プロローグ2
見てくださってありがとうございます!続きが出来ました!読んでくれたら幸いです!
私の家族について話したいと思う。
私の家族構成は五人家族であり父・母・兄・妹がいる。
父は祖父から受け継いだ子爵の位を持っており、ここまで来た読者ならもちろんわかると思うが、家族全員頭のねじが5本や1000本くらい無い人しかいない。
ねじが緩んでるのではなくもともとないのでどうやっても対処出来ない、いわゆる\(^o^)/オワタな現状なのである。
まず馬鹿な両親についてだ、家族全員に共通していることだが、少々?おつむが足りていないのだ、まず絶対儲けるという怪しげなものにはすぐに騙されてしまい、いいように金を搾取されているがそのことに気づかないある意味幸せな脳みそなのだ。
それだけだったらまだましだが、自分たちが搾取している人たちのお気に入りであると勝手に思っており、自分より下のものだと思うものを陥れたり、罪をなすぎ着けたり、見下したりとまぁやりたい放題なのだ。
そして兄は悪い意味で貴族らしい貴族であった。親と同じくおつむが悪いのは勿論のことだが、その他にも自意識が強すぎるのだ。自分のことを神様だといわんばかりに自分が正しいと思っている。まぁだからこそ、おだてて居れば害がないので一番扱いやすいともいえる。
そして最後は妹だ頭の出来がよろしくないお花畑の妹であり、自分が一番かわいいと思っているぶりっ子だ。それだけならまだしも顔の造詣が整っているため、家族(−私)と男どもにチヤホヤされているため、世界で一番お姫様状態だ。他にもっとかわいい子なんてごまんといるのにそれは絶対認めない、まさに井の中の蛙大海を知らず状態なのだ。
そして自分より美しい人はどうせ性格が悪いんだとか言いふらし、貶めようとする。いやその前に自分を見つめなおせよ???
妹は勿論女性に嫌われてます。
そんなこんなな如何にも悪役貴族な私の家族を観察対象としては興味が持てたが大嫌いだ。
そして三つ目の人との違いは私の性格にある。私は自分が凡人であることを理解しているし、モブ中のモブだと知っている。
そんな私には、ある強い欲求がある。それは、誰かに必要とされたいし、愛されたい。そんな思いが強いのだ。
私はなまじ記憶を持って生まれてきた。そのため家族から愛された記憶はあるし彼氏はいなかったが自分の趣味であった漫画やアニメを通じて、分かり合える友人もいたのだ。
だが今の私は違う。
理解のできなく、私のことを愛してくれない家族。腹の探り合い、誰かを蹴落とそうと必死になっている貴族たち。そしてアニメや漫画がないため誰かと本気で語り合えないこの世界。とても窮屈で、どれにも嫌気がさしてしまう。
だからどうか。
誰か私を必要としてほしい。
そんな思いで日々を鬱々と過ごしていた私はある人に会って世界に彩が増したのだった。
お読みいただきありがとうございます。
出来れば土曜か日曜にもう一話投稿できるように頑張りたいと思います!




