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第六十七章

深夜一時。

現在の気温十五度。

ITKのボスは二百人の部下を連れ、ITR本部に歩き始めたのだった。

「絶対に勝って逮捕するぞー」

そのころ、テイとユミヤは開発室の外でITRの奴らが来ないか二時間以上見張っていたのだった。

「今のところ、だれも来てねーな。それにしても人一人いねーよな」

テイが言った。

「そりゃそうだ。たぶん、抜け出せないんだろうな。俺たちだって、悪魔の魔王が馬小屋を開けてくれなかったら出られないままだっただろうな」

「確かにな。そういや、悪魔の魔王は何やってんだ?シムと一緒に寝てんのか?」

「さぁな。さっきトイレで開発室に戻った時は机の上でぼーっとしていた」

「それにしても気温上がってきたよな」

「そうだな」

すると、開発室がある洞窟から開発の魔王ハツが出てきたのだった。

「二人とも見張りありがとうね。とりあえず、六時ぐらいから私の仲間がいる砂漠に向かおうと思うんだけどいいかな?」

「いいぜ。ユミヤもいいよな?」

「いいぜ。結局水池王国に戻っても、奴隷として働かされるだけだしな。このまま進むほうが確実にボスを倒すのにちかづける」

「そういや、ニューズには何も言わないで来たけど大丈夫だよな」

「いけるだろ。それにあの王国はあいつのものだ。もし何かあったらどうにかするだろ」

「そうだよな」

ここは剣の魔王ソールの屋敷。

そして剣の魔王ソールの部屋に一人の男が入ってきたのだった。

ここはソールの部屋。

「お前何者だ?よく俺の部屋までこれたな。ここに来るまでに五人の部下がいただろ」

「お前の部下ならすべて殺し魔力を吸い取った」

「なんだと⁉」

「剣の魔王お前の魔力も吸い取らしてもらう」

そう言い、男は斬りかかってきたのだった。

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