第六十章岩
夜八時四十五分。
現在の気温十三度。
テイたちは近くにあった座れそうな岩に座り休憩していたのだった。
「それにしても、まさかムシジに弟子なんかいたんだな。そういや、まだ自己紹介してなかったな。俺の名はSランク冒険者テイ。年は十七だ。そういやシムは何歳なんだ?」
「俺は十歳だ」
「俺はSSランク冒険者ユミヤだ。このスライムはチート冒険者ムシジを殺した悪魔の魔王だ。俺が今はスライムにしている」
「このスライムが⁉ムシジがこいつに殺されたって話には聞いていたけどまさか、スライムになっていたとは。もう今は仲間になったってことか?」
「まっ、そういうとこだ」
「ところで二人はムシジとはどういう関係だったんだ?」
「俺たち二人はムシジと仲間だったんだ。一緒に心臓の悪魔とかも倒したぜ」
テイが言った。
「えーっ。そういや、とある冒険者も一緒に倒したって言ってたけどそれってお前の事だったんだな」
「たぶんな」
「よし、そろそろ行くぞ」
「どこに行くんだ?」
「開発の魔王のところだ。お前も来るか?来てもいいが俺はお前を守れる保証はない。自分の身は自分で守ってくれ」
「まっ、危ない時は俺が守ってやる。それにいざとなったら悪魔の魔王もいるしな。もし危なくなったら、解除してくれよな」
「二人とも俺の事なめてないか。お前らなんかに守ってもらわなくたって俺は大丈夫だ」
「その調子だ。よし、行くぞ」




