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ふたりの秘密

作者: さかなで

ふたりには秘密が。売れない作家同士にできた秘密。誰にも言えない。

今更言えない。

「せんせい、もーすこし過激にこう、殺しのテクニックとか、ないんですか?これじゃ主人公、すぐ死んじゃいそうですよ」

編集者の磯田が原稿を見ながら、深刻な顔つきで忠告してくる。


「うーん、だってまわりはカトレアとかガーベラのガーデンなんだよ。そんなとこでグレネードランチャーとかおかしいだろ」

「グレネードランチャー、いいじゃないですか。派手だし」

「キミさー、畑にグレネード射ち込んでごらんよ。柔らかい土なんかじゃ不発になるし、だいいち花が可哀そうだ」

「あーもう、変なとこでリアリティかまさないでください。しかも花が可哀そうって、主人公殺し屋なんですよ。だいたい何でお花畑に逃げ込んでんですか殺し屋が」


いいですかー、次回までに何とかしてくださいよー、と叫びながら磯田は帰っていった。


ぼくは田村良(たむら りょう)。売れないハードボイルド小説家だ。もちろんペンネーム。


編集の磯田がデビューのときつけてくれた。もちろんあの大作家にあやかってのことだ。パクリじゃない。決して。磯田はぼくに才能があると言ってくれているが、自信はない。売れない理由もわかってるんだ。


ぼくはハードボイルドとか、バイオレンスとか好きじゃない。はっきり言って。

磯田の出版社の小説新人賞に応募したのが、学生時代に酔っぱらって書いたハチャメチャなバイオレンス小説で、それがなんのマチガイか新人賞にみごと選ばれてしまった。


それからがぼくと磯田との苦難の歴史の始まりだった。


磯田が置いていったコンビニのせんべいをもしゃもしゃ食べながら、思った。

「ああ、どこか青い空のなかを、気球かなんかで旅したいなあ」

いいな、それ。青い空、白い雲。手すりに小鳥がとまっている。はるか下にまあるく見える海。地球は丸いんだなあ、なんて。カモメが歌って。あー、まっ白いお城が見えて来たー。


ぼくはイカレてなんかない。ぼくは児童文学者になりたかった。


神田の古本屋街はあいかわらずにぎわっていた。今日は日曜日なんだ。作家なんてやってると、曜日の感覚がなくなってくる。自由人の職業病だ。まあ、近所のおばちゃんたちには無職って思われているらしいが。


コーヒーを飲もうかどうしようか、迷った。欲しかった絵本を買ったら、手持ちの金が残り少なくなったのだ。缶コーヒー買って、その辺で飲もう。


自販機がなかなか見つからない。いや、神田中に自販機はいったいいくつあるのか数えたことはないが、きっとものすごい数だろう。だがぼくの好きなコーヒーの銘柄が入っている自販機が見つからない。


缶コーヒーにもこだわりがあるのだ。じゃなきゃ作家なんて商売、やってられない。


ちょっと心折れそうになったころ、ロシア料理の店の裏の路地で、それを発見した。先客がいた。


みたとこ30歳くらいの、ぼくとあまり年齢はかわらないかぐらいの女性が、お釣りを取り出している所だった。黒いスーツ着てるので、就活?でもないか。年齢的に。いやわからんからなー。ぼくは女性のことがまったくわからない。

何人もの女をとりこにし、両手に美女をかかえながら薄笑いをうかべ、短機関銃のウージーから9ミリパラベラム弾をまき散らす男を描いているぼくは、おんなのこと付き合ったことさえない。ちなみに9ミリパラベラム弾の弾頭には+マークの傷をつけて、ダムダム効果を高めている。


小銭を自販機に入れようとしたら、売り切れていた。赤いランプがこれほど無残に、しかも失望感を抱かせるものであったことなど、かつてあっただろうか。


「あれ?缶コーヒー?」


見ると、取り出し口に缶コーヒーが残っている。ぼくの欲しかった銘柄のやつだ。ああ、神様。こんな不幸なぼくに、売れない小説家のぼくに、おめぐみをくださるなんて。


いやいやいやいや。これはまさしく悪魔の所業。きっと試されているんだ。ぼくが善人かどうかを。そして選択を間違った瞬間、その悪魔は出てきて、ぼくの魂をボリボリ食べてしまうに違いない。いやぜったいそうだ。今なら間に合う。


