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オーシャンブルーパラダイスインジョー  作者: ウドン9191
7/11

鳴いて喜びなさい


 夜の海に響き渡る美しき声・・・・


 「水泡に帰せ」

 

 レンカの声だ・・・・・


 「豪炎」


 空に浮かび上がる大きい豪炎の字・・・・・

そしてそれを超える大きさの光円・・・・・


 黒い炎のような凛々しい狼男の群れは・・・・

フィアヴォルフの群れは空を見上げる・・・・・


 「「「アオオオオン」」」


 何かを察し・・・・・

組体操を始める・・・・


 フィアヴォルフ・・・・・


 ヒューンと戦闘機が光円を潜り・・・・・

燃え盛り・・・・


 炎のフラシュを打ち出す・・・・・


 ネットの様に受け止めるフィアヴォルフ・・・・

「「「アオオオオオオンン」」


  「健気ね」

「更に追加を」


 「鳴いて喜びなさい」

「犬」


 レンカは狩衣姿で・・・・

アイドルがつけているヘッドセットマイク着用・・・・・


 ヴァスペラーである・・・・

小型拡声器型からヘッドセットマイクに変更・・・・


 そしてレンカは素晴らしく輝いている・・・・・


 更に飛来する戦闘機・・・・・


 「「「ギャワアアアン」」」


 悲しそうになくフィアヴォルフ達・・・・・

情けない姿でもある・・・・


 そして容赦なく降り注ぐ炎のフラシュ・・・・・


 「「「ギャアアアアアアン」」」


 「豪風」


 俺ジョーの声が響く・・・・・


 豪風の文字が海上に浮かぶ・・・・・


 俺は其処を潜る・・・・


 姿はブレイブヴァイパーに・・・・

忍者装束を組み合わせた姿・・・・


 白い装束に赤い具足・・・・

そして口元が見える白い狐面・・・・・


 手には扇子・・・・


 風を纏い・・・・

回転し・・・・・


 「氷弾」


 つららを扇子より撃ちだす・・・・


 三本のつららは離れていく・・・・


 つららは風を纏っており・・・・


 「舜激吹雪」


 其の言葉でつららの風は吹き荒れ・・・・

白い丸い吹雪にフィアヴォルフを包んだ後・・・・・


 即消え・・・・・・


 「夢幻の如く」


 パンと扇子を閉じ・・・・・

海面で・・・・・


 消えるフィアヴォルフ達を見つめる・・・・

水に戻り消えていくフィアヴォルフ達・・・・・・


 その向こう側には・・・・・


 修道服のフィアメイカーゴッテス・・・・


 「・・・・・・・・」

「・・・・・・・」


 「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・」


 修道服は困った様子で・・・・

「あのどうぞ」


 良く通る声である・・・・・・

綺麗な年若い女性の声・・・・


 「・・・・・・・・」


 其の場でくるりと後ろを・・・・


 レンカを見つめる・・・・・・

応答がない・・・・・・


 レンカは・・・・・・


 我を忘れ・・・・

「旦那様すばら♪」

「ふふふふふふ♪」


 素晴らしい悦に耽っている・・・・・



 俺は修道服のフィアに向き直り・・・・・



 フッと構え扇子を向け・・・・・

「帰るが良い」



 「え」

「いやいや」

「恨みが」


 「ひゃああああ」


 フィアヴォルフの生き残りが・・・・・

複数人で抱きかかえ・・・・・


 「「「オダシャデエエエエエ」」」


 走り去っていく・・・・・


 そして丁度良く・・・・・

この後二人の休みが重なり・・・・・


 めちゃくちゃいちゃいちゃした・・・・・






 



 

 

 

お読み頂き有難う御座います。

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