表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Rewrite : Let's Monster Battle〜無限の可能性 進化と退化の軌跡〜  作者: 夕幕
第4章 ギルド結成

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

52/82

第50話 似たもの同士

「君臨せよ、カーラ!」


「出でよ、ブルー!」


「カーラ、『悪魔の祝福』『ナイトメア』!」


「ブルー、『プチヒール』!」


 予想通り、『悪魔の祝福』でデバフ付与からの『ナイトメア』。

 こうなるのが最初からわかっていた。

 だから、ラグニアでアルマを倒してカーラの初手を受けたかった。

 郁斗とのバトルで自爆してくる可能性があるのはわかってた。

 オレの考えが甘かった。


 さすがにブルーでも余裕で耐えるのは無理。

 かなりダメージは大きい。

 初手で『プチヒール』を使ってるし、長期戦じゃ勝てない。


「カーラ、『ダークウェーブ』!」


「ブルー、『フレイムフォース』で相殺して!」


「まだです!『闇刺突』!」


「『プロミネンスアタック』!」


 くっ……

 こっちから仕掛けたいけど、完全に後手に回ってる。

 ただでさえデバフや状態異常で不利な状況。

 どうする……


 ブルーとカーラの激突。

 ブルーがヌルッと槍を滑るようにカーラの背後を取る。


「今ならいける!ブルー、『電光迅雷』!」


『電光迅雷』による高速移動に初見ではカーラも対応できなかった。


「よし!ブルー、『鳴神』『サンダーボール』『サンダーアロー』『プロミネンス』『ファイアボール』『スカーレットアロー』!」


「カーラ!!」


 今ブルーが使える攻撃スキルは全て使う。

 ここでカーラを倒す。

 全てカーラに当たったよね。

 倒せたか……


「カーラ、『ダークボール』!」


「……っ!ブルー、『ディバインシールド』!」


 いつの間にか上にカーラがいた。

 なんとか防御が間に合ったけど、危なかった。


 ジワジワとブルーのHPが削られていて、残りは5割を下回っている。

 だけど、カーラの残りHPは2割。

 あと少しで倒せるけど……


「カーラ、接近して『ダークランス』!」


「ブルー、躱して!」


 ギリギリまで接近してカーラは『ダークランス』を放った。

 それでも、ブルーはなんとか回避した。


「ここです!『水刺突』『連続突き』!」


 プルンと横にジャンプして『ダークランス』を回避した瞬間を狙われた。

 幾度となく突き刺されたことでブルーのHPは一気に残り1割まで削られた。


「ブルー、『プチヒール』!」


 よかった。

『ナイトメア』のクールタイムが明ける前に回復できた。

 これでまだいける!

 これでオリヴィアはカーラの通常攻撃でダメージを稼ぎにくる。


「カーラ、空高く飛んでください!」


「……?」


 そのままカーラは攻撃してこなかった。

 空中からブルーを見つめるだけだった。


 ……あ、これって。

 ヤバい。早々に手を打たないと。

 とにかく、攻撃しなきゃ!


「ブルー、『鳴神』『サンダーボール』『サンダーアロー!」


「カーラ、躱してください!」


 今使えるスキルは全て使った。

 だけど、回避に徹したカーラには当たらなかった。


 そうして時間だけが経ってブルーの残りHPが6割まで状態異常のスリップダメージで削られた。


「そろそろですね。カーラ、『ナイトメア』!」


【ブルー DOWN】


 やっぱり速攻でカーラを倒せなかったのが敗因か。

 スリップダメージでブルーの残りHPが『ナイトメア』一発で削り切れるラインまで時間を稼がれた。

 それには気づいたけど、あそこまで高く飛ばれると攻撃が当たらなかった。



 ◆◇◆◇



 夜も暗くなってきたことで、スタジアムの証明が点灯し、莉菜と海夕のバトルが始まる。


【姫島莉菜VS水海夕 バトルSTART】


「降臨せよ、エルナ!」


「来て、ニュクス!」


 莉菜と海夕、それぞれ前のバトルと1体目のモンスターは同じ。


 召喚されるのと同時に空高く飛び上がるエルナ。

 攻撃せずにそれを黙って見ているニュクス。


「最初から全開でいく。ニュクス、『属性調律・水』『黒杖解放』『多重詠唱』『エレメントショット』『エレメントブラスト』『エレメントアロー』!」


「エルナ、全部躱して!」


 エルナは、空中を縦横無尽に動き回ることで狙いを絞らせない。

 それでもニュクスは圧倒的な物量で攻める。

 徐々に追い詰められていくエルナ。


「エルナ、『シャインランス』『シャインアロー』『フレイムアロー』『フレイムランス』『ファイアボール』!」


「まだ!『エレメントランス』『エレメントボール』『エレメントカッター』!」


『スターバースト』と『スターフレイムショット』以外のスキルを駆使して当たりそうになった攻撃を相殺する。

 全てを相殺はできなかったが、確実に被弾を減らすことに成功した。

 その結果、『黒杖解放』の制限時間30秒を耐え凌ぐことに成功する。

 それと同時にニュクスの髪と右手に持つ杖が黒から蒼に染まった。


「エルナ、『プチヒール』!」


 ニュクスが持つ杖の形状が戻ったことを確認してから莉菜はエルナに指示を出した。

 そして、反撃に出る。


「エルナ、近づいて『ロックオン』『スターバースト』!」


「ニュクス、『エレメントウォール』!」


 空中から降り注ぐ光が水壁とぶつかった。

 この間にエルナは高度を下げて、ニュクスの背後へと回り込んだ。


「エルナ、『スターフレイムショット』!」


 エルナは、攻撃をニュクスの背後から叩き込み、すぐに上空へ退避した。

 それからお互いに攻撃ができない無の時間が続いた。


 そして、お互いにスキルがクールタイムから明けて攻撃が始まった。

 壮絶な魔法の撃ち合いが行われたけど、最後は『ロックオン』により必中効果を付与された『スターバースト』がニュクスを貫いた。


【ニュクス DOWN】


 地上で奮闘したモンスターが負け、空中で逃げ回り、時間を稼いだモンスターが勝つ。

 まるで一つ前のカーラとブルーのバトルを再現したかのような展開で勝敗までも同じだった。


 その後、海夕はアナスタシアを召喚せず、敗北を認めた。

 空を飛ぶモンスターへの攻撃手段が無いから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