ぼくは缶コーヒーをつかむと、さっき女性が歩いて行った方へ走った。もう見つからないかも知れない。あまりにもぼくの葛藤が長すぎた。


すぐに見つかった。なんか首をかしげている後姿があった。


「あの、すいません」なんで親切に忘れ物を渡そうと追いかけてきたぼくが謝るんだ、という素朴な疑問もかすめたが、いきなり、オイお前、というのもほとんど犯罪者っぽいと短い時間の中で考えた。


「え?え、あ、お?う、じょ」振り返ったその女性は目まぐるしく表情を変えた。面白い。

「じょ?」

「上島君?」

いきなり本名を言われた。

「だれ?」

こんどはこっちが表情を目まぐるしく変える。


「上島悟さんですよね?」

「はあ、いかにもじょうしまさとる、ですが、あなたは?」

「田辺です。大学の時、同じサークルの一年後輩の田辺京子」

「あーー、そう?でし、たっけ?たなべきょうこ、さん?」

覚えていない。こんな美人、めったにいないのに、記憶にまったくない。あー、あれか。こいつこそ悪魔なんだ。さっきの罠をしかけた悪魔が、新たな罠を用意したってわけだ。ハニートラップってやつだな。


「覚えてないのも無理ないかも知れません。あの頃はホントにどんくさくて、あ、今でもですが、眼鏡かけてたし、髪もおかっぱでいっつもボサボサだったから」

あー、そーいや、いたなー。あんまり話したことなかったけど。いや、おんなのことほとんど口きいたことないけど。

「すいません。ぼくはあんまりおんなの人知らないから、あいや、そういう意味じゃ、いやちがう、なんだ」

「ぷ、あんまり変わってないんですね」

「え?」

「上島君、サークルの最後の飲み会で酔っぱらって」

「すいません。きっとご迷惑を」

「いえ、ふたりで小説の話したじゃないですか」


フラッシュバックで来た。記憶、来た。


そーだよ、こいつだよ。ぼくの現在の、この苦悩の歴史を生み出した張本人。

酔っぱらって気を許して、小説の話なんかして、こいつも小説とか好きで、こいつからストーリーを聞いて、下宿帰ってから一気に書き上げたハードボイルド小説。


それが新人賞とったんだ。


缶コーヒーはすでにぬるくなっていた。


「どうしてたんですか、いままで」チラっとぼくの格好を見て言った。

「あーなんというか、物書きというか」

「あーなんですかそれ。もしかして。ぎゃっ、いっけなーい、時間がっ」

「え?どうしました?」

「休憩時間過ぎちゃったんです近くでバイトしてるんです企業向けのPR誌とか販売してるんですう」早口で一気にまくしたてられた。なんか手早く書くとそれをなかば投げてよこした。


「これスマホの電話番号です絶対電話してください九時です夜の九時です絶対です今夜ですでないと化けて出ます呪いますマジですお願いします」なに言ってるかわからん。


怒涛のように走って人ごみに消えた。手にウサギの絵のメモ用紙に書かれた番号があった。


「L96A1。イギリスが作ったボルトアクション狙撃ライフル。通常の7.62ミリ弾より強力な338ラプア・マグナム弾を使う。射程が800メートルから一気に1500メートルに飛躍的に伸びる。もちろん、威力も増すのだ。スコープ越しにターゲットの存在を確認する。窓に鮮やかなゼラニウムの花が飾ってある。どこかヨーロッパ風のコテージを連想させるそれは、白いレースのカーテンとよく似合っていた。赤い傘を差した女の子が歩いている。古びた荷馬車の上に、良く肥えた猫が乗っかっている。おい、どこに行くんだいと、猫は女の子にはなしかけると、うんパン屋さんに届け物をいかんいかんいかん」

あー、違う。そうじゃなくて。スナイパーが童話の世界で何してんだ。


さっきの絵本のせいだ。絵本はよくできていた。ためいきがでた。ぼくもこんな本が作れたら。はあ。


時計を見ると、もう9時をだいぶ回っていた。電話しようか迷ったが、結局、かけないことにした。いまの自分が、なにかみすぼらしくって、気おくれしたのもある。だが彼女があまりにも眩しかったのが、本当の理由かも知れない。


缶コーヒーがうす暗い電気の下で、鈍く光っている。


そうだよそうだよ缶コーヒーだ。あのまま渡さずに持って帰ってしまった。しょうがない、謝ろう。


電話をかける理由を、強引に缶コーヒーに求めていた。渡さなくてよかった。悪魔に感謝した。


呼び出し音一発でつながった。


「せんぱいですねせんぱいですよねじょうしまくんですよね」一気にまくしたてられた。

「お、落ち着いて。上島です。こんばんは。遅くなりました」

「うーーー」

唸ってる?

