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それが俺なのだから (後編)

新人刑事のおかげで30分もかからずに、キャンプの参加者が集まった。



俺は口を開いた。

















「皆さん、犯人はこの中にいます。」



キャンプの参加者の中にどよめきがこぼれた。



無理も無い。このキャンプは無料参加型のキャンプのため、


参加者は食い物を求めてきたホームレスたちばかりなのだ。


当然、周りの人間は信用できるはず、無い。



「皆さん、安心してください。もし犯人が周りの人間に危害を加えようとした場合、


 俺が銃でうちます。」























「さて、犯人はなぜ殺人を犯したのでしょうか?



 























 そんなことに理由はありませんよ。」



参加者の中から声がこぼれた。「ちょっと待てよ」


「なんであんたがそんなこと言えるんだよ?」























「すべての真実を知っているからです。


 いや、そんな言い方じゃ納得しませんか・・・」




















「なぜなら・・・・












 














 






 それが俺だからです」




その瞬間、日本から警察が消えた。



それが答えだった。






「みなさん、今、俺の仲間が全国の警察庁を爆破しました。



 あなた方はあいつらのせいで、ずいぶん辛い想いをされてるはずです。



 その仕返しをしてやりましょう。


 

 今から警察の人間全ての住所が書いてある紙を配ります。」



こいつらからすべてを奪ってやりましょう!そして紙をばらまいた。


















ホームレスたちがいっせいに動き出した。



皆、転がるようにして紙を拾った。金目の物を目当てに、近くの警官に飛びつく者もいた。



新人刑事もご覧のありさまだ。



勝った。俺、警察に勝ったんだ。



昔、俺は無実の罪で捕まったことがあった。でも、そんなことどうでも良かった。



何より今は、自分の使命を全うしたという、達成感でいっぱいだった。



喜びの声をあげるホームレスがこちらに向かってきた。



祝福の声が聞こえてくる・・・・・






















「あいつの物全部奪えー!」「この世から警察を消すんだー!」




















「あいつも警察だー!」





















今度はこいつらも消そうかな?

              

              ―――――それが俺なのだから―――――

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