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Rewrite : Let's Monster Battle〜無限の可能性 進化と退化の軌跡〜  作者: 夕幕
第3章 タッグEトーナメント

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第29話 ブルーの潜在解放

 市川先生に勧められたランク変動型ダンジョン『追憶の回廊』。

 ここにはきっと何かがある。

 それが何かはさっぱり見当もつかないけど、今は深く考えない。

 まずは『追憶の回廊』を攻略する。

 それができないとここまで来た意味がない。

 正直、ここの情報は調べてもあまり無かった。

 どれもこれも曖昧で情報が錯綜している感じ。

 どの情報が正しいのかわからなかったので、自分の目で見て確かめることにした。


 中は真っ白の空間になっていて、モンスターも何もいない。

 どういうことだろうって疑問に思っていたらオレの目の前にウインドウが表示された。


【追憶の回廊に挑戦しますか? はい いいえ】


 オレは「はい」を選択した。

 すると、今度は違うウインドウが表示される。


【ミラーリングを開始します……強化・最適化……完了。スカーレットスライムを召喚します】


 オレの前にブルーと似たような見た目をした赤色のスライムが姿を現した。


 スライムとのバトルってどういうこと?

 ……あれ?リーフィアとラグニアが召喚できない。


 プル、プルプル


 プル!?プルプル!!


 なにがなんだか理解できずにいると、スライムが雷を纏う。

 次の瞬間、あり得ないほど速い動きでブルーを弾き飛ばす。

 そのままわけもわからず、スライムを起点として全方位に炎が放たれ、ブルーのHPを0にした。


【挑戦者の挑戦失敗を確認。またの挑戦をお待ちしております】


 ……え、今なにが起きたの?


 オレは一度ホテルに戻った。

 30分経過してブルーが復活すると、プルプル!!と荒れていた。


 よしよし〜いい子いい子。


 ブルーを抱っこしてなでながら、リーフィアとラグニアを召喚して、バトルのアーカイブを一緒に見る。

 そこでいろいろと意見を出し合った。


「あの雷を纏った高速移動からの攻撃は動きが直線的ですね。スキル発動を確認した瞬間、動けば対処可能かと」


 おお〜なるほど!

 さすがリーフィア。

 たった一回見ただけでそこまでわかるのか。


「最後の火属性の魔法は全方位攻撃なので、『マジックシールド』で防ぐしかないかと」


 スカーレットスライムって名前から火属性特化してそうだし、ブルーとの相性はそこまで悪くないと思う。


 よし、対策は決まった。

 今日はゆっくりホテルで休もうかな。

 とりあえず、夕食を済ませるか。

 ホテル備え付けのレストランに向かう。

 白黒学園の生徒なので、夕食も無料で食べることができた。

 それから部屋に戻った。


 特にすることがない。

 強いて言うならオレの足下でブルーがプルプルしてるくらいかな。

 気付いたらブルーがいたって感じ。

 その後、リーフィアとラグニアが現われた。

 リーフィアはオレの足下でプルプルしているブルーを見ると微笑ましい顔でブルーを持ち抱えて離れて行った。

 ブルーがプルプルと抵抗している気がしたけど、気のせいかな。



 翌日、再び『追憶の回廊』に挑戦した。


 今度も初手は雷を纏った高速移動からの攻撃だった。

 リーフィアの言う通り、雷を纏った瞬間に動くことで回避できた。

 迸る雷が消えたのを確認して、『鳴神』で反撃する。


 しかし、スカーレットスライムの真上に透明なシールドが現れ、ブルーの『鳴神』を完全にシャットアウトされた。

 直後、再び火属性の全方位攻撃がブルーを襲いかかる。


「『マジックシールド』!」


 パリン!


