第二十八章イカレタ高校生前編
次の日。
朝八時。
テイとチート冒険者ムシジは水池王国にある、展望台から街を眺めていたのだった。ちなみに展望台は延焼してから、建て直されたのだった。
「それにしても、今のところ水池王国自体は平和だな」
ムシジが言った。
「そうだな。それにしても、はやく奴らの居場所を見つけないとな。このままじゃ異世界中に悪魔やモンスターがばらまかれて大変なことになるし、マソに危害が及ぶかもしれないしな」
「そうだな。ITRも捜査しているし、今はどうしよもないな。そうだ、少し俺がチート冒険者になるまでの話でもしてやろうか」
「そういや、ムシジの過去に触れたことなかったな。気分転換になるし、してくれ」
「俺実は転生者なんだ」
二十五年前。
俺の名は無死治弘隆。ヤンキーじゃねーけどイカレタ高校生だ。
朝六時三十分。
無死治の家。
ピピピピピピ。
「うるせーな」
無死治はそう言いながら、机の上に置いていた、目覚まし時計のボタンを押したのだった。
すると、いきなりお母さんが部屋のドアを開けたのだった。
「仕事行ってくるから、ごみ出しといてね」
そう言い、お母さんは無死治の部屋にゴミを投げ込んだのだった。そしてお母さんは部屋を閉めたのだった。
「あーっ。めんどくせ」
そして五分後。
「ぽいっ」
無死治は部屋の窓からごみを落としたのだった。そしてそのごみが家の前を歩いていたヤンキー三人のうち一人に直撃したのだった。
「いてっ」
「どっからだ」
「この家からです」
「またか」
「今度こそぶっ飛ばしてやるぞ」
そしてヤンキー三人は無死治の家のインターホンを押したのだった。
そして無死治はインターホンの画面を見たのだった。
「また、俺が落としたごみが直撃したのか。今回は逃げ道がなさそうだな」
いや、あるな」
そう言い、無死治は裏口にあるバイクを二階にある自分の部屋までもって行き、カバンを背負い部屋の外からヘルメットをしバイクに乗り、勢いをつけて、窓に向かって発進させたのだった。そして窓を突き破り、空中でバイクを乗り捨てたのだった。そして乗り捨てたバイクは三人のヤンキーに直撃しかけ三人は避けたのだった。
そして無死治はでんぐり返しをしまくり、高校につづく坂道を下ったのだった。
「ちっ。まさかバイクで登場するとはな」
「そうですね」
「明日こそぶっ倒してやるー」
みなさんこんにちは爆裂ボムです。
そういや、書いてて思いましたが、ましでムシジの過去に触れるのって初めてだなって思いました。




