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第九十三章
「そこをどけ。というかなぜ冒険者がここにいるのだ?冒険者たちは今頃、タルノス様の奴隷として働いているはずだが」
一人のITRの隊員がテイとユミヤに言った。
「もしかすると、前に派遣された隊員たちも全員倒されたのかもしれませんね」
「そういうことか。だから前に派遣された隊員たちと連絡が取れなかったんだな。だが今は二人だ。それも魔王でもなんでもない、ただの冒険者だ。殺せー」
そして十五人の隊員たちはテイとユミヤに斬りかかったのだった。
「たったの十五人か。もっと来ないとこのSSランク冒険者の俺には勝てないぜ。ふ矢す」
そう言い、ユミヤは自分の体に矢を刺したのだった。するとユミヤは十人に分身したのだった。




