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オーシャンブルーパラダイスインジョー  作者: ウドン9191
11/11

シャイニングレンカ!


思考加速を止め・・・・


 凍り付いた時は動き出す・・・・・

「ヒュー」

「アブネー」


 光球で防ぎ・・・・

俺ジョーはにやりと笑い・・・・


 向き直り

「アバウトォォォ」

「ヴァスクリュー」


 左右連打でゴォーゴォーと・・・・

横竜巻を放ち続ける・・・・


 「グッ」

赤い強化外骨格のパワードレッドアウタースケルトン・・・・


 パレッタースケルと呼ぼう!


 パレッタースケルは左右に素早く動き避ける・・・・

「そらそらそら」


 「どうしたあああああ」

「バレッタースケルゴースト」


 連続で適当な風渦に捕まり・・・・・

クールヴァシャイニング迄吹き飛ばされる・・・


 バレッタースケルゴースト・・・・

他のフィアゴーストはただ見守る・・・・・


 「マッアアアアアクス」

「スクュリュユウウウウウウウウ」


 右の殴打盾前に大きく渦を作り・・・・・

動きが止まったバレッタースケルゴースト穿とうとした瞬間・・・


 「ヒヒッヒヒ」

「オオオオオオ」


 叫び・・・・・


 俺はにやりと更に渦に研ぎ澄ませた念を注ぎ・・・・

「フッ何をしようが遅い!」



 「クダケ」

「シンショク」


 ドーンとバレッタースケルゴーストは爆発・・・・

「俺のクールヴァワールドが崩れるだと!」



 逃げ出すフィアゴースト・・・・・

「「「ヤッタアアアアアアア」」」



 「チィ」

「むかつくとりあえず撃とう」


 逃げ出す一部に大きい横竜巻を八つ当たりで放ち・・・・



 ゴオオオオオオと凄まじい・・・・

横竜巻は多くのフィアゴーストを穿ち水に返す・・・・・


 大きい天の光球を消し・・・・・


 「結構逃げられた・・・・・」


 其の時炸裂音が・・・・・


 音の方向を見る・・・・・


 レンカが襲われている・・・・・


 パレッタースケルゴーストは仮面はなく顔は赤い霧に・・・・・

外骨格はひび割れだらけ・・・・・


 其処から赤い霧が噴出し・・・・・・

霧は触手となり・・・・


 フラシュの猛攻を気にせずレンカに抱き付き貪る・・・・


  イヤーアップで聞くズームアップで見る・・・・


 夜の闇の中フラシュの輝きの中・・・

レンカは触手を口にねじ込まれ・・・・・


 狩衣は触手に溶かされ・・・・・


 やがて赤い瞳は光を喪い・・・・

次第に手足は力が抜け・・・・


 「ギャブア」

「アギャバ」


 バレッタースケルゴーストは奇妙な音を立て・・・・

外骨格が軋み音立て・・・・・


 「そんな・・・・・」

狩衣のうち一人が呟く・・・・・・


 フラシュは撃ち込まれず・・・・


 夜の闇中レンカは手足が水に・・・・・・

赤い霧に徐々に取り込まれるレンカ・・・・


 「アガギャシャ」


 レンカのヴァイバーがパレッタースケルに・・・・


 外骨格が修復され始め・・・・

赤い霧が爆発!


 「ツヤツヤー」


 パレッタースケルゴーストを喰らい・・・・

霧の中からパレッタースケル着用のレンカが現れる・・・・


 「旦那様」

「続きは私が」


 お淑やかな所作で俺に・・・・・


 「ジャ」


 俺は腕を伸ばし・・・・

レンカの肩を掴み軸に移動・・・・・・


 「あいこうか」

腕は縮みレンカを肩を抱き・・・・


 ヴァシリタに二人いちゃつきながら向かう・・・


 「レンカお願いが」

「インナー部分増やしてくれる」

「はい旦那様♪」


 頭部以外が霧に包まれ・・・・

霧が晴れ始める・・・・・


 足はハイヒールの赤い外骨格ヴァイバー・・・

金の宝石と黒が映え・・・・


 とても美しい・・・・・

太ももまで・・・


 太ももから黒いインナー・・・・・


 腰部に小型の複数のヴァイバー・・・・

此方も美しい金の宝石と黒が施され・・・・


 胸部甲冑も赤く・・・・・ 


 肘までの外骨格ヴァイバー・・・・

小型盾に金の宝石が此方も黒が映え・・・・


 変わらず白い狐面を着け・・・・

微笑むレンカ・・・・


 「ありがとうレンカ♪」

「いえこのていど造作も」


 ポカーンな他の狩衣衆に気が付き伝える・・・・・

「皆ごめん」

「帰還」

「ミッションオーバー」


 「船長に伝えてくれる」


 ハッと我に返り・・・・

敬礼し・・・・


 「「「了解」」」


 「「「ヴァシュライトニング」」」


 狩衣衆は連携し・・・・

俺達の前に展開し・・・・・


 ヴァシリタに向かい疾駆していく・・・・

「俺達はゆるりと」

「はい♪」


 抱き合い夜の海の中二人で・・・・・



 



 





お読み頂き有難う御座います。

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