ー第四章 愛のような日々へー 【1】
章ごとの区切りが悪すぎですね。未熟です。はい。
現在時刻は10時。まだ夕食を食べていない俺はかなり腹が減っている。けどそんな事お
構いなしですよ、というような料理が俺の目の前に繰り広げられた。
陸「・・・・・・・・・・・・これ何?」
愛音「え? 普通にカレーじゃん。」
陸「なんで黒いの?」
愛音「文句言うの?」
陸「何でもありません。いただきます。」
どうやらカレーらしいその料理は、まず色が黒く、材料がぶち込まれていて、たまに何か
気にかかるようなものが浮いている。ていうか・・・髪の毛はいってんじゃん・・・。とりあえ
ず、また何か言われると面倒なので一口食べてみた。
陸「・・・・・・これは、カレーじゃないよね。」
愛音「えー? どこがー?」
陸「すごく甘いから。」
愛音「えー、陸が辛口嫌いだから甘くしたんだよー?」
陸「あぁ・・・それはどうも。」
それは・・・栗の味がした。次にブドウの味がした。そして納豆の味もした。微かに、カレー
の味・・・は、しなかった。
不思議なことにけしておいしいとは言えないそれを次々に口へと運んでしまう。腹が減っ
ていた効果だろうか。10分もするうちに、それを食べ終わった。
陸「ごちそうさまでした。」
愛音「ねぇ、おいしかった? よく全部食べれたね。」
陸「食べれたねって・・・これは人に食わすものじゃないのか」
愛音「いや、だって皆これ食べると逃げるんだよ? それ以来家で作れなくなったんだからね。
ある意味、限定品なんだから。」
陸「まぁ、・・・食べれたよ。」
愛音「素直においしかったって言えばいいのに・・・。」
陸「・・・・・・・・・・・・・・・お」
しょうがなくおいしかった、とでも言おうとしたとき体がすごくだるくなってきて。
愛音「ふふーん♪ 効いてきたかなー?」
その言葉を聞き終えた後、激しい睡魔により俺は眠ってしまった。
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ー第四章 愛のような日々へー 【2】へ
決して愛音は襲ったりしないですよ。