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バックアップの男  作者: 桜井あんじ
バックアップの男
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?? 午前??時一分 (ファイル番号05)

 まずい状況になったものだ。

 こんなことで奴に目をつけられるとは。よりによって、あのこととはまったく関係のない件で。うまく立ち回らねば、あのことまで露見してしまう。

 だが、決定的なものが出る前に情報を得られたのは幸いだ。対処を考える時間ができた。

 奴はどこまで気づいているのだろう。とにかく、こちらもしばらくは素知らぬ顔で通すしかない。その上でもっと情報を集めなければ。ポーカーフェイスで奴と直接対峙するのもいい。大丈夫、だてにこんな仕事をしちゃいない。そういうことはお手の物だ。

 しかし、状況によっては――、極端な手段もやむを得ない。

 心が決まり、立ち上がって時計を見た。しまった、もう時間だ。

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