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リナちゃんのダンジョン経営!  作者: 龍華
3章 疲労困憊!?~面倒事いらっしゃーーい!~【仮】
58/117

45. if

なんとなく書いたら二通りに、の二つ目!

どちらも掲載はするけど内容的にはそう変わってない・・はず?

あなたはどっちの話がお好き?

どれだけ時間が経ったのだろう。

そんなに経ってないかもしれないが・・。

しばらく睨み付けるように真顔で見てきた彼女がゆっくりと口の端を上げて。


「ぷっ!あはあははあはははっはっは!気になった事そこ!?え?そこなの!?何?そこなんだ!?」


大笑いされました。

何か変なこと言いました?


「普通はさぁ!自分は操り人形じゃないとか、おもちゃじゃないとか、怒るところだよ!?それかさぁ!死にたくないって懇願してきたりねぇ!なのに!そこ?ひぃ!お、お腹が痛い!」


・・・・・・・。

どこかに笑いのツボがあったらしい。

笑いが止まりませんと言った感じだ。

と言うか・・言われてそうだなぁ、て思うあたり私もどうかしている。


「そう!それよ!何でそこまで落ち着いてる訳?!普通慌てたり、ワタワタしてるの見るのが楽しいのに!な・の・にぃ・よ!変わってる!変わってるわ!ひぃ、はぁは、あぁ!もう!・・まぁ、こんなに笑ったの久々よ!だから、特別にあなたの質問に答えてあ・げ・る!ご主人様達はそれらの本はお読みになってるわ!当然じゃない。まぁ、ご自身の好きなジャンルを選んで、だけどね」


また笑いが収まらない状態のようだが、私の質問に答えてくれた。

その間も椅子から転げ落ちないのがおかしいぐらいに体をくねらして笑っている。


「そ、そうですか・・・ちなみになんで・・・参考にしたり?」


「それはねぇ・・よく言うじゃない!現実は小説より奇なりって!本当かどうか試してるのよ!同じような発端でねぇ!どう転ぶか見るわけ!色々あったわよ!?どっかの話みたいに同じぐらいの勢力を作って一つには世界に住む者を守れって、もう一つには滅ぼせって命令してぇ、戦わせたりとか。存続にはこうするしかないとか刷り込んで、世界を作ってみて!それを壊す様な存在が出てくるかとかさぁ!まぁ、望む以上の話になったら儲けものよね!大概は本そのままとはいかない駄作になるのがおちだけどさぁ!それはそれで面白い物よ!そういった話を持ち寄って私たちも楽しむわけ!もちろん、ご主人様達もね!」


つまり・・・本の再現ができるかと言う事なのだろうか?


「とはいえ、問題が一つ出てくるわけ。それは私たちが直接介入すると」


「魔素が充満する・・」


「そういう事!だから介入方法はおのずと偏ってくるのよ。間接的に介入するなら私と直接話せる者が必要でしょ?それか自分の能力を押さえる方法を取るか・・魔素を何か別の物にするか、それを処理する施設を作るかよね」


「それがダンジョンだと?」


「そう!ダンジョン!あれは良い案でしょ!一時的に取り込んでそれを別の何かに変換することで消費するの!あのシステム考えたの私なのよ!すごいでしょ!」


目をキラキラさせてと言うのだろうか・・

胸を張り主張する彼女は私の返事をジーッと待っていた。

それはもうジーーっと・・。


「え?あ、はい。すごいです」


「でしょ!あれを作るの大変だったのよ!大概の子はあれを使い辛いとか言って渋い顔するもんだから色々手を変え!品を変え!・・て、そこまで引かなくても・・・。分かったわよ。また今度、苦労話をする事にして・・あとは・・あ、魔法もそうよ?魔素を使って炎を出したり、岩を動かしたり?あとはあれね。肉人形!あれはかなり能力を抑える代わりに子の中に紛れ込めるのが良いわよね!魔素も出さないし!と」


生き生きと苦労話をしだそうとした彼女だったが・・私がかなり退屈どころか引いていると感じたのかその話を切り・・。

と言うか、また今度必ずするつもりのようだ。

・・・正直聞きたくない・・・。

そうしているうちにコロコロ変わった表情が真顔に戻る。

そして、紅茶を飲みこっちを真剣に見つめてきた。


「さて、脱線はここまでにして・・本来ここで聞くことは二つ。私とどういう関係になりたいか。そして今後どうする気かの二つだったのよ。さっきも聞いたけど改めて聞くわよ?私とどういう関係になりたい?」


あ、これはあれだ。


「・・・・・手ごまになれって暗に言ってません?」


「あは?ばれた?」


しばらくの沈黙の後、彼女はてへっと舌を出して言い放った。

かわいいがムカつく反応である。

もう一言付け加えるなら・・・私がうんと言うまでここに閉じ込める気でいるようである。


「・・・分かりました・・・ある程度なら協力をしましょ。ただし!命以外での協力ですよ?その代り、それに見合った何かください」


「・・・ちょっと!神を脅す気?」


「まさか。ギブアンドテイクの関係で・・まぁ内容によっては聞けないこともありますからね?」


「まぁ・・そうね。(まぁ、この子を見てた方が面白いかも)・・そういう関係性で良いわ。じゃ、一つ機能を・・・解放っと!それとこれからどうする気?」


ニコッと笑って言うと彼女は少し考えた様子をして、また私を見つめてきた。

何か聞こえてきた気がしたが・・気にしないでおこう。

それよりどういう意味なんだろう?

これからと言うのがどこを差すのかによって返答が変わる気がするのだが・・。


「あぁ!あれよ!これからの方針ね!ダンジョンの拡大とか。周りへの侵略とかって話」


「なら地盤固めでしょうね・・ここしばらくは」


「へ?じばんがため?」


「そうですよ。当然じゃないですか・・まずは足元を固めないと。神殿の方は今までの後処理。調整。生活基盤を整えて。まぁ、ここは誰かに丸投げになると思うけど。で、森の方はまずは森の長たちとの話し合いに、人間たちの対応・・。その後はあれですよ。その場のノリと勢いで変わってくると思うけど」


「地盤固め・・・なるほど・・じゃ!その後!その後は!?」


「・・それこそ。その場のノリと勢いじゃないんですか?まぁ、神殿の方はできれば周りと仲良くできればいいかなっと。それだけでも・・・言っときますが、存続を考えて動くつもりですからね?悪の帝国とか作るつもりはありませんよ?」


「ちぇ!まぁいいわ!それはそれで使い道在りそうだし!」


正直すぎる反応をする彼女。

彼女はそれだけ言うと椅子を降りた。その後ろ姿を追うとそこにはポツンと扉が浮かんでいて

クルッとその場で回転し。


「あなたの上にご主人様方の加護があらんことを!」


その一言と同時にあたりが真っ白になって・・・。

・・・・・・・・・・

・・・・・





読みにくいと思いますので一週間後どちらかを消すか、何かします。

そこで投票しようと思います。

活動報告の「ちょっと冒険!第一回!あなたはどっちの話がお好き?」のコメントか、または感想で投票お願いします。

無かった場合は自動的に45話を残すつもりです。


一週間たったので投票終わります。

両方残すことになりました。

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