ー第三章 憂鬱なすれ違いー 【2】
この話・・・。すごくタイトルに合っていない話です。
てか、ギャグみたいに見えてきた私は負け組?
これはどうしたことかな。さっき見たら満面の笑顔だった奴がちょっとよそ見してると満面の泣き
顔だよ。これは困る。・・・って、あ。愛音さんこっちに気づいてどっか行っちゃいました。
どうしよう。まさかほんとに最終回!?いや、そんなの嫌だから、だって俺の日常生活のことなん
て全く出てないジャマイカ。ていうか、さっきから女の子が目の前で泣いてたのにこんなに雰囲気
ぶち壊しなようなことを言っている俺。悪い、俺は世間で言う自己中心的な性格なんだ。これから
もたまーにムードぶち壊ししていくかもしれないが何卒よろしく。よし、じゃあ教室に戻ろうか。
______________________________________________
教室に戻ると、俺は質問攻め。答えるのがめんどくさかったから、Allシカトの方向でいった。
愛音はまだ教室に戻っていない。少し心配した。しかも、転校初日遅刻&1時間目サボりってどう
よ。いや、本人にはそのつもりはないんだろうけど・・・まぁあんな大泣きしてすぐ笑顔作りなお
して授業でろってのもどうかと思うしな。
そして、ナルシのうざったい一時間目終了。2時間目は体育。しかも体力テストなんちゃらって奴
だ。=女子と体育。俺はもとより女に興味がないのでそんなことはどうでもいいのだが、着替え
中の男子の声がマジで耳に触る。例外になく俺のクラスは変態が異常に多い。涼も少し影響を受けて
しまってあんな痛い子に・・・。まともなのは俺ぐらい!え、お前だってエロゲ見たことがあるん
だろ?って?大丈夫。俺はエロゲを見たがあくまで紳士的にだ。だって!友達が恋愛経験なしの俺
を気遣って進めたのがエロゲだぜ?いや、むしろギャルゲーかな?どっちにしろ俺は無実!でも俺
があんまりもてないのは、なっぜ〜?
と、こんなことを考えてるうちに着替えが終わった。無駄話のせいで女子はとっくに体育館で集合
している。ってことで、本日二度目のダッシュ―!は10秒ほどで終わりました。無理です。息切
れが止まりません。あぁ・・・皆置いてかないでぇ・・・。変態どもより1分近遅れて体育館に
辿り着いた俺には痛いぐらいに視線が集まる。俺はこういう状況は嫌いだ。半ば諦めかけで、歩い
て整列しに行こうとしてると、熱血教師にはよ走ってこんか、糞ガキぃぃ!!!と叫ばれ仕方なく
最後の力を振り絞って整列。笑われてる・・・。ていうか生徒に向かって糞ガキって言う先生もど
うよ!ダメでしょ、そんな設定。まぁ、作者の思惑は俺の力では変えられない・・・ぐはっ。
俺は最後の力を振り絞った結果、倒れた。というか、寝た。と思ったらすぐに熱血教師に
「ぐおおおおおおらああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、お前殺されたいのか?あぁん?あぁん?」
起こされた。あぁん?って2回言う教師ってどうよ。ヤンキー気取ったおっさんですか、あなた
は。
なにはともあれ、なんとか二時限目スタート。男子の最初の種目は握力、長座体前屈、上体起こし
で、女子は確か立ち幅跳びなんだが・・・。あれ?なんか妙に注目浴びてる女子がいる。あーぁ、
なんだよこのフラグ。しゃーない、見に行くか。・・・何がしゃーないんだ、俺。
______________________________________________
ー第三章 憂鬱なすれ違いー 【3】へ続きます。
なんて安易なフラグなんだ笑