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彼と出会った日 3

今ありのままに会ったことを話すぜ・・・何故かいきなり母に呼ばれ何事かと思ったら、城へ行けだと?どういうことだってばよ・・・


「お母様どういう事ですか?」


「そのままの意味だけど?貴方そんなことも分からないの?」


うぜぇ


「お母様私もなぜ急にお姉さまと一緒になぜ急にいけと?」


「あら?私の言い方が悪かったかしら?ごめんなさいね私の可愛い娘」


聞きました?このあまりにもわかりやすい格差はこの世は地獄かな???


「あなたたちも6歳になったでしょこの国の決まりで6歳までに一度顔を出さないといけないの・・・だからあなたたちは一度城に行かないといけないのよ」


まって♡私6歳過ぎてるけど?どうせお母様のことだから私だけのために行くのがめんどくさくてかわいい可愛い娘のついでに行けばよくねとか思ってるんでしょ?まぁ気持ちは分かんないでもないけどね。


「そういう事なのですねわかりました。」


「わかりました。」


そういって私達は部屋を出ようとした


だが私だけ呼び止められた


「今日の5時近くにお茶を出してくれないかしら」


「わかりました」


そんなこんなで私達は城に行くことが決定したのだった。



城へ行く日となったが、そこで私の妹がやらかしてしまう。あり大抵に言えばとてつもなく匂うのだ。何日もお風呂に入っていないから臭いんではなく香水を大量に利用しているから臭いのだ。どうやら妹は自分が臭いことには気づいてないらしい(匂いになれてしまって自分のにおいを感じてないらしいそれでいいのか妹よ)そして母親も止めないのはどうかと思うけど、母もいつもキツメの香水をしているので、少しばかり鼻が良くないらしい。私達の乗る馬も匂いに耐えかねるのか暴れらしそうだし城にいた騎士、メイドもすごい苦笑いだけど、まったく気づいてない。私はとてもいたたまれないし、この人たちの家族と思われるのが辛すぎる・・・


「あと王子様のところ行って挨拶に行きましょ」


「えっ王子様に会えるの!!」


「そうよ」


「王子さまってカッコいいのよね!楽しみ!!」


妹と母は嬉しそうに話している。私も王子の話は聞いたことがある。どうやら、絶世の美少年らしい。らしいというのは、私は彼に会ったことがないからわからない。まぁ噂というのは大げさに言うこともあるから、大体が違うと私は思っているので本当はまぁまぁの顔した人が、王子という付与価値のおかげでイケメンと誇張されているんだろうと思っている。


匂いが臭いためか、顔を引きつらせながら歩くメイドについていくとそこには



天使がいた。


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