笑う男其の名は!
強い日差しの海原を・・・・
船未来戦艦いや宇宙戦艦と言うべきか・・・・
流線形で白い美しい船・・・・
その船は水しぶきを上げ・・・・・・
巨体に見合わぬ速度で海を疾走する・・・・・・
辺りには巨大な塔の天辺が海から突き出している・・・・
其の指令室で椅子に座り・・・・
目を閉じているバーさん・・・
兎に角屈強である・・・・
太くたくましい腕太ももそして水兵服姿である・・・・
其のバーさんに向かい伝える美少女は・・・・・・
青い髪のロング可愛らしい美少女は索敵担当・・・
「せんちょうーーー」
「ま・まえからもーーー」
スクリーンに映し出される・・・・・
多くの大型のザリガニのような欠陥兵器・・・・
体は金属の甲羅で出来ている・・・・
水中より多数浮かび上がる・・・・・
カッと目を開き・・・・・
「前進」
「障壁フル」
「オーバー速力」
「了解だバーチョウ!」
光りに包まれ・・・・・
光のキーボードを素早く打ち込む少女が答える・・・・・
ダイバースーツ似た甲冑付きの黒い服を着ている・・・
赤い髪は長く青い瞳のキリッとした美女・・・・
背の甲羅が少し開き・・・・・
レンズが・・・・・
そしてレンズより光線が生じる・・・・
シュシュシュシュン・・・・
光の群れが白い船に向かい・・・・・・
「あはははは」
「効くかそんなへな弾があああ」
「このヴァイスシルトリッターによおおおお」
腕を大きく振り・・・・・
叫ぶ・・・・・
白い船は眩く光を纏い・・・・・
閃光の如く突き進む・・・・・・・・・・
光線もフィアザリガニも引き潰し突き進む・・・・
「相変わらずすばらです」
「ロズ姐さん」
「ダテキーボードもすばら」
長い黒い髪黒い瞳赤い和服の美少女は・・・・
壁にはりつけでうっとりである・・・・
「そうだろ私はすばらなああああ」
「くそ掴まれただとぉぉおおおお」
白い船は触手に絡めとられる・・・・
「障壁で斬れないかい」
「ロズ」
屈強なバーチョウは立ち上がりロズに尋ねる・・・
「斬れねええ」
「やべええええ」
「まんべんなく圧かけやがりやがって」
「はめやがってええええ」
「ふははっはははは」
「諸君お困りかな?」
「今日こそは此のジョーの隷属して頂きたいのだが」
俺は黒いハイカラ軍服白い手袋・・・・
黒い髪は短く・・・・
黒い瞳を輝かせ・・・・
哄笑共に現れる・・・・・・・・
海上で腕を組み・・・・・・
背には・・・・・・
お読み頂き有難う御座います。