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Rewrite : Let's Monster Battle〜無限の可能性 進化と退化の軌跡〜  作者: 夕幕
第4章 ギルド結成

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第42話 レッドゴブリンへのリベンジ

 リーフィアとラグニアの潜在解放が終わった。

 時間があれば『豚蜜』でLv上げもしたかったけど、帰りの新幹線の時間的にできなかった。

 それにブルーがまだ元気にならない。

 いつもならプルプルって甘えてくるけど、今日はプル……って足下で萎れてる。

 ブルーを抱き抱えて、なでなでする。

 こうすると、元気になるかな?と思ったけど、今日のブルーはそこまで単純じゃなかった。


 明日、学校が終わったら『ゴブリンパニック』でレッドゴブリンにリベンジしようと思ってたけど。


「仕方ない。リーフィアとラグニアも潜在解放で強くなったし、ブルー抜きでリベンジするか」


 萎れているブルーをなでなでしながらボソッと呟いた。

 そしたら、ブルーが反応を示した。


 プル!?プルプル!


 あ、なんかブルーが元気になった。


「ふふ、ブルーも元気になったようですね。では、主の腕の中にこれ以上いる意味はありませんね」


 ブルーの抵抗?むなしくあっさりとリーフィアに持ち抱えられた。


 翌日、学校が終わってオレは真っ直ぐ『ゴブリンパニック』に向かった。

 ボス部屋までの道中、ゴブリンファイターと潜在解放したリーフィアとラグニアの力試しに戦った。


 リーフィアは大丈夫そうだけど、ラグニアがしんどいな。

 今まで四足歩行のオオカミだったけど、潜在解放で二足歩行の人狼になってる。

 動きの勝手が今までと違う。

 この流れで今日リベンジするのは無理そうだし、リベンジは明日以降にしよう。


 それからダンジョンに潜りつつ、期末テストに向けて勉強もした。

 毎日30分ブルーにかまってあげるのは忘れずに。

 ブルーの機嫌を損ねるとあとが大変だから。

 そう考えるとブルーって甘えん坊だな。

 まあそこが可愛いんだけど。


 期末テストも終わってレッドゴブリンにだけ集中できる。

 今ならレッドゴブリンにも勝てる。

 前回の負けからいろいろと学んだ。

 それを糧に成長したブルーたちならきっと勝てる。

 その自信しかない。


 第二層にあるボス部屋に入る。

 前回とレッドゴブリンの雰囲気が何か違う気がする。

 もしかしたら前回は舐められていた?

 今回は強敵と認めてもらえたってことかな。


 これでこそ挑戦しがいがある。

 ここでレッドゴブリンに勝って、Dランクに昇格するんだ!


「いくよ、ブルー、リーフィア、ラグニア!」


 プル!


「はい!」


「グル!」


 正面から馬鹿正直に突っ込んできたところをカウンターって考えてたけど、突っ込んで来ない。

 それなら、こっちから仕掛けるか。


「リーフィア、『影走り』『魂葬』!ラグニア、『シャインボール』『ホワイトレイ』!」


 初手で使うつもりはなかったけど、大きな問題はない。

 ラグニアがやることはなにも変わらない。

 リーフィアは『影走り』で瞬時にレッドゴブリンの背後へと回り込む。

 ブルーは一旦待機。


『追憶の回廊』で高速移動だと思っていたスキルがこの『影走り』。

 実際の効果は影の中を走って移動するスキル。

 ただ、光とかで影が途切れてる場合、進行方向上にある影に飛ぶ移ることができる。

 だからラグニアの放った光球と光線で床を照らすことで、リーフィアの移動距離を短縮できる。


 ラグニアの攻撃にレッドゴブリンの意識が向くと思っていたけど、視界から消えたリーフィアを探している。

 完全にリーフィアを警戒している。


「ブルー、『電光迅雷』!」


 理想はレッドゴブリンがラグニアの攻撃を回避しようと動くことだったけど、これなら正面から『電光迅雷』を使ったブルーを突っ込ませる。

 リーフィアの初撃は確実に当てて、デバフ・状態異常を付与したい。


 よし、完璧なタイミングでブルーとリーフィアがレッドゴブリンを挟んだ!

