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8 危ないのはみずき?

「お前が、アカギごっこしようって言い出すから

いけないんだぞお!」






「だってこいつこんなに強いとは思わなかったんで、、、

お前だって吸血麻雀で一度人を殺したかったんだよなあ!って言ってたくせに!」



困った顔をした二人。

さっき野口を連れ去った人たちのようだ。



「ふふふ、、、ゲーセンで鍛えた俺の腕を

見くびったようだな、、、それローン!!


メンタンピンドラドラ!


またハネちゃった!」



のどかに三人打で楽しんでる野口。

すると携帯が鳴る。



「もしもし、、、、、何だ朋美か、、、

え?今どこにいるかって?雀荘だけど?



殺し屋?ああ目の前にいるよ。

でも今は俺があいつらを殺しちゃってるけどね!



ははははは!」




ぶちっと携帯を切る野口。




「さあ!続きだ!」




すると突然ドアを蹴破るけたたましい音が雀荘に響き渡る。



入口に立つのは朋美。

ただならぬ殺気だ。




「大丈夫ですか!!勇者様!」




「大丈夫も何も、、、何の用?こっちは用ないんだけど」




そして朋美は殺し屋に向かって叫ぶ。



「勇者様を返しなさい!さもないと容赦しないわよ!!」




身構えた殺し屋が、突然表情を崩す。

なにがおかしいのだろう?

なぜか殺し屋は笑い始めた。



「心配すんなよ!こいつはダミーだから!」



殺し屋たちはなおも下品に笑う。



「ダミー?どういうこと?」




「おとりだよ!にっくきみずきを始末するためのな!



まったくあいつは金は返さない、平気で人をだます

まったく非道なやつだよ!



ついにはうちの事務所に火をつけるって脅して来たから

始末することにしたのさ!




この男を始末している間、地中海で

ゆっくりアリバイでも作ってきてくれって言ったら

簡単に引っかかったよ!ははははは




あいつは地中海クルーズの船の中で

食いすぎで死ぬって設定になってるんだ!」



「、、、まあ、勇者様を手に掛けようとした者には

当然の報いですね、、、ちょっとかわいそうだけど、、、



でも、よかった勇者様が無事で、

さあ帰りましょ、、、ええ!!


勇者様?レインボーのオーラなんか出してどうしたんですかあ!!」




「貴様ら、、、許さん!!みずきさんを手に掛けようとするやつは

こうだ!!!



ローーーーーーン!!



大三元四暗刻!!48000オールだあ!!




お前らの負けだあ!!

さあ金払え!


地中海への旅行費用をな!」




「ぐぎゃあ!ま、、負けた、、、

でも、、もう遅いぞ、、勇者よ、、

今頃みずきは、、、はははは!!!」





金をふんだくった野口は

すぐさま空港へ行き



そのまま機上の人になった。




「ふう、、、疲れた、、、

みずきさん大丈夫だろうか


まあ簡単には死ぬような人じゃないと思うけど、、、、






、、、、って!!なんでお前が隣にいるんだよ!!」




飛行機に乗る野口の隣にはちゃっかり朋美が座っている。

なんだか野口と2人きりになれて楽しそうだ。



「わーい二人きりで旅行!楽しいなあ!

どこまでもお供しまーす!勇者様!



さあ冒険の旅の始まりだ!

なんちて、、



ああー、はしゃいだらなんだか眠くなってきました、、、

勇者様、、、肩を貸していただいて眠ってもいいでしょうか、、、」




野口は無表情。



「これが、、、答えだ」



野口は肩に剣山を置いて自分はそのまま寝てしまった。




「いじわる」




野口の寝顔を眺めながら

朋美はつぶやいた。























しかし小説の評価なんて、人によって違うだろ?

ましてや素人なんだし、、、


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