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Rewrite : Let's Monster Battle〜無限の可能性 進化と退化の軌跡〜  作者: 夕幕
第6章 海外へ

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第74話 ノーブル騎士

「よし!!!」


 たった一撃当てただけなのに思わず声を出して喜んだ。

 でも、こればかりは許してほしい。

 ノーブル騎士にまともに攻撃を当てられたのはこれが初めてだから。

 このまま追撃を……いや違う。

 今は攻める時じゃない。


「ブルー、『ディバインシールド』!!」


 ブルーが『ディバインシールド』を展開すると轟々と燃え盛る炎の弾丸が飛んでくる。


 ゴン、ゴン、ゴン、ゴン、ゴン、ゴン


 全部で6発。

 なんとか防げたけど、今ので『ディバインシールド』が割られた。

 リーフィアの『ダークスラッシュ』が決まって追撃のチャンスだった。

 警戒して正解だった。


 なんかレッドゴブリンにカウンターを決められた時と同じ感じがした。

 そしたら案の定、とんでもないカウンターが飛んできた。

 でも、今度こそ攻めるチャンス。

 オレが指示出さなくても、リーフィアとラグニアが既に動いてくれてる。

 カウンターにはカウンターで返す。


 ラグニアが素早い身のこなしと嗅覚でノーブル騎士に突撃をする。

 『ホワイトクロー』で引き裂こうとするけど、ノーブル騎士が左手に持つ盾に阻まれた。

 そのまま右手に持つ剣に炎を纏わせてラグニアを斬ろうする。


 このタイミングで『電光迅雷』を使ったブルーがノーブル騎士の横腹に突っ込む。

 瞬時にラグニアのカバーに入って、()()()リーフィアに繋いだ。

 ノーブル騎士はリーフィアからの攻撃が頭から抜けていると思う。


「リーフィア、『闇閃撃』!」


 ブルーとラグニアに挟み込まれ、近接戦も油断できない状況。

 遠距離から漆黒の斬撃がノーブル騎士に直撃。

 そのまま距離を詰めたリーフィアが『ダークスラスト』で追撃する。

 リーフィアはすぐに離れて、盾を構える。


 ノーブル騎士は体勢を立て直すとすぐさま、リーフィアに向かって駆け出す。

 リーフィアの『挑発』に引き寄せられた。


「ラグニア、『ホワイトダイブ』!」


 とりあえずブルーは万が一に備えて待機。

 ブルーがなにもしないだけでノーブル騎士にはプレッシャーを与えられる。

 リーフィアに気を取られているところをラグニアが横撃するけど、盾に防がれる。

 これは想定の範囲内。

 盾を持つ左手側から突っ込めば、防がれると思っていた。


 ラグニアは左手で盾をしっかりと押さえて飛び、突っ込んだ勢いそのままにノーブル騎士の上を取る。

 左手一本で且つ不安定な盾の上での逆立ち状態にも関わらず、右手で『ライトクロー』を放つ。

 ノーブル騎士は咄嗟に剣でガードする。

 しかし、ラグニアの方が一枚上手だった。

 その状態で前方にわざと倒れ込み、右足でノーブル騎士の顎を蹴り上げる。


「ラグニア、『シャインボール』!」


 ノーブル騎士は蹴り飛ばされて体勢を崩したけど、すぐに建て直す。

 そこに速さが最大の特徴の光魔法で追撃する。

『シャインボール』の威力ではノーブル騎士の体勢を崩したりできない。

 これ以上突っ込めば、カウンターの餌食になる。

 ノーブル騎士に遠距離攻撃の手段があるけど、ここは一度距離を取って仕切り直すか。


 本当ならこっちにはモンスターが3体いる訳だし、連携して一気に叩きたいとこだけど、個々の成長に重点を置いたこともあって、連携がイマイチ取れないんだよな。

 まだお互いに何がどれだけできるのかわかってないって感じだからもっと経験を積めば、今まで以上のバトルができるようになると思う。


 距離があるからか、今度は突っ込んで来ない。

 遠距離から魔法を使って攻撃してくる。

『フレイムランス』が十本近く飛んでくる。

 この数はさすがの防ぎきれない。

 ブルーの『ディバインシールド』はまだクールタイムから明けてない。

 一か八かブルーに相殺してもらう……

 でも、全部はさすがに無理あるよな。


 ここでリーフィアが前に出る。

 まるで私が防ぐと言っているように。

 

「……あ、え、でも、さすがにこの数は無理じゃない?」


 オレの考えを否定するかのようにリーフィアはタイミングよく『影渡り』を使って、全て躱した。


「ブルー、『プロミネンス』!リーフィアは常にノーブル騎士の間合いに!ラグニアはノーブル騎士の背後に回って!」


『挑発』のおかげでノーブル騎士は常にリーフィアに意識がいっている。

 それを利用してブルーは遠距離から攻撃。

 ラグニアが隙を見て背後から仕掛ける。

 リーフィアの攻撃を何回も受けているからノーブル騎士の動きが徐々に鈍くなっている。

 今は通常攻撃だけで斬り結んでいるけど、リーフィアの攻撃全てに闇属性が付与されている。

 ダメージを負ってもすぐにブルーとラグニアの『プチヒール』で回復できる。

 斬り合いも少しずつではあるけど、リーフィアが押している。

 最初はリーフィアとの斬り合いも余裕ありげな感じだったノーブル騎士から余裕が無くなっている。


 こでブルーとラグニアが仕掛ける。


 ブルーが再び、『フレイムフォース』を放つ。

 ノーブル騎士はブルーとリーフィアに気を取られている。

 ラグニアが完全に視界から外れている。

 進化し、四足歩行から二足歩行になったラグニア。

 ここで敢えて四足歩行で駆けることで姿勢を低く保つ。

 更に気づかれにくくなっている。

 完全にラグニアを見失っているノーブル騎士は、下から蹴り飛ばされ、宙を舞った。


 ノーブル騎士の体が宙を舞ったところですかさず、ラグニアが『ホワイトクロー』で追撃した。

 宙を舞い、自由に身動きが取れないノーブル騎士は格好の的でしかなかった。

 ブルーは遠距離から。

 リーフィアとラグニアは至近距離で使えるスキルを使って総攻撃を仕掛ける。

 ノーブル騎士のHPがゼロになった。


 やっと勝った。

 三度目の正直。

 でも、まだ第一エリア。

 しかもエリアボスじゃない。

 それ考えるともっと強くならないと。


 プルプルプルプル、プルプルプルプルプルプル

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