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第28話 お仕置き教育

「ぐわはははは、ドリィルは可愛がる愛人としてだけじゃなく、ヒトバイヤとの連絡係として使えるわけか」

 

 俺は早速カタログで「お試し」をすることにした。

 ヤリすぎるとヤミナルに嫌われるから、内緒でコッソリではあるけどな。


「ご主人様、今宵は私の処女を奪ってくださると思っていましたのに……この二名を注文されるとは……御主人様は意外とマニアックですの?」

「ぐわはははは、ちげーよ。こいつらを注文したのは俺のためじゃなく、お仕置きのためだ。おめーの処女は予定通りもらう」


 王国の地下牢にて、俺の前で露出の多いメイド服を纏ったドリィルとやりとりしていると、その背後から注文した奴らが現れた。

 俺がヒトバイヤに注文したのは、二人の奴隷。


「うほうほ」


  一人は『カマホール』という名の男。 全身毛むくじゃらで、見る者の心をざわつかせる異形の男。


「ぶひぶひ」


  もう一人は『デーブセン』という男。 腐臭漂う巨体で、存在そのものが圧迫感を放つ。

 二人とも共通しているのは、非常に醜い容姿で、そして変態だということだ。


「で、ご主人様はこの二人をどうされますの?」

「決まってる。俺に僅かでも逆らったやつらが二度と逆らえないように、心をへし折るほどの徹底的な教育を施してやろうと思ってなぁ。あと、お仕置きも含めて」

「……あら、それはそれは気の毒ですわね」

「そうかぁ? 処刑よりマシだろ~?」

「世の中には死んだ方がマシだと思うようなこともありますわ。それこそ……私もご主人様に買われずスカトロスキー氏に買われていたら、舌を噛み切ってましたわ」

「そうか、だが俺の方がマシだったかどうかはベッドの上まで経験しねーと分からねえぞ?」

「あら、それは楽しみですわ。イロカさんから予習はしてきましたので、ドンと来いですわ♥」


 と、そんなやり取りをしながら俺とドリィルはカマホールとデーブセンの二人を連れてガキどもの待つ牢へ行く。

 そしてそこには……


「あ、あんた、れ、レイヴァ……さん、いや、レイヴァ様! すんません、すんません、さっきはマジで生意気言いました、許してください!」

「わ、私も、もうご飯少ないとかわがまま言いませんから、どうか!」


 男三人、デブ女一人、四人一斉に俺に土下座する。

 どうやらかなりビビッてるようだ。

 まあ、もう遅いけどな!


「ぐわはははは、ダメだ、お仕置きはする!」

「「「「そ、そんなぁ……」」」」

「ただし、お仕置きするのは俺じゃねえ。お前らの教育係に、色々と分からせてもらおうと思ってな」


 そして、俺は牢の鍵を開けて横にズレ、


「ぐはははは、紹介する。このカマホールとデーブセンがしっかりお前らに礼儀ってものを叩き込んでくれるぜ」


 と、俺はガキどもをニヤニヤ見ながら言うと、ガキどもはその視線を追って、俺の後ろを見た。 そこにいるのは、先ほど召喚した二人の奴隷。

 ガキどもの目が点になり、絶句する。



「「「「ひ、ひいいいいい!!!!???」」」」


「うほっ♥」


「ぶひっ♥」



 見た瞬間、ガキどもは驚愕の表情を浮かべた。

 そして、恐怖する。

 そりゃそうだろ。 だって、カマホールは全身毛むくじゃらの筋肉男だし、デーブセンはデブすぎて人間じゃないみたいだし。

 どっちも全裸だし。

 そんで二人とも、目つきが異常にギラギラしてるし。

 そんな二人を前にして、ガキどもはガタガタと震えていた。


「ひいいいいい!!! あ、あたし……!? 無理! 絶対に無理! デブス男が相手とかマジ無理! せめて普通のイケメンに犯されたい!」

「うふふふふ、ブヒブヒブヒブヒブヒ♥」


 デブの男が近づいていく。デブの女は壁に張り付いて必死に拒絶していたが、デブ男は容赦なく女に近寄ると、その手を掴み、強引に引き寄せた。


「ひ、嫌! 離せ、離せよ、このブタ野郎! 助けて、ひいいいいいいい!!」


 そして、男たち三人は牢の隅に追いやられ、そこにはカマホールが立ちはだかった。


「うほっうほっうほっ♥」

「「「ひぃぃぃぃぃ」」」


 そして男三人にカマホールがのしかかっていく。



「うほぉぉぉぉぉ♥」


「「「うぎゃあああああ」」」


「や、やめろ、来るな、来ないでくれぇぇぇぇ」


「ぶひひひひ、ぶひぃぃぃぃ♥」


「あぎゃぁぁぁぁぁ!? やめてぇぇぇぇぇ!?」



 そして熱く濃厚な教育指導が始まった。

 しかし、あまりにも悍ましくグロい光景で、流石の俺も吐きそうになる。


「あーあ、ご愁傷様ですわ。ご主人様、これはお仕置きとしては最高の仕置きですわね♥ これで二度とご主人様に逆らいませんわ♥」

「ぐわははは、まあ、そうだな」


 と、そんな風にドリィルは笑顔だったが、俺は苦笑していた。


「さて、気持ち悪い光景をこれ以上は見る気ねえ。さあ、俺達はラブラブしようぜ、ドリィル。二時間後ぐらいに戻ってくりゃいいだろ」

「ええ、では二時間たっぷり、ご主人様に可愛がってもらいたいですわ♥」


 と、そんな感じで俺とドリィルは地下を出た。

 ガキどもの悲鳴など振り返りもせず、ドリィルの美貌を抱き寄せながら、まずはキスをする。


「んっ♥」


 ドリィルは俺に抱き寄せられ、嬉しそうに目を細める。

 そして、部屋に戻った瞬間、ドリィルはスカートをたくし上げ……


「ご主人様、どうぞご賞味くださいまし♥ 処女を捧げますわ♥」

「ぐへへへへ、じゃ、遠慮なく……」


 大変美味しくいただきました。




 ちなみに二時間後、四人のガキどもは人も性格も変わったかのように素直になり、二度と俺に逆らうことも、相棒やクロカワやイロカに毒づくことも無くなった。





【回数状況】

・姫騎士勇者ヤミナル:21回

・異世界黒ギャル・花見色香:10回

・菓子職人美女シガー:5回

・金髪ロール奴隷令嬢ドリィル:6回


 

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2時間で6回とか猿ですか
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