 正面から高速で突っ込んで来るブルーを迎撃しようとすれば、背後からリーフィアの攻撃が決まる。


「え!?」


 レッドゴブリンはその場でタイミングよくバク宙して、ブルーとリーフィアの攻撃を両方躱そうとする。


 プル!?


 途中で攻撃の軌道を変えられず、ブルーはそのまま勢いよく通り抜けた。

 リーフィアはそれを確認して、即座に左手に持つ盾を捨てる。

 右手で剣を振り下ろしている最中だが、同時に剣も手放す。

 それを左手で掴み、レッドゴブリンを薙ぎ払い、流れるように右手で盾を拾った。


 リーフィアの薙ぎ払いでレッドゴブリンは吹き飛ぶ。

 タイミングが噛み合わず、ラグニアの攻撃は外れた。


「リーフィア、『黒閃撃』『魂葬・断』!ラグニア、『ホワイトダイブ』!ブルー、『鳴神』!」


 曲がる斬撃と間合い無視の必中攻撃でレッドゴブリンのHPを削りながら、状態異常を悪化させる。

 そこにラグニアとブルーが攻撃が決まる。


「ラグニア、『ホワイトクロー』!リーフィアは距離を詰めて!ブルーは『フレイムフォース』!」


 ブルーの『フレイムフォース』はダメージよりもレッドゴブリン

 の視界を潰すことが狙い。

 この間にラグニアとリーフィアでレッドゴブリンを壁際まで追い詰める。


「リーフィア、『ダークスラッシュ』『ダークスラスト』!ラグニア、『ホワイトアタック』!ブルーは……」


 あれ、ブルーどこ行った?

 このまま距離を取ったまま魔法で攻撃――


「グギャァ!?」


 リーフィアとラグニアが詰めきれず、レッドゴブリンに逃げられそうになったけど、ブルーが『プロミネンスアタック』で押し込む。

 壁に激突したレッドゴブリンをリーフィアとラグニアの攻撃が炸裂して、残りHPが2割を下回る。

 そして、レッドゴブリンは狂乱モードに突入する。


 レッドゴブリンは回避能力が高い。

 前回の戦いで身に沁みて感じた。

 だから、レッドゴブリンが壁を背にする形でリーフィアとラグニアで囲み、ブルーが遠距離から狙い撃つ作戦だった。

 狂乱モードで素早さが上がってもそれで対応しようと思っていたけど、ブルーが勝手にリーフィアたちと合流した。

 おかげで突破されずに済んだけど。


 もし、作戦通りブルーが動いてたら持ち前の回避能力の高さでブルーの攻撃を回避した上で突破された。

 ブルーのおかげで有利に進められてるけど、狂乱モードレッドゴブリンに攻撃が当たらない。

 この狭いエリアで壁を背にしてる動きづらい状況なのに。


 最終的にリーフィアの『魂葬・断』がクールタイムから明けるまで粘られた。


【鬼灯蓮のプレイヤーランクがE→Dになりました】


 レッドゴブリンを倒した!

 Dランクに昇格した!


 ブルーがプルンプルン飛び跳ねながらこっちに向かってくると思ったらそのままオレに飛びついてきた。

 オレの腕の中でプルプルしてる。

 よしよし、なでなで、ブルーも勝てて嬉しいんだな。


 少しして落ち着いたタイミングでブルーは無事に?リーフィアが連れて行った。

 いつもと同じようにプルプルしてたけど、きっとリーフィアと勝てたことを喜んでいるだな。


「主、宝箱を開けてみてはどうでしょう?」


「あ、虹色宝箱!」


 勝ったことの余韻というか興奮し過ぎてリーフィアに言われるまで目の前にある虹色宝箱に気づかなかった。


 早速、虹色宝箱を開けてみるか。

 いざ、オープン!


【炎小鬼の鉤爪を手に入れました】


 合成素材か。

 使うならラグニアかな。

 潜在解放したばかりだし、Lvを40まで上げて進化させる時に合成するか。

 この先、もっといい感じのアイテムを入手するかもしれないしな。


 次はDランクのLv上限45までレベリングかな。

 最低でもLv40まで上げて、トーナメントに出る。

 Cランクの昇格条件を満たすのは、そう簡単じゃないし、時間をかけてゆっくり頑張ろ。

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