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Rewrite : Let's Monster Battle〜無限の可能性 進化と退化の軌跡〜  作者: 夕幕
第6章 海外へ

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第72話 新天地、フランスへ

 オレはいろいろとあってフランスに来た。

 今はフランスにある白黒ホテルを拠点にして、ダンジョンに挑戦している。

 オレがフランスにあるダンジョンに挑戦している理由。

 2学期開始と同時に薫先輩と琴音先輩からいろいろとアドバイスをもらったから。



 ◆◇◆◇



 今日から2学期が始まる。

 始業式が終わって教室に戻る。

 1学期とは違って、郁斗と莉菜の姿がない。

 無事に休学申請も受理されて、今は休学中。

 どこでなにをしているのかもわからない。

 メッセージを送って聞けばいいだけだけど、なんでか送る気になれない。

 それから輝夜さんとも昨日、メッセージのやり取りをした。

 もっと強くなって実力を付けたら『遊楽園』について教えてもらえることになった。


 しばらくはもっと強くなるためにLv上げをする。

 それからDランクダンジョンの攻略とDトーナメントへの挑戦。

 薫先輩と琴音先輩からはDトーナメントに出場するのはまだ早いと言われた。

 だから、DランクダンジョンでのLv上げがメインになる。

 でも、白黒学園の近くにDランクダンジョンがない。

 遠出しようにも学校が終わってから日帰りで行ける場所だとかなり範囲が狭い。


 どうしようか悩んでいると、担任の市川先生から声をかけられた。


「鬼灯くん、少しお時間いいですか?」


「え、はい、大丈夫です」


「鬼灯くん次第ですが、休学しませんか?」


「え、休学!?なんでですか?」


「白黒学園の近くにDランクダンジョンがないでしょ?だから、うちの生徒はDランクで足踏みすることが多いの」


 やっぱ、みんな同じことで悩むんだな。


「そこで2学期の間、休学をして普段では行けないような遠方のダンジョンに足を運んでみるのはどう?」


 ……あ、そういうことか。

 ずっと郁斗たちが休学届けを出した理由を考えてたけど、こういうことか。

 市川先生に言われるまで全然、気づかなかったよ。

 これはこれであり。

 市川先生の言う通り、普段では遠くて行きにくいダンジョンに挑戦できる。


「わかりました。オレも休学することにします」


「はい。では、この休学届けの紙に必要事項を記入して私の所まで持って来てね」


「ありがとうございます!」


 休学届けの紙は書き終えて市川先生に提出した。

 明日からだけど、まだどこのダンジョンに挑戦するかとか決めてない。

 常夏の白黒祭でせっかく先輩たちと交流が持てたわけだし、一回相談してみる。

 そこで2年生の教室にやって来た。


「……というわけで薫先輩はどこかオススメのDランクダンジョンとかありますか?」


 もう始業式が終わってほとんどの人は家に帰ってるのに薫先輩はまだ教室にいた。

 もし、薫先輩がいなかったら次は琴音先輩と思っていたら、残ってくれてて助かった。


「なら、海外のダンジョンに挑戦してみたらどうだ?まだ体験したことないと思うけど、ARKがわからない国の言葉も自動的に翻訳してくれる。文化の違いとか以外で不便はそこまで無い」


 なるほど。

 日本国内で考えてたけど、海外でもいいのか。


「2学期中ずっと休学なら一度思い切って挑戦してみたらどうだ?日本では絶対に入手できないアイテムとかも沢山あるしな。いい勉強になるぞ」


「ありがとうございます。その発想はなかったので、勉強になります」


「まあ、俺個人の意見だし、即決できないなら琴音先輩にも聞いてみたらどうだ?琴音先輩ならまだ教室にいると思うぞ」


「ありがとうございます。琴音先輩にも聞いてみます!」


 薫先輩と話を終えて真っ直ぐに3年生の教室へ向かう。

 3年生の教室に辿り着くと薫先輩の言う通り、琴音先輩はまだ教室に残っていた。

 なにやらウインドウを操作している。

 今、邪魔しない方がいいかな?と思ってたら琴音先輩がオレに気づいた。


「……というわけで琴音先輩はどこかオススメのDランクダンジョンとかありますか?」


「うーん、オススメか。薫くんは何て言ってた?」


「えっと、海外のダンジョンに挑戦したらどうかとアドバイスをいただきました」


「なるほどね。それは私も賛成かな。行ける時に海外は行った方がいいと思うよ。鬼灯くんのモンスターって確かブルーとリーフィア?だっけ人類種の騎士ちゃん、それとワーウルフみたいな子の3体で合ってる?」


「はい。そうですけど、それがどうかしました?」


 琴音先輩はふむふむと顎に左手を当てて、右手でウインドウを操作する。

 ウインドウを三つ出すと、指でそれを弾いて、オレに見せてくれた。


「私のオススメのダンジョンはこの三つかな!」


 イギリスにあるランク変動型ダンジョン『魔法大図書館』。

 フランスにあるランク変動型ダンジョン『王家の墓』。

 オーストラリアにあるランク変動型ダンジョン『野獣の森』。


「鬼灯くんのモンスターなら、この辺りかな。あとは、鬼灯くんの育成方針で決めるといいかな」


「いろいろありがとうございます!ここまで細かくアドバイスいただけるとは思ってなかったので、めっちゃありがたいです!!」


 オレは悩んだ末にフランスにあるランク変動型ダンジョン『王家の墓』に挑戦することにした。

 ここで出現するモンスターは騎士系でリーフィアだけじゃなく、リヴィングウェポンの強化に繋がるかもしれない。

 ほんとはブルーやラグニアの強化も考えたい。

 ただ、ブルーはなんでかはわからないけど、自分の強化に乗り気じゃないらしい。

 だからブルーの強化は後回し。

 ラグニアは正直、なにをどうしたらいいかわからない。


 琴音先輩のアドバイスの通りにオーストラリアに行ってもあまりメリットがない気がした。

 それにラグニアも今あるスキルをもっと使いこなせるようになりたいらしい。

 自然と消去法でリーフィアとリヴィングウェポンの強化に重点を置くことになった。


 市川先生が言うには1年生の2学期中は単位とかの心配はしなくてOK。

 ただ、3学期は最低でもCランクに昇格していないと単位面のサポートが受けられない。

 だから最長で年明けまで自由に特訓ができる。


 フランスに来たオレはまず白黒ホテルでチェックインを済ませて、部屋に荷物を置く。

 ここから『王家の墓』は徒歩数分のところにある。

 特別人気のあるダンジョンという情報はないけど、他のプレイヤーと遭遇することもありそう。

 基本的にはスルーで、向こうから話しかけてきたらなんとかしよう。


 ネット情報だと、『王家の墓』は全部で四つのエリアが存在する。

 今日は第一エリアの『火の墓守』に挑戦する。

 このエリアに出現するモンスターの攻撃は全て火属性が付与されている。

 比較的攻撃力が高いモンスターが多いとネットには情報が載っている。


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