第二十二章ボディガード
次の日。
ここは水の魔王ニューズの部屋。
部屋には、ニューズの他に剣の魔王ソール、テイ、マソの三人がいたのだった。
「それにしても、大変なことになったな。まさか会議前に仕掛けに来たとはな。とりあえずマソ、お前にはこれから会議がおわるまで、俺の優秀な部下をボディーガードとしてつける」
ソールが言った。
「おいおい、ボディガードをつけるのは、いいだろうけど、会議には魔王と招待された奴しか参加できないんじゃなかったのか?」
テイが聞いた。
「そうよね」
ニューズが言った。
「一応会議に参加する魔王の部下も参加できるんだ。ただし、ほかの魔王とかの意見とかについて口出しをするとその場で首が飛ぶ。ようするに会議自体には参加できないってことだ。あくまで、ボディーガードとかコーヒーを入れるだけだからな。まっ、戦いとか言い争いとかになった時は別だがな」
「ふーん」
「ってことでマソ君もそれでいいか?」
「いいです。むしろ安心です」
「なら早速紹介しよう。俺の優秀な部下二人だ。入ってこい」
すると、部屋に男二人が入ってきたのだった。
「これから、君のボディガードをするハリとセンだ。右がハリで左がセンだ。この二人十年前はSランク冒険者で結構活躍していたんだぜ」
「へーっ。よろしくお願いします」
「こちらこそ」
二人同時に息ぴったしに言ったのだった。
「普段は魔力を消して二人とも隠れてみていると思うが呼べばすぐに現われるだろうから、何かするときは気軽に呼べ」
「わかりました」
「それでは会議が終わるまで命に代えてもこの子を守れ」
「はい」
会議まで、あと四日。




