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幸せの代償

「やった・・・完成だ!」







現在から数年後の日本で、ある科学者が最高の発明をした。



科学者が発明したのは、土地が少ない所や食料自給率がほとんど無いといった日本の弱点を、



全て解決できるという夢のような機械だった。



しかし、それを発明した科学者はすぐに死んでしまった。



機械はすぐ政府に回収されたが、使い方は分からない。



ただひとつあった説明書には、差込口に免許証か保険証を入れると書いてあった。



そして裏面に






―――――――――――幸せになりたい人、使ってください――――――――





と書いてあった。政府は機械の性能を調べるために、犯罪者で実験することになった。



犯罪者の免許証を入れると、機械が起動した。



「こんにちは!寿命を半年間縮めることで、あなたの願いを叶えます。


 

 あなたの願いは何ですか?」



「寿命を半年間!?それだけで願いが叶うのか?」



「よし、じゃあとりあえず刑務所を抜け出したい!」



「承知いたしました。」









数分後・・・・


「おいっ、いつまで待たせんだよ!」








ガチャ「もう出ていいぞ。」警察官がドアを開けた。



「さっき真犯人が捕まったんだよ」



犯罪者は喜んで刑務所を出た。






――――― 一方、一部始終を見ていた政府の人間は、驚きのあまり口を開けなくなっていた。









会議の結果、この機械は量産されるようになった。
























日本の人口は、ついに1億人を切った。



しかし、その分だけ食料自給率は上がり、1人当たりの土地は広がった。












ホームレスなど、この国にはいない。



誰もが胸を張ってそう言えるようになった。




ホームレスたちは支給された機械に、自分の家が持ちたいと言ったのだ。




その度、機械で寿命が減った人間が死んでいった。そして土地が開く。







人間は何か損すれば機械に願いを叶えてもらった。


























そうして、人々は笑顔になった。
























科学者は笑顔を開発した。







しかし、機械を作ったのは彼ではない。








彼は機械に願いを叶えってもらっただけなのだ。























―――――――――この機械が発明できることを――――――――

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