白き萌え羽よ!らしく美しくどこまでも!
白き輝き船ヴァシリタ甲板にいるは・・・・・
胡坐で作務衣姿の俺ジョー・・・・・
哨戒中である・・・・
現在は停泊中・・・・
アンカー差し込み・・・・
ヴァシリタは海水から必要な物を取り込んでいる・・・・
空には星が・・・・・
夜だが寒くはなく穏やかである・・・・・
空には白い鷹が複数飛び・・・・
空から海中迄探っている・・・・・・・・
船でも索敵は出来るのだが・・・・・
いざという時出られない危険がある・・・・
俺以外は・・・・・・
「旦那様」
其の時レンカの声が・・・・
レンカが赤い狩衣姿で緊張し歩いて来る・・・・
レンカがすぐ脇に立つと・・・・
俺はレンカを見上げ・・・・
「レンカヤホー」
「何か問題?」
「・・・・・」
レンカは悩み意を決した表情で・・・・
「寂しいです」
「俺もだよ」
俺は笑い伝え・・・
「じゃあお隣に」
レンカも笑い隣に座る・・・・
俺に体重を預け微笑む・・・
俺は素晴らしき光景に感謝を目で伝えつつ・・・・
「訓練は順調」
レンカは一層輝く微笑みをもって幸せとお返事・・・
「はい♪」
「旦那様順調です」
「もう少しで以前の様に」
「常に寄り添いに戻れるかと」
出会って次の日から・・・・
別々の任務の日々・・・・・
こうして暇を見つけてはいちゃつく日々・・・・・
俺は右手を波紋に突っ込み・・・・
「ホッヴァット」
「いる」
レンカは素晴らしい所作で・・・・
「いただきます」
波紋から取り出した・・・
瓶詰の暖かい白い飲み物をレンカに・・・・
レンカは預けを止して・・・・・
素晴らしき所作で受け取る・・・・・
レンカは微笑み瓶を見つめ・・・・・
「心地の良い器」
その所作は可愛く美しい・・・・・
ふたが空に溶けるように消えるさまを見て・・・・
レンカは美しくテンポ良く言葉を紡ぐ
「飲みたいと願いに」
「応え」
「蓋は夢の如く消え」
嬉しそうに喜びが溢れている・・・・
「現れたるは♪」
「飲み頃のホヴァット♪」
瓶を手に微笑むレンカは俺を見つめ・・・・
「ささ旦那様も♪」
すぅと蓋が・・・・
レンカの瓶は閉じられ・・・・・
俺もホヴァットを手にし・・・・
瓶をこつんと・・・・
「「カンパーイ♪」」
そして蓋が消え・・・
飲み頃を飲みあう・・・・・・
一口飲み瓶を掲げ・・・・
「ヴァイアフェーダ」
「白き萌え羽よ」
「らしく美しくどこまでも!」
レンカがうっとりと・・・・・
「旦那様♪」
「何度聞いてもすばらい組織名と詠い♪」
二人夜いちゃつく・・・・・・
お読み頂き有難う御座います。