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リナちゃんのダンジョン経営!  作者: 龍華
4章 森の大騒動~さぁ、匙は投げられた!?~【仮】
112/117

85.

すいません!!!

ずいぶん遅くなりました!

 さて、タマの説明を聞きながら、私の中での認識票タグについて、おさらいしておこう。


 認識票タグ

 それはダンジョン協会の会員証のことだ。 これを持っていれば、協会からの支援を得られ、ダンジョンに入れるという物である。 今後の予定としてだが、このダンジョン内であれば、本人証明書としても大いに有効で、今後幅広い可能性を秘めている物なのだ!


 と、自画自賛のようなことは置いといて。


 見た目は昨日も言ったと思うが、金属板に紐を付けた様なネックレスとブレスレット。 それと、エンゲージリングを一回り太くしたリングだ。 どれかを選び、職員が登録作業を行えば、その時点でダンジョン協会会員となるわけである。 登録作業も簡単で、しばらく黒い箱の中に手を突っ込んでもらって、職員はその間、話し相手をしながら名前と所属をプレートの裏部分、指輪の中に彫るわけである。 その間、痛みも何もない、少し音がするだけだ。 その後、その使い方の講習を受けて、しばらくは新人の扱いで、実地訓練などの新人研修を任意だが、受けることができる。


 と、少し話がずれた様な・・・まぁ、良いか。


 で、このタグ単体でできる事と言えば、本人特定とメニューを目の前に出す。 そしてその人の設定とステイタスを見る見せるぐらいである。 それもステイタスはアレだ。 ダンジョン協会、またはダンジョンのそれぞれの階層にある認証装置で書換えしないといけないのである。 つまり、倒して倒して倒して強くなっていても、書換えを行ってなければ履歴上は低レベルの会員と見なされるわけだ。


 じゃぁ、昨日言っていた倉庫機能はどこにいったのか?

 それは同時に渡される手持ち袋が関係しているのだ。


 手持ち袋。

 それは、少し魔術の施された袋の事である。 単体で使う場合は袋の内ポケットに入れると倉庫へいく仕組みとなっている。 倉庫には入れれるが、その場で倉庫から取り出すことができない仕様となっている。 取り出せるのは手持ち袋の中身だけである。


 では、現地で倉庫から取り出せないのか?

 という、声が上がるだろう。 まぁ、これの解決法は簡単だ。


 タグを一緒に持っていれば良いのである。 タグと袋を装備している場合、メニューに倉庫という選択肢が増えて、その中で操作すると袋の中に送られる仕組みである。 だから、袋の許容量以上の物は取り出せませんという警告が出て、取り出すことはできないようになっている。

 では、倉庫から袋の許容量以上取り出す場合はどうすればいいかというと。 それは最寄りのダンジョン協会にある扉から取り出す方法しかない。まぁ、後々は倉庫の扉を使わせる商売とかありそうだが、そこは後で考えるとして・・・。


 まぁ、これくらいが表立って説明する内容である。

 さて、ここでいくつか疑問に思うことがあるかもしれない。 例えば。


「どうやって本人と他人を見分けるんだ?」


 とか。


「他人にタグをとられた場合など、倉庫の中を盗まれることは無いのでしょうかな?」


 とかである。

 で、この疑問の答えは。


「大丈夫です。 詳しい解説は控えさせていただきますが。 お見せした方がよろしいでしょうか。 こちら私のタグです。 設定を一部公開にしており、このようにステイタスを他者に見せれるようにしております」


 そういうタマのステイタス画面には名前とレベル、様々な能力値が羅列されていた。 他にもあるが一部なのでそれだけしか提示されていない。 そのタグを。


「レイオード様。 どうぞ。 ステイタスを提示してください」


 と、隣の先生に。 先生は少し眉を顰めたが、受け取りステイタスを表示する。


「と、このように、ダンジョン内であれば、他者のタグで自身のステイタスを提示しますし、ダンジョンの外であれば、一言、表示できない、と出るだけとなります。 それは倉庫機能も同じとなっています」


 という事なのだ。 それにしても・・・・・タマと比べるとホント先生戦闘向きのステイタスしている・・・・・んだろうなぁ。 よくわからないけど。

 さて、これだけ聞くとダンジョンの能力で作ったオーパーツであるように感じるが、ところがどっこい。 これはほぼ全て魔術で行っているのである。 まぁ、ここで重要になってくるのが、人を判別する方法だ。 これに使っている物、それは人固有の魔力の波動、魔力紋、マナ紋ともいうらしいが、それを使って判別している。 と言ってもだ、どうやってそれを測定して、判別しているのか。 そこで出てくるのが、魔術なのである。


 と、ここからは魔術の説明となるんだが。 一番簡単に言えば、プログラムを組むのだ。 C++とか、オフィスシリーズのマクロとか。 なんとなく頭に浮かぶのはこんな言葉である。 分からない場合はゲームのフリーソフトを組むとか、あとはプロット・・・でも良いのか。 魔術というのはそういう物らしい。

 

 さて、軽く流れに沿って”おさらい”していこう。


 まずは”登録”だ。 ダンジョン協会に登録しに来た人は受付でタグを選び、黒い石に手を乗せて、どこそこ村の誰それと登録するわけだが、この黒い石で行うのは魔力紋を”はか”り、二つの米粒大の魔水晶に”しる”し、ダンジョン奥深くとダンジョン協会下にある保管庫に名前のプレートと一緒に保存する。それとは別に黒い石はタグに魔力紋データを”しる”すわけだ。 これで登録は終わりとなる。

 ちなみにここからは蛇足だろうが、ダンジョン奥深くの保管庫には一回だけ書き込みができるタイプの、ダンジョン協会の方は書き替えできるタイプを使用している。 これは用途の違いなのだが、そこらへんは置いといて。

 次は、ステイタスを見る時や道具の出し入れの話か。 これはタグに仕込まれている魔術が胆となる。 まぁ、用はマナ紋を”測”り、タグのデータと”てら”し合わせて、合っていたら”みと”めて、内蔵しているデータを”うつ”したり、そのデータを”送”って、ゲートを”ひら”く。 違っていたら、データをダンジョン協会へと”送”り、結果、その人の情報を”受”け取って、”映”したり、”開”くわけだ。 だから、ダンジョン範囲外の場合は本人ではないと表示されると。

 あとはあれだ。 細かい設定は決められたデータの中から”さだ”めることができるのだ。 


 まぁ、これが一連の流れである。

 あとは、そうだなぁ。 更新されたデータはダンジョン協会内部の方で保管されている事と、手持ち袋だけでも測って送ってゲートを開く事はできるので、入れるだけならできるのだ。 取り出す事は何が入っているか見ないとできないので、表示機能のあるタグが無いとできない設定となっている。 手を突っ込んで、毒のある棘に刺さって死亡とか嫌だし。

 これぐらいかな。 タグと手持ち袋の注釈って。


「なるほど。 まぁ、ダンジョン協会からの物については大体わかりましたが、一般に販売するほうはどのようにするおつもりか?」


「それについては今からご説明いたします」


 にこやかに聞くエミス爺様に応えるタマ。

 周りはこれで終わりという感じだったので、ギョッとした顔をしているのが数名。

 て、え。 まだ続くの?

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