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Rewrite : Let's Monster Battle〜無限の可能性 進化と退化の軌跡〜  作者: 夕幕
第3章 タッグEトーナメント

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第30話 『豚蜜』

 めっちゃ強くなってる!

 潜在解放って強化イベント!?

 だから市川先生はこのダンジョンをオススメしたのか。

 いや、そのまえにあの異常に強いスライムはなんなの……


 ていうか、こんな強化イベントがあるなら最初から教えて欲しかった。


 まあでも、ステータスは全体的にかなり上がってる。

 スキルも『マジックシールド』が『ディバインシールド』に進化した。

 しかも、これ魔法攻撃だけじゃなく、物理攻撃も防ぐことができる。

『プチサンダー』も『サンダーボール』に進化してる。

 それに幾つかスキルを新規取得してる。

『フレイムフォース』に『電光迅雷』ってあのスライムが使ってたスキルだよな。


 ……ん?今 気づいたけど、種族がスカーレットスライムに変わってる。

 もしかして、あのスライムと同じスキルが使える感じか?

 だとしたら、かなりイメージしやすいな。


 タッグEトーナメントまで数日ある。

 前日には家に帰りたいし、それまで近場のEランクダンジョン『豚蜜』に挑戦して、強くなったブルーの力を試す。

 潜在解放でLv1になったし、Lv上げもしたい。


 ホテルから徒歩5分の場所に『豚蜜』はある。

 ここは一応、白黒モールという名前のショッピングモールとして一般客に利用されている。


 白黒モールの中にあるEランクダンジョン『豚蜜』に挑戦する。

 中に入ると1体のオークと遭遇した。

 このダンジョンは序盤に出てくるオークは武器や防具を持っていないからそこまで強くない。


「ラグニアは『ホワイトクロー』!ブルー、『スカーレットアロー』!リーフィアは『閃撃』!」


 1体しかオークはいないから集中攻撃で倒す。

 まずはラグニアが正面から突っ込む。

『スカーレットアロー』をオークの正面から放つ。

 しかし、時間差で放っていたブルーの『スカーレットアロー』とリーフィアの『閃撃』が直撃する。


「ブルー、『電光迅雷』!」


 先陣を切って突っ込んだラグニアに攻撃の矛先が向かないようにブルーが高速でオークとの距離を詰める。

 そのまま『電光迅雷』が決まって、オークの体勢を崩す。


「ラグニア、『プチシャイン』!リーフィア、『スラッシュ』!」


 そこにリーフィアとラグニアが追撃が決まって、オークを倒した。


 うん、序盤はオークが1体しか出ないと情報にあったし、このままLv上げをしよう。


 それからも序盤のエリアでオーク1体と戦い続けた。

 途中、敢えてブルーを戦いの軸から外してリーフィアとラグニアを軸に戦ってみた。

 ダメージを負ったら基本的にブルーが『プチヒール』で回復する。

 ブルーの『プチヒール』がクールタイムに入ってる時はラグニアが代わりに使う。

 それでも、安定とは程遠い結果だった。

 ヤバくなったらブルーに介入してもらって何とかしたけど、大きな欠点が浮き彫りとなった。


 一番は、攻撃スキルの数が少ない。

 それに加えてレベルとステータスが低い

 ただ、これはリーフィアの闇属性を付与した攻撃でデバフ・状態異常を付与できるからなんとかなった。


 これはブルーも最初はそうだったけど、一般種のモンスターにあるあるの問題だ。

 プレイヤーランクが低い時はいろいろと不足しがち。

 ただ、スキルの数を闇雲に増やしてもプレイヤーランクが上昇した時にスキルLvが低くて大変な思いをすることになる。

 このバランスが難しい。


 ポイントを使ってランダムスキルの書を購入したいけど、ブルーに使って二つしか買えない。

 よし!ここは思い切ってリーフィアとラグニアにランダムスキルの書を一つずつ使おうと思う。


 タッグEトーナメントに向けてブルーに使うべきかもしれないけど、潜在解放で新たにスキルを取得している。

 今はそれをしっかりと使いこなして、スキルLvを上げることに専念したい。

 それに今後のことを考えてリーフィアとラグニアに先行投資も必要。


 ランダムスキルの書を購入して使った結果がこれ。


 リーフィアは『カリスマ』という常時発動型のスキル。

 効果は味方モンスターのステータス上昇、スキルクールタイム低下でスキルLvが上がれば効果が上昇する。

 ラグニアは光属性の物理攻撃『ホワイトダイブ』。


 これでリーフィア、ラグニアの強化もできた。

 試しにオークと戦ってみる。


 ちょっと奥に進みながらオークを探すと3体見つかった。


「ブルーはさっきまでと同じで援護をお願い。リーフィアは『閃撃』『スラッシュ』!ラグニアは『ホワイトダイブ』!」


 リーフィアはいつも通り戦い、ラグニアは新スキルを使ってみる。

『ホワイトダイブ』は光属性の体当たりみたいな感じで、光り輝くラグニアが突進していく。


 そのまま順調にオークを倒した。


 正直、『カリスマ』は効果を感じられなかった。

 特殊スキルで常時発動型なんだけど、この類のスキルはLvが上がらないと効果を実感するのは厳しいかな。


 でも、先が楽しみだな。

 それに使えるスキルが増えたのも大きい。

 少しだけだけど、戦いの幅が広がった。


 数を重ねたことでブルーがサポート、リーフィアとラグニアが攻める。

 これもだいぶ形になってきた。



『豚蜜』挑戦2日目に突入。


 今日は昨日よりも更に奥に進む。

 リーフィアとラグニアのLvも上がってきた。

 ブルーの援護さえあれば、大丈夫。


 更に奥に進むとオークじゃなく、その進化したモンスター、ハイオークが出現する。

 ハイオークの特徴はオークよりも一回り大きい図体と武器を持っている。

 図体が大きい分、攻撃は当てやすい気がする。

 ただ、オークとは比べ物にならないほど攻撃は強力らしいので、そこは注意が必要。


 まずはさっきまでと同じ容量で戦う。


「リーフィアは『閃撃』『スラッシュ』!ラグニアは『ホワイトダイブ』!」


 ハイオークは即座に戦闘態勢に移行できなかったみたいで、こちらの初撃は見事に全て決まった。

 それでも大したダメージは与えられていない。

 まだリーフィアとラグニアじゃ攻撃力が足りてないけど、ブルーがいる。


 ラグニアの攻撃から一早く立ち直り、反撃に移ろうとしたハイオークにブルーの『電光迅雷』が決まる。

 ブルーは離れた場所にいたから警戒されていなかった。

 オークの不意を突く形となった。


 その後、リーフィアは単独でハイオークと渡り合っていた。

 ハイオークの重い一撃を盾を使って巧みに防ぎ、剣によるカウンター。

 与えるダメージは微々たるものだけど、確実にリーフィアが優勢。

 このまま任せても勝てると思うけど、さすがに時間がかかる。


 ブルーとラグニアもすぐに援護射撃する。

 それでいて、時折リーフィアに『プチヒール』を使ってHPの回復を行っている。

 広い視野で戦場が見えている。

 少し前のブルーはこんな器用なことできなかった。

 この短期間で成長してるって実感できる!


 その後、しっかりと連携してハイオークを倒した。

 最後の方はデバフでかなり弱っていたので、少しハイオークが可哀想に見えてしまった。


  今の状態でボス戦はブルーがいても厳しい思うし、それからもハイオークと戦い続けた。

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