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第六章
ここは火の魔王ヒーノがいる火焼き王国。
火の魔王の部屋。
ヒーノはパソコンで書類整理をしていたのだった。
「あーっ。めんどくせ。ハクション。この季節は花粉がやばいぜ。誰か花粉症を消滅させる魔法とか持ってねーかな」
するとその時、ドアがノックされたのだった。
「今、開ける。ちょっと待て」
そしてヒーノがドアを開けると、テイ、水の魔王ニューズ、ポーション魔王ポーショ、ポーショの助手のコト、剣の魔王ソールの五人が立っていたのだった。
「全員おそろいでどうしたんだ?」
「ムシジから脳内伝言で来たんだ。ITR本部で転生者取り締まり連合のボスと戦っていると」
ソールが言った。
「なんだと⁉それは今すぐ向かわねーとな」
そして五人はITR本部に向かったのだった。