「遅かったです。もう電話くれないかと心配で。あのあと車にはねられて異世界に転移しちゃったかと思ったぐらい心配しました」

心配の基準がわからない。

「すいません。原稿の締め切りが迫っているので。それに、ぼくなんかが電話して迷惑かな、と」

「なに言ってるんですか、原稿ですか。見せてほしいですすごく興味あります迷惑じゃないです嬉しいです先輩の上島君とお話しできるなんて夢のようです」

先輩に君付けなのは何でだ。


とりあえず缶コーヒーのことは謝っておいた。すっかり忘れていたらしい。いいかげんな仕事する悪魔だ。


次の日曜に会うことになった。



駅の雑踏のなか、すぐに彼女は見つかった。やっぱりひと際美人で目立つ。気おくれ感が両肩にのしかかってくる。


彼女は白いワンピースを着ていた。今日は神様の方か。いやなんでもない。


「もしかしてすっぽかされたらどうしようかと。来る途中、ドラゴンかなんかにおそわれてるんじゃないかと」

ファンタジーやめろ。


「大学以来だね。元気だった?」

「何回かお見かけしたんですよ」

「え?いつ?」

「本のサイン会とか、出版パーティとかで」

両方ともついでに呼ばれたやつだ。ぼくのじゃない。


「新人賞の作品も読ませていただきました。もう、最高でした。最後に主人公が撃ち殺されてしまうとき、しゅわーーっとこう、脳漿を吹き出させながら、彼が言った言葉が最高でした。こんちきしょーって。もうマジ死ぬかと思ったくらいしびれました。こんちきしょーですよ、うける」

「ばかにしてませんか?」

「あれってあのとき話したストーリーですよね」

来たか。それなんだ。会うのに気が進まなかった本当の理由。あの小説は、こいつのアイディアをトレースしたものなのだ。

「すいません、盗作しました」

「なに言ってんですか。ふたりで酔っぱらって、いい加減に考えたんじゃないですか。盗作なんかじゃありませんよ。ぜんぶ上島君の才能です」

「才能、ないんですよ、じつは」

ぼくは、ぽつりぽつりと話した。あれ以来、ハードボイルド作家として認められたが、そのあとはまったく売れないこと。本当は童話とか児童文学とかそっちの方が好き、というよりそんなのしか書けない、ということ。


沈黙はしばらく続いた。もう呆れているんだろうな。せっかくこんなかわいい人とこうしているのに、ドン引きされてんだろうな。もう帰ってラーメン食って寝よう。


「じゃ、いやいややってるヤツの締め切りもあるんで、ぼくはこの辺で」喫茶店のレシートをつかむと、ぼくは立ち上がった。


「まってくださいっ」

「はい?」

「これ見てください」

「え?」


紙袋から彼女は一冊の本と、原稿用紙を取り出した。


「見てください」


奇麗な装丁の本だった。これ知ってる。ぼくが憧れている児童文学の作家の本だ。むかし酔っぱらったときだれかと話したストーリーと同じだったんで感動したんだ。


「虹色のあまぐも、だね。作者は宮坂ゆい。いい本だよこれ。ぼくも持ってる」

「あたしなんです」

「はい?」

「この本書いたの、あたしなんです」

「え、じゃあ?」

「そうです。宮坂ゆいはあたしのペンネームなんです」

「はいいい?」


びっくりたまげた。あの憧れの作者が大学の後輩なんて。しかも目の前に。サイン貰わなくちゃ。


「すごいなー。児童文学全愛好家のアイドルだよ、君は」

「アイドルなんていいかた、しないでください」

「あ、すいません。軽いですよね、そう言われると。ちょーしにのりました」

「え、いえ、恥ずかしかったから嫌なので、あなたに言われれば嬉しいかな、と」

どっちなんや。


「これ、あなたのなんです」

「へ?」

「この本は、わたしのデビュー作はあなたのストーリーをそのまま書いたんです」

「なんですとー」

しりません。絶対知りません。なんですかそれ。なんの罠ですか。油断しました。悪魔ですね。悪魔が仕掛けていたんですね。なんて巧妙な手口だ。やられた。完璧にやられた。もう死ぬ死ぬ死ぬ。


「あのー、どうかされました?」

「いやいやいや、ありえんでしょ。そんな話。ぼくはペンネーム田村良、知ってますよね。脳漿ぶしゃーーの」

「素敵です、その表現」彼女は目をうるませた。

基準がわかりません。


ふたたび訪れる沈黙。


「そっちを見てください」書きかけっぽい原稿だ。

「はいはい。えと」


タイトルは『しろいヨットと うみのかぜ』すてきだ。宮坂ゆい。いい名前だなー。

本文はと。

「しろい光跡をのこし、すすむヨットはみなみかぜを、うけています」まあおしゃれ。

「岬をまわると、しろい灯台が、カモメたちとなかく話しています」そうだよねー。話すよねー。

「もくひょうは、あのおおきな、ふね」目標は大きな船なんだー。

「ヨットはスピードをあげます」上げないと追いつかないよねー。

「ヨットのへさきについている20ミリバルカン砲は」え?

