表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/242

第八章心臓

チート冒険者ムシジが転生者取り締まり連合ボス武藤静香を倒してから五分後。テイたち五人もITR本部に到着したのだった。

「いったい何があったんだ?ムシジ」

テイが言った。

「転生者取り締まり連合のボスを倒したんだ」

「なんだと⁉それでITRのボスはどこにいるんだ?」

剣の魔王ソールが言った。

「どうやら、ボスの仲間に殺されたようだ」

「殺されただと。それでそのボスを殺した奴はどこにいるんだ?」

「そいつも倒した」

「そうか。さすがチート冒険者だな」

「あのーちょっといい?あそこで倒れてるのが転生者取り締まり連合のボスよね」

水の魔王ニューズが聞いた。

「そうだぜ」

「なんか、動いてるんだけど」

「なんだと⁉」

そしてムシジが後ろを振り向くと、武藤静香は立ちあがったのだった。

「おいおい、まだ生きてんのかよ」

ムシジが言った。

するといきなり、静香は自分の心臓を右手で引っ張り出してきたのだった。

「おいおい、いったい何やってんだ」

すると心臓がしゃべりだしたのだった。

「この体でも結構転生者を殺したし、次はチート冒険者ムシジお前の体に乗り移ってやる」

「乗り移れるものなら乗り移ってみろ。お前が俺を乗り移る前に俺たち六人でぶっ倒したのだった」

まさか心臓が本体だったのか。だから十年前に倒したボスと一緒の魔力をしていたんだな。

すると、心臓に手足が生えたのだった。そして武藤静香は倒れたのだった。

「倒せるものなら倒してみろ」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