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クライシス~白銀の空~  作者: 古河新後
プロローグ
7/43

プロローグ 機体解説

◆クライシス

所属…不明

製造…不明

生産形態…不明

全高…17m

装甲材質…不明

動力源…不明

搭乗者…不明


武装

・ハイブリットソード

・シナイデン


機体解説

 製造元は不明。開発者も不明であり、持ち合わせている三つのシステム――ACT機関も当時では超技術であった。

 多くの機体に標準装備されている浮遊機関――ジャナフのオリジナルを装備しており、未だにクライシスを越えるモノは作られていない。

 コックピットモジュールは副座式であり二人乗りが可能。後部座席はメイン座席に座る搭乗者の補佐を行う為のモノ。

 この機体が最初に確認されたのは創生暦7750年。当時は地上戦が主戦場であったため、浮遊機関を搭載したクライシスの技術には多くの科学者が目を丸くした。

 戦いにおいてクライシスを上回る空間制圧機体は、75年経った今でも存在しない。


武装解説

・ハイブリットソード

 刃渡り5メートルほどの実体剣。柄のない直刀であり、『ジャナフ』の邪魔にならないように両腰に一本ずつ装備している。

 元よりクライシスは機体の安定性が高いため、鞘には収まっておらず、二か所のロックのみで固定されている。


・シナイデン

 クライシス専用装備の大剣。

 全長15メートルの大剣であり、背部『ジャナフ』の中心に装着ユニットが専用で設けられている。

 条件は不明だが、刀身以上の両断範囲を得る事も可能。どんな装甲でも容易く両断できる切れ味を持つ。



◆オルトデューク

所属…『星の使徒』

製造…サンクトゥス

生産形態…試作機

全高…17m

装甲材質…黒鋼

動力源…プラズマリアクター

搭乗者…エンプレスト・ノート


標準装備

黒腕(アグニ)

・ジャナフIII


追加武装

肩部衝撃砲(カノン)

腕部二連装熱線砲(レーザーフレイム)

・背部高機動ユニット、ミサイルラック完備


機体解説

 右腕の黒腕が特徴的な機体。機体の形状に対してアンバランスな形をしており、機体速度も通常のアステロイドよりも多少速い程度である。

 最新の高空機関――ジャナフIIIを装備しており、速度は出ないものの、重量のある装備をしても速度が落ちない仕様になっている。

 本来の武装は右腕部――黒腕のみだが、追加兵装と独自の動力源によって変換されるエネルギー兵装を扱える。

 結果、火力は単騎で遊撃できるほどのモノを保持しており、実弾が主体の戦場において、決定的な攻撃手段を持ち合わせている。


武装解説

肩部衝撃砲(カノン)

 動力のプラズマリアクターから直接エネルギーを得て、衝撃として変換し、撃ち出す兵器。反動も無く、建物越しに対象を吹き飛ばす事も可能。直撃に耐えきれる機体はほとんど存在せず、クリーンヒットでなくても搭乗者に強烈な衝撃をぶつける為、狙われたら躱す事が基本の武装である。



腕部二連装熱線砲(レーザーフレイム)

 プラズマリアクターと直結しており、熱エネルギーをレーザーとして撃ち出す兵器。この武装に対する防御手段を持ち合わせているアステロイドは世界に数機しか存在せず、実質防げない武装である。



・背部高機動ユニット(ミサイルラック完備)

 重装備状態でも速度を損なわない様に推進力を搭載した起動ユニット。ジャナフIIIの機動力を補佐し、底上げするユニットである。単機でも高水準の性能は得られるが、ジャナフIIIを併用する事で、オリジナルジャナフに近い性能を得ることが出来る。

 試験的に運用されているため、二機しか造られていない。戦略性も試験している為、ミサイルラックも装備し、速度低下の性能を検証している。


黒腕(アグニ)

 オルトデュークの象徴とも呼べる武装。この兵装だけは、機体エネルギーに依存しているのではなく、独立して、内包されている熱エネルギーを使いまわしている。

 通常のアステロイドの腕部よりも巨大である為、アステロイドに合わせた武器を持って戦う事が出来ない。しかし、この腕自体が一線を画する攻撃力を持っている為、ノートも他の攻撃に混ぜて使用している。

 本兵装の最大の特徴として、最高で4000℃まで熱を発生させ凝縮することが可能。その度に消費されるが、内部で増熱反応を行っている為、1℃でも熱が残っていれば一瞬で4000℃まで増幅できる。

 熱をコントロールする事も可能であり、指部に“爪”のように熱を展開できる他、右腕全体に作用する事で絶対の攻撃力を得る、熱波を展開して実弾を消滅させるなど戦略的な汎用性は高い。


★余談

 黒腕は、形的には、コードギ○スの紅○弐式の右腕を想像してください(^v^)

次は第1部『白銀者の帰還』がスタートします。

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