ー第三章 憂鬱なすれ違いー 【7】
更新遅れた・・・(´・ω・`)ショボーン
そんなことが分かったからと言って、別に言うわけでもなく、それからの俺は少し雰囲気
が重くなった愛音を慰めるように、できるだけ優しい口調で話を続けた。
陸「そういえば、なんか俺に聞きたい事でもあるのか?」
愛音「ん・・・? なんで?」
陸「いや、だって先に二人きりで話が出来るって持ちかけてきたのは愛音でしょ。」
愛音「あー、そうだったね。」
陸「んで? 何?」
愛音「あーもうそれはいいの。今は陸と一緒にいられるだけでいいから。」
陸「そうか。」
少し照れたりもして、他愛もない話をして、ふと外を見るともう辺りは真っ暗。時計の針
は7時半をまわっていた。道理で腹が空いてるわけだ。さすがに帰らないといけないの
で、まだ少し重い体を起こした。
愛音「陸・・・もう体大丈夫なの?」
陸「もう平気だ。もう暗いから、帰るか。」
愛音「・・・そうだね。」
そして俺たちは暗い夜道を二人で帰っていった。
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これは下校時の話の内容。
陸「あー、悪い。お前んちどこだっけ?5年ぶりだから、忘れた。」
愛音「あー、、、そのことなんだけど・・・。」
陸「何?自分も忘れたとか?」
愛音「そうじゃなくて、家、ないの。」
陸「・・・・・・・・・は?」
あ、ちょっとデジャヴ。予想外の言葉に、俺の足は止まった。
そう思うと、彼女も足も止めてこっちを見てこう言った。
愛音「だから、陸の家に居候さしてね。」
陸「・・・・・・・。」
ええええぇぇぇぇっぇぇぇぇぇぇえええええええ??!!
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ー第三章 憂鬱なすれ違いー 【8】 へ。
作者は受験生ゆえ、更新が遅れるかもしれませんが、
その辺は気にしつつ、スルーしてください。
ま、勉強してないんですが。