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Rewrite : Let's Monster Battle〜無限の可能性 進化と退化の軌跡〜  作者: 夕幕
第5章 常夏の白黒祭

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第69話 オレの弱点

『闇の祭壇』第一層のエリアボス、ドウラグを倒してオレは第二層に向かう。

 そこで攻略階層の記録だけ行って、ホテルへと帰った。

 この前挑戦したタワーダンジョン『ゴブリンパニック』全二層しかなかったので、階層の記録はできなかったけど、全十層ある『闇の祭壇』ではそれができる。

 全五層以上の階層を持つタワーダンジョンは、攻略階層の記録ができる。

 次に挑戦する時にもう一度第一層から挑戦する。

 もしくは、記録に基づいた攻略階層から挑戦するかを選択できる。

 一度、攻略階層の記録をすると次に上書きするまで、決して消えない。

 だから、もう一度第一層から挑戦しても問題ない。


 ホテルに戻ったオレは真っ直ぐに部屋へと向かわずに備え付けのレストランに行く。

 そこで夕食を済ませて部屋へ向かう途中に薫先輩と琴音先輩に遭遇した。

 先輩たちも既に夕食を済ませていた。

 オレの『闇の祭壇』攻略状況を知りたいとのことでラウンジへと向かう。

 そこで苦戦していて、今日ようやく第一層のエリアボス、ドウラグを倒すことができたこと。

 琴音先輩の情報に助けられたことを伝えた。


「うんうん。頑張ったね!あれを一回で倒すとは」


「ああ、俺は戦ったこと無いけど、そこそこ強いとは聞くからな。やっぱ闇属性が付与されてるから戦いづらいのか?」


「うーん。というより、巨大化してる時の攻撃力が異常に高い!あれにやられるモンスターが続出だよね」


「なるほどな」


 薫先輩と琴音先輩の二人だけでどんどん話が進んでいく。

 オレ、完全に蚊帳の外だな。


 その後、薫先輩からこれからどうするのかを聞かれた。

 常夏の白黒祭も残すとこ1週間となっている。

 オレは残された時間を『闇の祭壇』第2層攻略に費やすつもりでいると伝えた。

 琴音先輩が第2層のモンスターについて詳しく教えてくれた。

 話を終えた後は部屋に戻ってゆっくりくつろぐ。


 いつものようにプルプルしながら甘えてくるブルーを可愛がった。

 よしよし、なでなで。


 プルプルプルプル


 ……そういえば、最近リーフィアが部屋で姿を見せないな。

 いつもならブルーと戯れる為に足速にオレのとこまで来て、ブルーを連れ去るのに。

 ラグニアはいつも通り、毛繕いしてる。

 なにかあったのかなと思ってたら剣と盾のリヴィングウェポンを持ったリーフィアも現れる。

 床に座るとリーフィアはリヴィングウェポンの手入れを始めた。

 ブルーとラグニアからは何事もなく、いつも通りのような感じがする。

 オレが知らないだけでリーフィアはいつもこんな感じなのかも。


 そういえば、あんまり気にしてなかったけど、ブルーより剣と盾のリヴィングウェポンを装備したリーフィアの方がステータス高いんだよな。

 これはちょっと予想外だけど、正直ありがたい。

 リーフィアのステータスが高いから前衛は安定して任せられる。

 ブルーは後衛として安心して距離を取って戦える。


 そうなるとラグニアをどうにか強化したいな。

 Lvを上げるはそんなすぐにできることじゃない。

 そもそも安定した前衛と後衛が揃っている。

 だとするとラグニアにはなにが必要だ?

 うーん、特にこれといってな……


 ピコン!


 メッセージに通知が来てる。

 誰だろう……ってシグマさん!?え、なんでシグマさん?


「蓮くん、『闇の祭壇』攻略はどうだ?君のチームはプロフェッサーとしても注目している。もうボスのジャック・オ・ランタンを倒したか?」


 ああ、なるほど。

 ……シグマさん郁斗たちがチームから離脱したこと知らないのか。

 プロフェッサーの情報網には引っかかってもおかしくないと思うけどな。

 てか、『闇の祭壇』のボスってジャック・オ・ランタンなんだ。

 はじめて知ったよ。


「郁斗、莉菜、オリヴィアの三人は2日目にチームを離脱しました。オレは今は一人で『闇の祭壇』に挑戦しています。ちょうど今日、第一層のエリアボスのドウラグを倒したところです」


 嘘をつく理由がないから正直に全て話す。


「マジか!!?それギルドは大丈夫なのか?」


「ギルドは大丈夫だと思います。三人とも更に強くなるためにチームを離脱しただけなので」


 うん、大丈夫だと思いたい。

 結成したばっかで、解散とか……ないよね?


「そうか、大変だな。ちなみに蓮くんは常夏の白黒祭が終わった後、どうするんだ?」


 オレがどうするのか?

 正直、これと言って決めてない。

 強いて言うなら、とにかくDランクダンジョンでLv上げをするくらいかな。


「特になさそうだな。それなら、弱点の克服をしたらどうだ?」


 弱点の克服か。

 弱点、オレの弱点。

 オレの弱点って改めて考えるとなんだろう?

 いや、そもそも強みって……


「シグマさんはオレの弱点、何だと思いますか?」


「だいぶ迷走してるな。教えてあげてもいいけど、蓮くんのためにならないな。これは自分で考えて結論を出さないと」


 やっぱりそんなに甘くないか。

 自分の弱点は自分で見つけろってことだよな。


「ヒントだ。他のギルドメンバー四人にはあって、蓮くんにはないもの。それが蓮くんの致命的な弱点だ」


 郁斗たちにはあるけど、俺には無い。

 何だろう?

 オレ個人じゃなくてブルーやリーフィア、ラグニアを含めての話だよね。

 となると郁斗の場合、コンとネメア。

 莉菜はエルナとマリン。

 オリヴィアはカーラとアルマか。

 ……え、意味がわからない。

 シグマさんはなにを言いたいんだろ?

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