白銀者の帰還 登場人物
◆シゼン・オード
年齢…25
身長…172
性別…男
髪の色…白銀
出身国……不明
所属部隊…セブンス
階級…少尉(サンクトゥス経由で、現場指揮に影響が無い様に世界的な軍事機関から与えれている階級)
機体…クライシス
戦場適応性…S
好きな物…好意的な笑顔。共に居て居心地がいいと感じる“人”
嫌いな物…第一印象で判断する人間。正座。
■人物紹介
『グラウンドゼロ』で戦い抜き生き残った若きエース。愛機である【スクード】を駆り、近接防御を得意としている。
瞬間加速や、武装の爆震をマニュアルで行っている為、接近されれば確実に敵を仕留める立ち回りを意識しているため、基本的に一撃必撃。
本人は気さくな性格で、人として生きて帰るために、冗談も必要だと、真面目な戦闘でも軽口が絶えない。部隊のムードメーカーであり、彼が黙ると言う事は、敵は自ずと強敵であると言う事である。
双子の妹の事は過去の出来事から気に掛けているが、何かとウザがられており“キモい”と言われた時は、顔には出さないが二日落ち込んだ。
かつて、『白銀の狂児』と言われて、最重要抹殺対象だった少年であり、過酷な幼少期で当然だと思っていたことが、本当の日常では異形だった事で、自らが壊れていると自覚している。
◆ファラ
性別…女(便宜上)
所属部隊…セブンス
好きな物…創造者、セブンスの仲間達
嫌いな物…効率の悪い行為
■人物紹介
近接防衛を担当するシゼンの補佐をする為に与えられたAI。最前線での戦いに集中する為に、周囲の索敵を補佐する事と、人格確立を目的としてシゼンと共に行動する。
当初は、非効率で無駄の多いシゼンの行動に、絶えず意志の相違を繰り返し、更に運や低い確率に頼る彼の戦い方に疑問を抱き、一時期迷走し意志の疎通を行わない事もあった。
だが、シゼンの無茶を考慮した部隊の動きや、彼の過去をセレグリッドから知り、多少は関係が大らかになる。
最前線で、自らを守りながら味方も護り、敵を討つ立ち回りが最も死亡率が高く、正しい立ち回りが皆無である、近接防衛を担当するシゼンの生存率を少しでも上げる為に創られたと諭される。
現在ではシゼンの無茶を補佐する方向へ立ち回りをシフトし、日常生活でも無茶をしないように諭す役回りで人格形成を独自に行っている。
◆エイル・S・オード
年齢…18
身長…158
性別…女
髪の色…空色
瞳の色…赤色
出身国……??
所属組織…タフリール
機体…クライシス
戦場適応性…C
好きな物…大自然。家族(父、母、弟)
嫌いな物…悲しい事(自他ともに)
■人物紹介
シゼンの目の前に現れた少女。
空色の髪に、儚げな雰囲気を漂わせ、物静かな性格をしている。あまり強気な発言は得意では無く、銃を持っても人を撃つことに強い抵抗を持つ。
心優しく、誰も傷つけたくないという、戦う人間としては強い矛盾を抱えており、仲間から強く指摘されている。自らは、その一歩を踏み出せない事に自負の念を抱えている。
しかし、時には身を挺して戦いを止めるなどと言った行動を取るなど、無鉄砲な所もある。本人曰く、弱いからせめて傷つくのは自分だけにしたい、という慈愛精神からの行動であり、自らの事よりも周りが傷つく事を極端に恐れている。
機体戦では並み以下な実力だが、これは彼女がメインパイロットとして向いておらず、副座で機体制御する補佐としての能力が真価を発揮する為である。
なぜか、初対面のシゼンを強く信頼しており、その理由は話そうとしない。
◆イノセント・ハーバー
年齢…55
身長…185
性別…男
髪の色…茶色
出身国……??
所属部隊…タフリール
階級…大尉(軍部所属時最終階級)
機体…ヴルムIII
戦場適応性…A
好きな物…酒。若い人間の笑顔。
嫌いな物…戦場で生き延び続ける自分
■人物紹介
戦地復興団体『タフリール』に所属するアステロイド操縦者。
第8次中央戦争に同盟国として戦場に派遣されるような形で参加し、小隊を率いていた部隊長。
当時、『白銀の狂児』と『銀色の悪魔』の噂を耳にしており、【フォルス】の制圧した施設から出てきたシゼンとミアンを機体の中から見ていた。その時に殺す事を強く唱えた一人でもある。シゼンの事は、その時の人を人として見ていない眼を印象強く覚えていた。
エイルの護衛として【クライシス】とシゼンを勧誘に、ウォーターフォードへ訪れる。
しかし、シゼンが『白銀の狂児』であった事から強い敵意を抱く。




