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リナちゃんのダンジョン経営!  作者: 龍華
1章 目覚め ~ダンジョン初心の森 怒涛の三日間?~
5/117

5.さ!本番だ!ダンジョン作成・・て、え?-1-

1~4まで少し書き直しました。

・・・それにしても本編よりあとがきに手間取るってどうだろう・・・

ちょっと反省・・・。

2015/6/2

 改行してみました。

2015/7/31

 少し書き直しました。

2016/7/11

 最近の書き方にちょこっと書き直し。


『さぁ!サクサクっとクエストを進めようか!次はいよいよメイン【ダンジョン作成】だよ』


「わい!」


 今、鏡を見たら、絶対いい笑顔だろう。

 いよいよ本題なのだ。

 わくわくが抑えられない。


『まずは【ダンジョンについて】ね。ダンジョンていうのは世界の浄化機関だよ。詳しいことは【辞典】の【ダンジョンの雑学】なんかを読んでね。そんでダンジョンの種類としては大きく分けて3つ【広域】と【建物】、【異空間】があるんだ』


 かなり重要なところはしょりやがった。

 まぁ、どう考えてもかなり長くなりそうだし良いけどね。

 ん・・と?

 ちなみにダンジョン定番の洞窟は広域なのか、でも異空間でも・・ん分からないことは聞けば良いか。


「んっと洞窟は?」


『それは【広域】のカテゴリーに入るかな。【広域】は、その土地をそのままダンジョンとして使っている物のことだから。【建物】は屋敷や塔といったものだね。言わずもがな、城もこのカテゴリーだよ! 最後の【異空間】は、それぞれ合わせて使うことが前提のカテゴリーだね。基本は洞窟内に空やら森、火山といった本来ありえない状況を作り出すのに使うんだ。巨大生物の体内に作るダンジョンもこのカテゴリーだよ。ここまでは良いかな?』


「うん」


 勢いよくうなずくとすぐに画面が増えた。

 ダンジョン画面が開いたようだ。

 何も書いてない画面の上に森、洞窟、池のほとり、山の写真らしき物が浮いている。

 その中の一つ森を触ってみる。

 すぐに白紙の画面が別の何かを表示する。

 木々が生い茂る場所だ。

 足の踏み場もない森の中に木がないちょっとだけ開けた場所があってその端のほうに小さな朽ちかけた廃屋が置いてある、そんなジオラマだった。

 ふと何か変わった気がして顔を上げれば元の部屋に私は立っていた。

 違うところと言ったら、散らかしていた物が最初に見つけた所に戻ってたり、玉が浮いてたりといったところぐらいか。


「えっと・・現実リンクの箱庭・・ってこと?」


『ん・・まぁ、そんなもの。さ、どこ選んでもそんなに大差ないから好きな場所選んで』


 それぞれを比較すると言っても外には出られないのは変わらないようなので、ジオラマと部屋の比較になる。

 さて、最初は池のほとりだ。

 池のほとりというだけあってジオラマ中央に池がありその近くに家が建っていた。

 煉瓦の家だ。

 家の中は煉瓦敷きで土足で生活をすることを前提としているようだ。

 次は洞窟。

 それはよくある溶岩洞のようだ。

 ただし部屋は人工的にくり抜いた形跡があるし、外から見つからないようなドアがついていた。

 奥まったところに地下水脈を引き入れて作られた池はちょっと惹かれるものがあったが石のベッドはどうだろう。

 ちなみに洞窟の入り口の外はどういう風になっているのかわからない。

 表示範囲外だった。

 最後は山である。

 ここも山の中の洞窟の部屋だった。

 つくりは洞窟の部屋と同じだが少し暖かい。

 外は緑がある草原のようだった。

 さて、どこが好きかといわれるとどこも変わらない。

 直感で選んで【決定】を推す。

 押してから、ふと、疑問がわいてきた。


「ねぇ・・・他の処って後々手に入る?」


『ちょっと手間だけど、手に入れることはできるよ。その話はまた今度しようか。次は【ダンジョンの変更】をしてみようか。その家という項目押してみて』


 画面を見ると下のところに【森】【家】と書かれたタブがあった。

 言われるがまま【家】のタブに触れて・・・・固まってしまった。

 ジオラマが出てくるかと思えば方眼紙の上に書かれた図面だった。

 つまりこれって・・・。


「私、建築設計なんてしたことないんですが・・・」


『そこまで求めてないよ! そんなことは置いといて、変更方法には2つあるんだ。一つは、ダンジョンポイント(DP)を消費して物事を起こすこと。DPはダンジョンで消費されるお金だと思ってね。詳しいことはこれまた【ダンジョンの雑学】を見てください。もう一つは現実で変化させること。つまりモノを動かしたり、壁板をはがしてきれいな壁板にしたりすることだよ。こちらは労働はあってもDPを消費しないので節約しないといけないとか倹約しないといけない時にするといいよ。今回はDPを消費する方法を学んでね。ということで【家】を押してみて』


 もう一度画面を見る。

 画面の表示にびっくりして詳しく見ていなかったが右横にいくつかのボタンがある。

 【家】【間取り】【家具】というボタンが・・。

 ほかに何か見落・・と・・・・し・・・・・。

 えっと? いちじゅうひゃくせんまんじゅう・・・・にひゃくまん? DP?

 ・・・・・・あ、そういやさっきの報酬に1,000,000DPてあった気がするが・・・。

 経験値かと思って見過ごしてたけど・・・。

 お金なんだったら・・・多すぎじゃない?

【ヘルプ:ダンジョン】

 ダンジョンとは周辺環境に悪影響を及ぼす余分な魔素を吸収、保管のための施設である。一定以上の魔素がたまった場所に出現する。取り込んだ魔素はDPとなる。魔素については【ヘルプ:魔素】を参照のこと・・・・

【ダンジョンの初期知識】(ダンジョンの雑学より抜粋)

 最初にダンジョンは魔物の巣窟である。その姿は千差万別である。だが、共通点はいくつかある。 一つ目は財宝、または道具などが手に入るということだ。これはよく知られており今でも冒険者たちが・・・・・ 二つ目はそのダンジョン内の最奥にいるだろうぬしを倒し、ダンジョン内に設置してあるダンジョンコアを持ち出すことでそのダンジョンが機能停止することである。これはよく知られている童話・・・・ 三つ目はダンジョンの主以外に人型の主がいることが確認されていること。そしてその主を殺害することでいくつかのダンジョンが機能停止すること。ただしその主がいくつか同時にダンジョンを所持していた場合に起こるらしい。・・・・・ 最後に先に紹介した人型の主のそばにあるダンジョンコアを手に入れる事で手に入れた人自身が人型の主になることがあるということである。これは伝承によく出てくることで・・・・


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