私はアリサでこっちはエリザです。よろしくですキリシマさん」


キリシマはそれを聞いてメモに無線の周波数を書いたものをアリサに手渡して、ポケットからタバコを取り出して、手で覆いタバコを隠しながら火をつけて吸い始めた。

アリサはそれを見て少し違和感を感じたーーー


「ああ、気をつけて行ってくれ」


キリシマのそに言葉を聞いて、アリサとエミリはダニエル救出というミッションに向けて先に進むことにしたーーー


「ウェストの新設組織のRNIS6能力....十分だな...」


キリシマがそう呟くように言った言葉を聞いて、アリサは頭にまた疑問点が浮かんできたーーー

エリザは気にしていないようで、二人で合図を送り合いながら進んで行くことにした。

エリザ「ダニエルさんの反応はこの先ですわ。いきましょ」


アリサ「ええ」


エリザ「どうかしたの?」


アリサ「うんうん...ちょっと酷いの見たからかもしれない....でも、ここで頑張らないと東西の平和が脅かされてもっと沢山の人が死ぬってーーー新兵教育で習ったのを思い出しました。だから折れてられません」


エリザ「すごいわね。でも、それは確かよ。この事件の首謀者の目的は分からないけど...放っておけば、東西に大きな亀裂が走るわーーー」


アリサ「ねぇ、エリザ?さっきのキリシマさんなんか違和感を感じたんだけど何か感じなかった?」


エリザ「うんうん...すごい強い兵隊さんなんだって印象だけなんだけどーー強いていうなら、なんかボーっとしてた気が」


アリサ「無線を取らなかったのが引っかかるのよ...まぁ、今は少しおいておきましょう!ダニエルさんが先です」


エリザ「あなたのペースが分からないわ。でも、その通りね。次回、囚われのお姫様は趣味じゃない!乞うご期待」

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