ー第三章 憂鬱なすれ違いー 【4】
最近いつも投稿してるの、夜中の2時から5時辺りなんです。眠いです。
愛音の化け物ぶりを身をもって理解した。身をもって?それを詳しく言うとだな。
シャトルラン中、往復数を数えている俺のひざの上に間に合うから大丈夫。と、乗ってきたり。
反復横とびの途中で頭を撫でてきたり。
上体起こしの時話し掛けてきたり、腰の辺りを触れてこそばせてきたり。
長座体前屈のときなんか、少し前かがみになっている彼女を正面から見ているだけで。
愛音「陸!私の胸見ないでよ!えっち!」
大声で叫ばれるもんだから、皆に睨まれましたよ。まぁ、こんぐらいもう既に覚悟してたからどう
と言うことはなかった。でも・・・友達は減っていくだろーなぁ・・・。ぁ、別にエロゲのことな
んか考えてないからな!まぁでも俺の中の唯一の女情報を失うのはもったいないが・・・。
あ、そうそう。なぜこんなことになったかというとだな。女子達は体育では普通2人一組なんだ。
だから一人で出来ない競技は2人で協力してするんだが、あいにく今日転校してきた愛音のペアな
んて誰もいない。てことで、本人の推薦で俺になった。男子と女子がペアってさ。他の男子たちど
んだけ羨ましがるんだよ。体育の時間は悲惨だったね。睨まれる運命、ってやつか?・・・そんな
運命いらねえよ。まぁよく言えば結ばれた運命って奴なんだろうかな。それは・・・今の俺にはな
んとも言えないな。はぁ。
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んで、無事2時間目終了。3,4時間目は省略だ。1時間ずつ紹介してたら話が進まないしな。
そして刻はお昼時。読者にはきっと展開が読めていることだろう。だが俺はそれを裏切るぜ。
俺は!今にもこっちへ飛びついてきそうな愛音を避け、食堂へ辿り着いた!俺Good job!
涼と優が一緒に食べていたんだが、そこは邪魔しちゃ悪いと思って。近くにいた実とお昼をともに
することにした。あー、ちなみにうちの学校、食堂って言っても給食みたいなもんで。ちゃんと金
を前払いしてるから。いざ食うときはちゃんと無料だ。
そして俺は女友達と食べたいと言う実を説得し、席に着いた。すまない、愛音。俺はこれ以上注目
を集めたくないんだ。だからうちのクラスの変態どもと昼食をとってくれ。
実「んで、なんであんたと飯食わなきゃならないわけ?」
陸「愛音と食うのは嫌な予感がしてならないからだ。」
実「じゃあ私以外でもよくない?」
陸「それはダメだ。女友達お前ぐらいなんだから。変態どもは愛音の周りに行くと思うし。」
実「まーたしかに、このクラスでまともなのって涼とあんたぐらいだものね。まーあんたたちもい
つあーなるか分からないけど。」
陸「大丈夫。俺は潔白だ。そして涼はすでに変態だ。変態どもとはまた違う方向の。」
実「はいはい。ところでさ、あれ。あんた探してない?」
あれ?と彼女の目の見いやる方へ向くと、愛音がキョロキョロ誰かを探しているようでした。
はい、めでたし。めでたし。じゃねえよ!ばか!
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ー第三章 憂鬱なすれ違いー 【5】へ続きます。
自分でボケて自分で突っ込んでる主人公。笑