 再びブルーが炎に飲み込まれた。

 しかし、前回と違って『マジックシールド』と火属性耐性』でダメージを2割ほどで抑えることができた。


 でも、ブルーの攻撃は防がれ、こっちは防ぎきれなかった。

 回復できるけど、長期戦はジリ貧になってこっちが不利。

 速攻で決めるしかない。


「ブルー、『サンダーアロー』『ファイアボール』『フレイムアロー』『プチサンダー』『プロミネンス』!」


 ブルーの攻撃スキル、『プロミネンスアタック』以外全て使って攻撃する。

 それに対し、スカーレットスライムも同じ攻撃を繰り出す。

 ブルーの放ったすべての攻撃が力負けし、ブルーに突き刺さった。


 プル……


【挑戦者の挑戦失敗を確認。またの挑戦をお待ちしております】


 それから何度も挑戦しては負けてを繰り返した。

 それもあって、スカーレットスライムについてわかったことがある。


 完全にブルーの上位互換。

 ブルーが使えるスキルは全て使える。

 同じスキルで撃ち合いになれば、威力はスカーレットスライムが勝ってブルーが負ける。

 それに加えてブルーには無いスキルも使える

 それらを掻い潜って攻撃を当てても、HPを削り切る前に『プチヒール』で回復される。


 ただ、何度も繰り返し戦ったことでスカーレットスライムの動きや戦い方に慣れてきた。

 というか、戦い方がワンパターン。


【ミラーリングを開始します……強化・最適化……完了。スカーレットスライムを召喚します】


 今日こそは勝つ。


 プルプル!!


 ブルーも気合十分。

 リーフィアとラグニアも一緒に作戦を考えてくれた。


 スカーレットスライムが雷を纏う。


「ブルー、躱して『プチサンダー』!」


 必ず最初に高速移動からの攻撃。

 これを回避して反撃するすると、シールドを展開して防がれる。

 だから、ここは一番威力が低い『プチサンダー』を使う。


 この次は火属性の全方位攻撃。

 これは『マジックシールド』で防ぐ。

 最初は貫かれていたけど、ここで繰り返し戦うことでスキルLvが上がってシャットアウトできるようになった。


「ブルー、ジグザグに動いて距離を詰めて!」


 ここで距離を取ったままいると魔法が飛んでくる。

 ただ、一直線に最短距離で突っ込んでも同じ結果になる。

 だから、ジグザグに動いて被ダメを少しでも抑えながら距離を詰める。


 ある程度、距離を詰めると『プロミネンスアタック』で反撃してくる。

 最初の高速移動とは違い、これはギリギリまで引きつけて回避する。


「ここ!こっちも『プロミネンスアタック』!」


 ドスッ!


 プルン、プルン


「今!『プロミネンス』『ファイアボール』『フレイムアロー』『サンダーアロー』『鳴神』!」


 いろいろ考えた。

 その結果、回復されたら勝ち目はない。

 そういう結論に至ったからここで倒し切る。


「これでラスト!『プチサンダー』!」


 最初に防がれたスキル。

 防がれる前提で使ったけど、それにクールタイムが一番短いスキル。

 あと少し足りない。

 そこを押し込むための一手。


【『追憶の回廊』のクリアを確認しました。ブルーの試練突破を確認。潜在解放を実施します】


 え?ちょっと待って。急すぎ。

 その試練とか潜在解放ってなに?

 しかも選択肢がない強制イベント!?


 プル?


 光り輝き始めるブルー。

 光が収まるといつもと何ら変わらないブルーがいた。


 プル、プル、プルン、プルプル


 名前:ブルー Lv1

 種族:スカーレットスライム

 カテゴリー:一般種

 HP:380→500

 物理攻撃力:19→32

 物理防御力:20→30

 魔法攻撃力:38→50

 魔法防御力:18→30

 素早さ:22→30

 SP:55→0


《スキル》

『プロミネンスアタックLv3→4』『電光迅雷Lv1』new


『ファイアボールLv5→6』『プロミネンスLv3→4』

『フレイムアローLv5』→『スカーレットアローLv6』new

『フレイムフォースLv1』new

『サンダーアローLv2→4』『鳴神Lv1→3』

『プチサンダーLv4』→『サンダーボールLv5』new


『プチヒール』


『マジックシールドLv2』→『ディバインシールドLv2→5』new

『火属性耐性Lv1→3』『物理耐性Lv2→3』

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