第八十五章逃げろ
自然の魔王と剣の魔王ソールの剣は軽々しくよけられ二人は腹をぶん殴られすごい勢いで戦車に直撃したのだった。
そして虫の魔王ダハチの心臓には穴が開き死んだのだった。
「おいおいやばすぎだろ。どうすりゃいいんだよ。このままじゃ俺たちも殺されてしまう」
テイが言った。
「確かにな。とりあえず、逃げようぜ」
シムが言った。
するとその時、戦車隊の戦車すべてが燃え始めたのだった。
「いったいどうなってるの」
ハツが言った。
そして戦車が燃え、中に乗っていたハツたちの仲間も死んでいったのだった。
「いったい何をしたんだ」
ハツの秘書のルカが聞いた。
「魔力をライターに変えたんだ。どういうことかというと、いま僕の手には透明のライターがある。そしてこの透明のライターが魔力なのだ。指をパチンっと鳴らすと僕が燃やしたいと思ったものを燃やせるのだ。すごいだろ。次は自然の魔王たちを燃やしてやってもいいぞ」
「調子にのるのも、そこまでにしろ。今度こそ自然の魔王のこの俺と剣の魔王の俺たち二人でぶった斬ってやるよ。なぁそうだよな。ソール」
そう言いながら、自然の魔王とソールは立ち上がったのだった。
「その通りだ。おい、テイさっきシムが言ってた通り、お前たちは逃げろ。ここは自然の
魔王と俺の二人に任せてくれ」
「でも」
「このままいくとお前たちも最終的に殺され全滅するぞ」
「ソールの言うとおりだ。とりあえず、ここはいったん逃げるぞ」
ユミヤが言った。
「俺たちもすぐにお前たちの魔力をおって追いつく」
「わかった。絶対死ぬなよ」
「この俺たちが死ぬわけないだろ」
するとその時、ソールたちの横にルカも並んだのだった。
「どうしたんだ?お前もハツたちと逃げろ」
「私も戦います。そして絶対に倒します」
「そうか。おい、ハツはそれでいいのか?」
「いいよ」
それにしても、ルカも成長したなぁー。
そう言いながらハツはダハチの死体を背負ったのだった。
「おいおい、何で死体なんか、持っていくんだ」
「とりあえず行こうか。なんで持っていくかは後でわかるから」
そして、テイたちはITR本部と逆方向に走ったのだった。




