あースポンサーでよろしく
白い部屋・・・・・
何も無い殺風景な部屋で・・・・・
其処に俺ジョーの斜め後ろにレンカ・・・・・
レンカは赤い和服というか狩衣という衣服らしい・・・
黒い長い髪は部屋の輝きで美しく輝き・・・・
狩衣を着て凛々しく微笑んでいる姿は・・・・
非情に素晴らしい・・・・
俺は黒いディープブレイブ姿・・・・
正し甲冑部分にヴァィバーを仕込んでいる・・・・
俺謹製の品・・・・・
そうレンカに負けじと小型化した!
俺の前には水兵服姿のバーサン船長と・・・・
赤髪の軍服姿の美女・・・・・
二人に向かい笑い顔で伝える
「自己紹介からだな」
「ジョー・カナ」
「レンカ・カナ」
続けてレンカが名を伝える・・・・
見下し気味に・・・・・
水平船長は伝える
「私はセシリー・フェニクス」
右手を差し出して来るので握手し・・・・
お互いにんまり・・・・
「私はロズ」
続いて赤軍服のロズとも握手・・・・
「こんな美人と会話してたとはね」
「まあ此れから宜しくな主」
「で」
「何をさせてーんだ」
握手を止め・・・・
ダンと仁王立ち
ふっと腕を組みキメ顔で・・・・・・
「特に無し」
「諸君らがあまりに弱き故導きが必要だろうとぉぉぉぉ」
「旦那様輝きが!」
「最萌です♪」
レンカふにゃりとああーと・・・・
黄色い声をあげる・・・・
ロズは茫然・・・・・
セシリーはニカッと笑い・・・
「フィアメイカーゴッデス」
「恐怖樹立女神創生秘話探索を手伝うってことだね」
「ふっ」
俺はニヒルに笑い・・・・
「世界調律<エンドレスワールド>」
「止める為に才ある女性が」
「己が身を変えてでも阻もうと」
俺は額に手を当て・・・・・
表情に悲しみを湛え・・・・
「其の時彼女は教えられた」
「ただ利用していたと」
「彼女は操られるのを阻止するため」
「己が兵器と成るのを阻止するため」
「怪物になる事を選択した」
ふーと目を閉じ・・・・
喋り続ける・・・・
「そして恐れより」
「調律を使い世界を莫大なエナジーを作り出す海に」
「塗り潰させ」
「執行者達は」
「エンドレスパラダイス」
「にて生き残り」
目を開けセシリーを見つめる
「以外の人類は滅びた」
「そしてエンドレスパラダイスは」
「千年という長きにわたり生産した」
「多くの人権なき物人を使い」
「世界支配を執行」
俺は手を広げ・・・・
悲しみを湛え天を仰ぐ・・・・・
「しかしそれは彼女」
「怪物と成りはてた彼女に潰される」
「そう生きていた」
「おして物人を」
「怪物に変えた」
「大半はゴッデス以外に」
「パラダイスは世界支配計画を凍結」
ロズを見つめ・・・・
喋る・・・・・
「そして防衛計画にリソースを傾ける」
「そして多くの時が」
「今や物人などという言葉は消え」
「普通に家庭を持ち生活を」
「ああ」
ロズは笑う・・・・・
「なのに今更ぁぁぁぁ」
「純血は守られるべきだとか」
「はっ」
「あいつも従いやがって」
「そしてセシリーは」
「募りほぼ死しかない船出に」
「さて願いはかないましたか」
「セシリー・フェニクス」
俺はセシリーを見つめ・・・・
セシリーはウーンと腕を組み・・・・・
「アーナンダ」
「ほぼ真実だな」
俺は首を傾げ・・・・・
「創生秘話知ってる?」
セシリーは頷き・・・・
「知ってる」
「最近の話さ」
「元がさ元ゴッテスが」
「身も心もボロボロの其の時」
「聞いたと男の声で」
「復讐せよと」
「そしてゴッデスに」
「私らが知る創生秘話は嘘かも知れないのさ」
俺はレンカを見つめる・・・・・
レンカは目で知りませんと・・・・・・
「・・・・・・・」
エンドレスパラダイスで俺すら気付けぬように・・・・
「・・・・・・・・・」
新しい兵器?かな・・・・・
純血もこっち?・・・・・
てっきりハーレム作りの良いわけだと・・・・・
「でだ彼女を兵器にしようとした」
「塔に向かっていたわけさ」
セシリーにぱっと笑い!
「どうせ純血うんぬんはうまくいきゃしない」
「その間気分転換にお宝さがしとしゃれこんだわけさ」
「うまくすりゃお宝ゲットで」
「うはうはさ!」
「そううはうは!」
「あいつのはなをあかしてやるぜえええええ」
「あースポンサーでよろしく」
「あいよジョースポンサー」
俺の言葉にかっとセシリーが応える・・・・・
「何だくれんのか」
「何だ!」
詰め寄るロゼ・・・・・・
ぐいぐいとまあ・・・・
むっとし始めるレンカ・・・・・
「ああ」
「とりあえずは此の衣装だ」
「普通に・・・・」
「おおおおおおおおおおお」
「バーチョウ」
「コレなんか違うぞ」
「私わくわくして来たぞ」
「あーじゃあ次は」
「鍛錬施設で良いかい?」
セシリーもわくわくしている・・・・・
「ああいいぜ」
俺はサムズアップでこたえる・・・・・
お読み頂き有難う御座います。