「大きな船の船体にいくつもの穴を開けていく」だと?

「乗員は血煙をまき散らしながら、断末魔の叫びすらあげられず四肢内蔵もろとも吹き飛ばされるう?」


なにこれ?


「書けないんです」

「なにが?」

「児童向けの小説が」

「なんで。あんた児童文学作家でしょ?」

「好きなんですよ」

「なにが?」

「バイオレンス小説」


ここに、童話しか書けないバイオレンス小説家がいる。

そして、バイオレンスしか書けない児童文学者が、いる。


偶然は必然を生み、ふたりに秘密が生まれた。


『ミステリー・ハードボイルド小説大賞、受賞記念パーティー』


こんなとこに来るのは嫌だった。しかし来ないわけにはいかないのだ。ぼくの本の受賞パーティーなのだから。

磯田がニコニコしながら司会をしてやがる。ぼくのおかげでボーナスがかなり入ったと聞いた。作家の血を吸う吸血鬼め。しかし彼がいなければ今のぼくはいない。家畜みたいなもんだな。


「せんせー」「せんせー」とみな寄ってくる。ウザい。でも仕方ない。大手出版社の人が声をかけてくる。いままで見向きもされなかったのにな。べつに悔しくもないけど、釈然ともしない。弱肉強食のジャングルなのだ、世界は。


「ここでゲストを紹介します。児童文学者で先日国内最高峰のメルヘン文学賞を受賞された宮坂ゆい先生です」

すごい拍手だ。人気あるんだ。きょうは虹色のドレスか。似合ってんなあ。

「さあ、センセ。壇上に。握手してください」

うながされてぼくは壇上にあがる。ゆいと握手する。ゆいはニコニコと笑っている。


パーティーも終盤に近付き、ぼくのまわりからも人が少なくなってきた。


磯田が近づいてきた。


「どうですか、気分は」

「まあ、よくわからない」

「でしょうね」

「なに、その含んだ言い方」ぼくはちょっと笑った。


「苦労したんですよ」

「なにが」

「あなたと田辺さんを会わせるの」

「え?」

血の気が、引いた。


「た、た、田辺、さん?」

「ゆい、さんでしたか。失礼」

「ききききみは」

「大丈夫、僕は味方ですから」

「だだだれの」

「あなたたち、ふたりの、ですよ」

「なにいってんの、磯田君?」


「ほんと、どうしようかと思いましたよ。でも偶然、売れない童話作家がいて、僕が担当になったら、ある日告白されたんですよ。いえね、自分はバイオレンス小説しか書けないんだって。疑いましたよ、僕の耳を」

「それって」

「宮坂先生はすべて話してくれましたよ。ついでにあなたのことも。これだ、と思いましたよ。実際うまくいきましたけどね」

「ゆいさんと?」

「彼女はあなたに憧れてたんでしょう。ちょっと強引に誘わせましたが、これってほとんど彼女の気持ちからでたことなんです」


宮坂ゆいが来た。


「磯田さんに頼んだのは、わたしなんです。なんにも書けなくなって。そんなときあなたを偶然見て」


つまりふたりは共謀してぼくにゆいの小説を書かせ、かわりにぼくの小説をゆいに書かせたと。


にやっと笑って磯田が言った。

「おかげでボーナスも入るし、有名作家ふたりも抱えられるし、もう出世コースまっしぐらですよ、僕は。どんなにふたりにお礼をいっていいのかわかりません。これからもふたりの秘密はしっかり守ってくださいよ。はっはっは」


「ゆいさん」「良さん」

ふたりの次回作は、極悪編集者が謎の死を遂げる小説になるだろう。

タイトルは、

『メルヘン街道殺人事件』


脳漿ぶしゃーーーっだ。







このあと磯田はヨーロッパ旅行中に食中毒で死んだそうです。もう秘密を知るものは、いなくなりました。ふたり以外に。次回は名探偵ゼロが登場します。うそです。

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