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第八十七章ここは俺一人で行く
「まだ生きているのか。この斬撃で生きていたのはお前たちが初めてだ」
「今度こそ、お前が再生できないくらいぶった斬ってやるよ」
自然の魔王はそう言いながら立ち上がったのだった。
「斬れるものなら斬ってみろ」
すると、本部からタルノスの五百人以上の部下が出てきたのだった。
「こんなにいるのか」
ルカが言った。
「ルカ、お前はもう戦えそうにない。お前も逃げろ。ここは俺一人で行く」
「いけます」
ルカは立ち上がったのだった。
「そうか。もうどうなっても知らねーぜ。ここからは生きて帰れる保証はねーがいいのか?」
「いいです」
「よし、じゃあ行くぞ」
そして二人は走ってタルノスの部下たちに斬りかかったのだった。




