表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リナちゃんのダンジョン経営!  作者: 龍華
1章 目覚め ~ダンジョン初心の森 怒涛の三日間?~
4/117

4.まぁ、まずはチュートリアル-2-

2015/3/23

 ちょこっと書き直ししました

2015/6/2

 書き足しと改行してみました。

2016/7/11

 ちょこっと書き直しました。

 最近の書き方にちょこっと書き直し。


『お、お~い。大丈夫か? ・・じゃ、じゃぁ、ハテナマークの所触ってみて?』


軽くうなずき、落ち込んだまま言われた通りに明るくなっている【???】の所を触る。

すると、別画面でいくつかの名前候補が表示された。

 ルナ、マリア、リリス、アルテミスなどと言う伝承に出てくるような名前がツラツラと表示されている。

 触って、上にスライドしたらほかにも沢山あるらしく、次々と名前が変わっていく。

 下の方はエミリー、エレナ、マーサ、マルローネといった名前だ。

 一通り目を通した後、その中で何故か気になる名前があった。

 この名前、かなりポピュラーな気がするのに、奇想天外な人生が待っているように感じてしまう、そんな名前なのだ。

 ま、ダンジョンマスターになってる時点で奇想天外な人生なのだし、それに見合った名前と言うことで。


「ポチッとな」


 すぐに確認メッセージが現れたので【訂正】では無く【決定】に触れる。


『リナか。うん、可愛らしい名前だね。さて、次は《種族について》説明するね』


 どうやらコアにはすぐに分かるらしい。

 まぁ、そこは良いだろう。

 コアの言葉に反応して画面が一つ表示される。

 どうやら【ヘルプ】のようだ。


『書いてる通り、種族てのはその生き物の品種名のことだよ。ようはスライムからエルフといった種族名が書かれてる項目ってことだね。ただし、君みたいな特別な種族は最初からプロテクトがかかってるんだ。初期設定はヒューマンだけど、出会ったことのある人型の種族なら設定できるようになってる。ちなみに詳しい説明は【ヘルプ】を見てね。』


 なるほど、ほとんど。

 書いていることをちょっと砕いてしゃべっただけだった。

 て、え? ・・・なにこれ・・・・・気にしたらいけないか。


『今度は《職業について》だけどその前に職業見てみる?』


 今度は職業だ。

 言われるままに職業を触ると選択肢が出てきて・・・・・・・・・


「はぁ・・?」


 出てきたのは3つ。

 しかし典型的な選択肢ではなかった。

 てか、何もないに等しいじゃないか・・・。


『まぁ・・そうだよなぁ・・あ、ここでいう職業はその人の能力から選択できる内容だね。中には能力に関係なく親の職業が選択できる場合や行為から選択される場合もあるけど。今回は誰でもなれる物しかないね。ちなみに君の場合職業はメインひとつとサブが3つ付けられるみたいだね。ただしメインはその系統以外に変更できないから選択は慎重に決めなよ』


 説明を聞いてから、もう一度選択肢を見直す。

 どう見ても変わらない。

 出てきた選択肢は【農民】【学徒】【信者】である。

 どんな系統かなんて想像できない・・・わけでもないけど・・。


「これってどんな系統なの?」


『基礎的な系統だよ。農民なら戦士系統、学徒なら魔導士や商人系統、信者なら言わずとがな神官系統だね。ただしさっきも言ったけど、メインにするのは慎重にね。ええっと、農民メインの学者サブなら魔法騎士なんて選択肢になるけど、逆なら魔法戦士になるってみたいになれる職業も違ってくるから。どっちでも選択できるものもあるし、気にしないならそれでいいと思うけど』


 ・・・ん? 職業は派生するってことかな? ・・・特殊な物もあるのかしらん?


「ちなみにこれらの派生以外ってできるの?」


『できるよ。そういった職業が発生した時にメインに置き換えるかってメッセージが出てくるんだ。まぁ、今設定できないことをとやかく言うのもなんだし、今ある選択肢の中でメインを決めないとね。ちなみに派生は職業熟練度で出てくるようになってたはずだよ』


 そうか。

 なら、この中で私にあってそうな物・・・。

 これだ。

 さっきと同じ手順でメインを決定すると、次に残りをサブに設定する。


『はい、これでステイタス画面の操作は終わり。最後に説明するまでもないけど、それぞれの数値はその人に分かりやすく見せてるだけだから。あまり気にしないように』


 そう言われている間に気になることが起こっていた。

 職業選択した後からさっきまで残っていた指示書が消え、クエストがチカチカしています。


『次は【クエスト】を選んで【ステイタス選択】って項目に触ると』


 クエストを選択すると何個かクエストが選べるようになっていた。

 その中の一番上に言われた項目がある。

 それもチカチカ点滅しているのだ。

 素直に触れると。


~ピロリロリン~

【クエストクリア】


 着信のような音がして今度はメイン画面の【プレゼント】が点滅していた。

 クエストのクリア報酬が届いたようだ。

 クエスト画面によると報酬はローブと短剣・・装備らしい。


『さて、今度は【アイテム受取・装備】を進めようか。ということでレッツトライ!』


「はぁい」


 そういいつつ、次の【クエスト】の指示に従い【プレゼント】を選び、受け取る物を選んで【受取】を押す。

 目の前に折りたたまれた服と縛るだろう紐、そして短剣が出現したのだ。

 それを見るとどう着ればいいのかがすぐに分かる。

 分からないものが分かるとはすごいなぁと思いつつ、その通りに身に着ける。

 その後、さっきと同じことをしてっと。


~ピロリロリン~

【クエストクリア】


 今度のプレゼントは【携帯アイテム袋】。

 ま、それは後で受け取るとして。

 さて、次のお題は【ダンジョン作成】らしい。

 やっとメインか! ちょっと楽しみだな。

【服装について】

リナ:ローブて、フード付きのワンピース?

コア:いやいや!ローブってのは外套だから

   今の服の上からかぶってね

リナ:ん(それにしても今まで考えてなかったけど)

   胸元を紐で首周りを調整する長袖のシャツにズボンか・・・

コア:それが?

リナ:中世の男みたいな服装だね

コア:ちゅうせぇ?あぁ、昔の服装ってことかな

   でも、ここでは当たり前の服装だし

   君の見た目じゃそれでもいいんじゃないかなw

リナ:それどういうこと?(怒)

コア:あ、さ・さぁ!次行こうか!

リナ:おいこら!   

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