第31話 蜂蜜大好きハニーオーク
あれから3日間ほど経過した。
ここまでずっとLv上げを行って、ハイオークとのバトルも安定して勝てるようになった。
リーフィアとラグニアのLvが上がり、Eランクダンジョンでのバトルに慣れてきた。
もちろん、ブルーのLvも上がっている。
これならこのダンジョンのボスモンスターに挑戦してもいいかもしれない。
今のステータスはこんな感じ。
名前:ブルー Lv1→6
種族:スカーレットスライム
カテゴリー:一般種
HP:500
物理攻撃力:32
物理防御力:30
魔法攻撃力:50→55
魔法防御力:30
素早さ:30
SP:5→0
《スキル》
『プロミネンスアタックLv4』『電光迅雷Lv1→2』
『ファイアボールLv6』『プロミネンスLv4→5』
『スカーレットアローLv6』『フレイムフォースLv1→2』
『サンダーアローLv4』『鳴神Lv3』
『サンダーボールLv5』
『プチヒール』
『ディバインシールドLv5』
『火属性耐性Lv3』『物理耐性Lv3』
名前:リーフィア Lv13→25
種族:剣士
カテゴリー:人類種
HP:250→300(+10)
物理攻撃力:15→20(+9)
物理防御力:15→20(+1)
魔法攻撃力:0(+6)
魔法防御力:10
素早さ:15→17(+9)
SP:12→0
《スキル》
『閃撃Lv4→5』『魂葬Lv3』
『スラッシュLv3→5』『スラストLv3→5』
『カリスマLv1→2』new
《武器》
剣のリヴィングウェポンLv1→16
『物理攻撃力+4→9』『魔法攻撃力+1→6』『素早さ+4→9』
『闇属性付与』『闇属性強化Lv1→2』
《防具》
骸骨騎士の盾
『物理防御力+1』
名前:ラグニア Lv1→16
種族:ホワイトウルフ
カテゴリー:一般種
HP:200→250
物理攻撃力:13→17
物理防御力:10→15
魔法攻撃力:11→15
魔法防御力:10
素早さ:20→22
SP:15→0
《スキル》
『ホワイトアタックLv1→3』『ホワイトクローLv4→5』
『ホワイトファングLv4→5』『ホワイトダイブLv1→2』new
『プチシャインLv1→3』
『プチヒール』
まだリーフィアとラグニアのステータスはブルーと比べると見劣りするけど、『カリスマ』でどうにか誤魔化せてる。
ここのボスモンスターは蜂蜜大好きハニーオーク。
ダンジョンの名前である『豚蜜』はこのボスモンスターからきている。
具体的にどういうモンスターなのかは知らないけど、かなり強いらしい。
ボス部屋に入ると大きな樹にしがみつき、幸せそうに蜂蜜を食べているオークが目に入った。
オレたちが入ってきたことに気づくと幸せそうな顔が一転して激昴する。
「オデの蜂蜜奪う奴許さない」
なんか蜂蜜を奪いに来たと勘違いしてる。
ドライアドの時も思ったけど、こういう設定なのかな。
ブルーを軸にリーフィアとラグニアはサポートメイン。
さすがにボス戦はこっちでいこう。
「ブルー、『電光迅雷』!リーフィア、『閃撃』!ラグニア、『プチシャイン』!」
ブルーには近接戦をメインに担当してもらう。
リーフィアとラグニアは一撃もらえば瞬殺の可能性もある。
だから基本的に距離を置いて戦う。
ハニーオークはブルーが雷を纏い高速で突っ込んでいるのに対して、相変わらず樹にしがみついたまま。
しかも、その状態でなんと魔法を使ってブルーを迎撃する。
樹にしがみついたまま戦うの!?
意外と言うべきか、攻撃の密度が高く、『電光迅雷』を発動したブルーですら近づけない。
あの超スピードでも掻い潜れない攻撃密度。
これは厄介だけど、勝ち筋は見えた。
ブルーだけじゃ厳しいけど、リーフィアとラグニアがいればいける。
「ブルーはそのまま攻撃を続けて!リーフィアとラグニアはもう少し下がって」
まずはブルーにとにかく攻撃させる。
ハニーオークに常に攻撃してくるから迎撃する必要があると印象付ける。
ブルーは縦横無尽に動き回りつつ、魔法を撃ち合っている。
それでもブルーの方が手数で乏しく、劣勢。
でも、これでいい。
これがずっと続くわけがない。
すぐにクールタイムで攻撃が続かなくなる。
よし、きた!
今がチャンス!
「ラグニア、『ホワイトダイブ』!リーフィア、『魂葬』!」
光を纏ったライトウルフは相変わらず樹にしがみついているハニーオークに頭から突っ込む。
それと同時にリーフィアも接近を試みる。
ハニーオークが使える攻撃スキルは全てクールタイムに入ってると思っていた。
だけど、警戒されていたのか、『フレイムランス』がリーフィア目掛けて飛んできた。
「ブルー、『ディバインシールド』でリーフィアを守って!」
ブルーがリーフィアに向けて放たれた攻撃をシャットアウトする。
その後、ほぼ同時にリーフィアとラグニアの攻撃が炸裂する。
その衝撃で遂にハニーオークが樹から手を離した。
ハニーオークが樹にしがみつくのは何かしら意味があると思った。
だからリーフィアとラグニアの同時攻撃で引き剥がした。
ブルーは警戒されていたし、うまくいってよかった。
樹から引き剥がしたハニーオークは攻撃を一切してこなかった。
一目散に樹に戻ろうとしていた。
それを見たリーフィアとラグニアがハニーオークの前方に立ち塞がる。
「リーフィア、『スラッシュ』『スラスト』!ラグニア、『ホワイトアタック』『ホワイトクロー』!」
ハニーオークも樹に戻るとこを邪魔するリーフィアとラグニアに殴るなどの物理攻撃でどかそうとするけど、ダメージは大したことない。
ダメージは、ブルーとラグニアの『プチヒール』で回復が追いついてる。
それにリーフィアの攻撃でハニーオークはどんどん弱体化していく。
残りHPが2割を下回り、ハニーオークが狂乱モードに入ったけど、戦局は揺るがなかった。
それもこれもブルーがリーフィアとポジションを入れ替わったからだ。
さすがに狂乱モードのハニーオークの攻撃はデバフが入った状態でもリーフィアには重かった。
でも、ブルーならリーフィアの倍近い防御力の『ディバインシールド』と『プチヒール』で耐え凌げた。
そうして、ハニーオークを再び樹にしがみつかせることはなく、倒した。
あとで知ったことだけど、樹にしがみつかれたら魔法の雨嵐が飛んできていたとか。
ネット上の攻略サイトでも引き剥がさずに勝つのは、ほぼ不可能という評価だった。
ちなみに宝箱は銀色で"ハニーオークの蜂蜜"っていうアイテムだった。
こうして時間は流れ、遂にタッグEトーナメントの日を迎える。




