第八十六章嘘
自然の魔王は飛んでくる空気弾をよけながらタルノスに近づいていたのだった。
なぜ、空気弾があたらないんだ。
「なぜ空気弾があたらないんだって顔してるじゃねーか。教えてやるよ。なぜ俺にあたらないかを」
自然の魔王はそう言いがながら、タルノスの腕を斬り、ソールとルカは後ろから心臓を貫いたのだった。
「俺は透明の魔力が見えるんだ。すごいだろ」
「何がすごいんだ。この僕の腕を斬り心臓を貫いたところで僕には勝てない」
すると、タルノスの貫かれた心臓と斬られた腕が再生し始めたのだった。
「⁉」
自然の魔王たちはびっくりしたのだった。
「僕は魔力を心臓の細胞と腕に変えて再生させているんだ」
「おいおい、魔力で変えられるのは攻撃だけじゃなかったのかよ」
自然の魔王が言った。
「あれは噓だよ。本当の僕の能力は魔力をなんにでも変えられるのだ。だって本当のことを言うと逃げるかもしれないだろ。だからあえて嘘の能力を言ったのだ。ってことで僕を倒すのはあきらめたまえ。このままどこを斬ろうと僕は再生するのだ。結果、僕はこの異世界で一番強い悪魔なのだ。それでは決着をつけようではないか」
そしてソールはこのことをハツたちに伝えるために、ちょうちょになりITR本部の反対側に飛んだのだった。
そして、タルノスは魔力を斬撃に変え、四方八方に飛ばし自然の魔王とルカは剣で防いだが防ぎきれず体を斬り裂いたのだった。そしてルカの防ぎきれなかった斬撃はソールのところまで飛び、少し右の羽をかすったのだった。




